コンテンツにスキップ

「アンドリュー・ロマイン」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
FA
Cewbot (会話 | 投稿記録)
26行目: 26行目:
* {{仮リンク|トラブコヒルズ高等学校|en|Trabuco Hills High School}}
* {{仮リンク|トラブコヒルズ高等学校|en|Trabuco Hills High School}}
* [[アリゾナ州立大学]]
* [[アリゾナ州立大学]]
* [[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス]] (2010 - 2013)
* [[ロサンゼルス・エンゼルス]] (2010 - 2013)
* [[デトロイト・タイガース]] (2014 - 2017)
* [[デトロイト・タイガース]] (2014 - 2017)
* [[シアトル・マリナーズ]] (2018)
* [[シアトル・マリナーズ]] (2018)
48行目: 48行目:
[[ファイル:Andrew Romine on September 18, 2011.jpg|thumb|280px|left|ロサンゼルス・エンゼルス時代<br /> (2011年9月18日)]]
[[ファイル:Andrew Romine on September 18, 2011.jpg|thumb|280px|left|ロサンゼルス・エンゼルス時代<br /> (2011年9月18日)]]


{{by|2007年}}の[[2007年のMLBドラフト|MLBドラフト]]5巡目(全体178位)で[[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス]]から指名され、6月25日に契約。
{{by|2007年}}の[[2007年のMLBドラフト|MLBドラフト]]5巡目(全体178位)で[[ロサンゼルス・エンゼルス]]から指名され、6月25日に契約。


{{by|2010年}}9月24日にメジャー初昇格を果たし、同日の[[シカゴ・ホワイトソックス]]戦でメジャーデビュー。9月26日には、メジャー初安打を放った。
{{by|2010年}}9月24日にメジャー初昇格を果たし、同日の[[シカゴ・ホワイトソックス]]戦でメジャーデビュー。9月26日には、メジャー初安打を放った。

2021年9月11日 (土) 23:34時点における版

アンドリュー・ロマイン
Andrew Romine
デトロイト・タイガース時代
(2017年8月6日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州ポーク郡ウィンターヘイブン
生年月日 (1985-12-24) 1985年12月24日(38歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 内野手外野手
プロ入り 2007年 MLBドラフト5巡目
初出場 2010年9月24日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

アンドリュー・ジェームズ・ロマインAndrew James Romine, 1985年12月24日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ポーク郡ウィンターヘイブン出身のプロ野球選手内野手外野手)。右投両打。現在は、フリーエージェント(FA)。

愛称はロボムRobomb[1]

経歴

プロ入り前

2004年MLBドラフト36巡目(全体1082位)でフィラデルフィア・フィリーズから指名されるが、契約せずにアリゾナ州立大学へ進学した。

プロ入りとエンゼルス時代

ロサンゼルス・エンゼルス時代
(2011年9月18日)

2007年MLBドラフト5巡目(全体178位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名され、6月25日に契約。

2010年9月24日にメジャー初昇格を果たし、同日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。9月26日には、メジャー初安打を放った。

2011年3月29日に傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズへ異動。6月12日にアルベルト・カヤスポ故障者リスト入りしたことに伴ってメジャーに昇格した。

2013年3月2日にエンゼルスと1年契約に合意。5月3日にAAA級ソルトレイクへ降格。8月14日に再昇格した。

タイガース時代

2014年3月21日にホセ・アルバレスとのトレードで、デトロイト・タイガースへ移籍した[2]。タイガースでは、前年からの倍増となる94試合に出場。打率こそ大きく落とし.227に終わったものの、メジャー初本塁打を記録したほか、250打数・二桁得点・50安打・5二塁打・二桁盗塁・二桁四球等のラインを初めてクリア。飛躍のシーズンとなった。

2015年、内野のユーティリティとしてプレーし、前年の自己記録を更新する109試合に出場した。打撃面では打率.255・2本塁打・15打点という成績を残したほか、2シーズン連続で二桁盗塁を決めた。守備では内野の全ポジションと左翼手を守り、一塁手以外の内野の各ポジションでは、いずれもプラスのDRSをマークした。

2016年も引き続きユーティリティとして起用され、2シーズン連続で109試合に出場。打撃面では打率.236、2本塁打、16打点、8盗塁(盗塁死0)という成績を残したほか、キャリア初の三塁打(2三塁打)も放ち、スピード面で実力を発揮した。守備面では前年にも増して多才ぶりを見せ、捕手以外の全ポジションで試合に出場。最も多かったのは三塁手の44試合で、1失策守備率.977、DRS +1というまずまずの内容だった。次いで22試合で中堅手を守り、無失策・DRS0とこちらも無難な守備を見せた。20試合で守った一塁は無失策ながらDRS - 1と、平均をぎりぎり下回った。更に遊撃手は14試合で守備に就き、1失策・守備率.978・DRS - 2と10試合以上で守ったポジションではワーストクラスの内容だった。そして、二塁手では12試合で無失策・DRS0という、内外野の違いがあるとは言え、中堅と同質の守備成績を記録。右翼手は2試合で守っただけながら、無失策かつDRS +1と平均以上の内容。左翼手は1試合だけだった。最後に投手としては、0.2イニングで2四球を与えたが、無安打無失点で切り抜けた。

2017年もユーティリティとして重宝され、9月30日のミネソタ・ツインズ戦ではメジャー史上5人目の1試合全ポジション守備を記録した。この試合は「8番・左翼手」で先発出場し、イニングごとにポジションを変え、8回裏には投手としてマウンドに上がって打者一人(ミゲル・サノ)を三塁ゴロに抑えてホールドを記録した[3][4]

マリナーズ時代

2017年11月2日にウェイバー公示を経てシアトル・マリナーズへ移籍した[5]

2018年10月29日にFAとなった[6]

フィリーズ傘下時代

2019年1月11日にフィリーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。3月22日に契約を解除されたが[7]、25日に再びマイナー契約を結んだ。この年は傘下のAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスでプレーし、106試合に出場して打率.289、8本塁打、53打点、21盗塁を記録した。オフの11月4日にFAとなった[6]

レンジャーズ時代

2020年1月にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約(昇格なら年俸90万ドル)を結んだ[8]。7月23日に自由契約となった[9]

その後、9月15日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだ[10]。24日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[11]。オフの10月28日にFAとなった[6]

家族

父のケビン・ロマイン英語版1985年から1991年までボストン・レッドソックスでプレーしていた外野手だった。弟は捕手オースティン・ロマイン

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2010 LAA 5 12 11 0 1 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 4 0 .091 .091 .091 .182
2011 10 18 16 2 2 0 0 0 2 0 1 0 1 0 1 0 0 6 0 .125 .176 .125 .301
2012 12 21 17 2 7 0 0 0 7 1 1 0 1 0 3 0 0 3 0 .412 .500 .412 .912
2013 47 123 108 9 28 3 0 0 31 10 1 0 6 1 7 0 1 24 2 .259 .308 .287 .595
2014 DET 94 273 251 30 57 6 0 2 69 12 12 2 4 0 18 0 0 60 5 .227 .279 .275 .554
2015 109 203 184 25 47 5 0 2 58 15 10 5 4 1 11 1 3 46 4 .255 .307 .315 .622
2016 108 194 174 21 41 5 2 2 56 16 8 0 3 0 13 0 4 38 5 .236 .304 .322 .626
2017 124 348 318 45 74 17 2 4 107 25 6 4 2 2 22 0 4 67 7 .233 .289 .336 .625
2018 SEA 72 131 119 15 25 2 1 0 29 2 1 0 4 0 7 0 1 39 2 .210 .260 .244 .504
2020 TEX 2 4 4 1 1 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .250 .250 .500 .750
MLB:10年 583 1327 1202 150 283 39 5 10 362 81 40 11 26 4 82 1 13 288 25 .235 .291 .301 .592
  • 2020年度シーズン終了時

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2014 DET 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 7 1.0 4 2 0 0 0 1 1 0 3 3 27.00 4.00
2016 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 4 0.2 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0.00 3.00
2017 2 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 6 1.0 1 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0.00 2.00
2018 SEA 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 17 3.0 5 1 2 0 1 0 1 0 5 5 15.00 2.33
MLB:4年 7 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 34 5.2 10 3 5 0 2 1 2 0 8 8 12.71 2.65
  • 2020年度シーズン終了時

背番号

  • 73(2010年)
  • 18(2011年 - 2013年)
  • 27(2014年 - 2015年)
  • 17(2016年 - 2017年)
  • 7(2018年)
  • 6(2020年)

脚注

  1. ^ Tigers Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月13日閲覧
  2. ^ Detroit Tigers acquire Andrew Romine from the Los Angeles Angels of Anaheim in exchange for Jose Alvarez” (英語). MLB.com (2014年3月21日). 2014年3月22日閲覧。
  3. ^ Romine plays all 9 positions in win over Twins” (英語). MLB.com (2017年9月30日). 2017年11月13日閲覧。
  4. ^ ロマイン“九刀流”達成 米史上5人目1試合で全ポジション守る”. スポーツニッポン (2017年10月2日). 2017年11月13日閲覧。
  5. ^ Greg Johns (2017年11月2日). “Mariners claim IF/OF Romine from Tigers” (英語). MLB.com. 2017年11月13日閲覧。
  6. ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2020年11月17日閲覧。
  7. ^ Jeff Todd (2019年3月25日). “Rockies Sign Drew Butera” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年4月4日閲覧。
  8. ^ 阪神契約解除のソラーテがブレーブスとマイナー契約”. nikkansports.com (2020年1月16日). 2020年1月16日閲覧。
  9. ^ Steve Adams (2020年7月23日). “White Sox Designate Carson Fulmer For Assignment, Sign Ryan Goins To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月5日閲覧。
  10. ^ Rangers Sign Andrew Romine” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月16日閲覧。
  11. ^ Rangers Designate Nick Goody, Select Andrew Romine” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月24日閲覧。

関連項目

外部リンク