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=== プロ入りとエンゼルス傘下時代 ===
=== プロ入りとエンゼルス傘下時代 ===
{{by|2008年}}に[[2008年のMLBドラフト|MLBドラフト]]7巡目(全体229位)で[[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス]]から指名され、プロ入り。。
{{by|2008年}}に[[2008年のMLBドラフト|MLBドラフト]]7巡目(全体229位)で[[ロサンゼルス・エンゼルス]]から指名され、プロ入り。。


=== ロイヤルズ時代 ===
=== ロイヤルズ時代 ===

2021年9月11日 (土) 23:35時点における版

ウィル・スミス
Will Smith
アトランタ・ブレーブス #51
サンフランシスコ・ジャイアンツ時代
(2019年7月30日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州コウェタ郡ニューナン
生年月日 (1989-07-10) 1989年7月10日(34歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
240 lb =約108.9 kg
選手情報
投球・打席 左投右打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 MLBドラフト7巡目
初出場 2012年5月23日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

"ウィル"ウィリアム・マイケル・スミスWilliam Michael "Will" Smith , 1989年7月10日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州コウェタ郡ニューナン出身のプロ野球選手投手)。左投右打。MLBアトランタ・ブレーブス所属。

愛称はホワイト・ウィリーWhite Willy)。俳優のウィル・スミスと同姓同名(フルネームは異なる)で、向こうが黒人なのに対して、自身が白人である事から呼ばれるようになり、自身の公式ツイッターアカウントも「White_Willy13」にしている。

経歴

プロ入り前

2007年MLBドラフト40巡目(全体1192位)でタンパベイ・デビルレイズ(現:レイズ)に指名されたが、契約せずにガルフ・コースト・コミュニティ大学英語版(現:ガルフ・コースト州立大学)に進学した。

プロ入りとエンゼルス傘下時代

2008年MLBドラフト7巡目(全体229位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名され、プロ入り。。

ロイヤルズ時代

カンザスシティ・ロイヤルズ時代
(2012年5月25日)

2010年7月23日にアルベルト・カヤスポとのトレードで、ショーン・オサリバンと共にカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[1]

2012年5月23日のニューヨーク・ヤンキース戦で先発し、メジャーデビューを果たした。2度目の登板となった5月29日のクリーブランド・インディアンス戦でメジャー初勝利を挙げた。6月に一度マイナーへ降格したが、オールスター後に再昇格してからはシーズン終了まで先発ローテーションに入った。

ブルワーズ時代

2013年12月5日に青木宣親とのトレードで、ミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[2]

2014年、完全にリリーフに転向し、ナショナルリーグトップタイの78試合に登板。防御率3.70、1勝3敗1セーブ・WHIP1.42という成績を残した。65.2イニングを投げ、四球が多かったので与四球率は4.2だったが、一方で凄まじいペースで三振も奪い、86個奪って奪三振率11.8をマークした。

2015年5月21日のアトランタ・ブレーブス戦に登板した際、右腕に滑り止めとみられる異物を塗っていたとして退場処分を受け、22日にMLBより8試合の出場停止処分を受けた[3]。この年は、リーグ5位タイの76試合に登板。防御率2.70・7勝2敗・WHIP1.20という好成績をマークし、ブルペンの核のような存在に成長。与四球率を下げつつ奪三振率は向上して12.0を超え、大きく飛躍したシーズンだった。

2016年3月27日にシャワー室で片足立ちになって靴を脱ごうとした際、バランスを崩し、ヒザの外側側副靭帯を部分断裂して6月上旬まで故障者リストで過ごした[4]

ジャイアンツ時代

2016年8月1日にアンドリュー・スザックフィル・ビックフォードとのトレードで、サンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した[5][6]。ジャイアンツ加入後は26試合に登板して防御率2.95、1勝1敗、WHIP1.20、ブルワーズとの合算では53試合で2勝4敗、防御率3.35、WHIP1.22の成績をマークした。ポストシーズンではシカゴ・カブスとのディビジョンシリーズ第3戦での延長11回に初登板。1回を3者凡退で抑えたものの、続く第4戦では9回カブスに2点差に追い上げられて迎えた無死2、3塁のピンチの場面で登板したものの、ウィルソン・コントレラスに同点に追いつかれる2点タイムリーを打たれて敗戦投手となってしまい、チームのディビジョンシリーズ敗退の一因を作ってしまった。

2017年3月24日にトミー・ジョン手術を行うことが発表され、同年シーズンは全休することになり、2018年シーズンでの復帰を目指すことになった[7]

2018年は54試合に登板して2勝3敗14セーブ、防御率2.55、71奪三振を記録した。

2019年は63試合に登板して6勝0敗34セーブ、防御率2.76、96奪三振を記録し、オールスターにも初選出された。

ブレーブス時代

2019年途中でサービスタイムが6年に達してFA権を取得し、同年11月4日にジャイアンツからクオリファイング・オファー (QO) を提示されたが、同年11月14日にQOを拒否した後、ブレーブスと3年総額4000万ドル(4年目はオプション)の契約を結んだ[8]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2012 KC 16 16 0 0 0 6 9 0 0 .400 396 89.2 111 12 33 1 1 59 4 0 54 53 5.32 1.61
2013 19 1 0 0 0 2 1 0 6 .667 131 33.1 24 6 7 0 1 43 0 0 16 12 3.24 0.93
2014 MIL 78 0 0 0 0 1 3 1 30 .250 286 65.2 62 6 31 6 3 86 7 0 31 27 3.70 1.42
2015 76 0 0 0 0 7 2 0 20 .778 264 63.1 52 5 24 1 1 91 5 0 23 19 2.70 1.20
2016 27 0 0 0 0 1 3 0 12 .250 92 22.0 18 3 9 1 1 22 3 0 13 9 3.68 1.23
SF 26 0 0 0 0 1 1 0 11 .500 75 18.1 13 0 9 0 0 26 0 0 6 6 2.95 1.20
'16計 53 0 0 0 0 2 4 0 23 .333 167 40.1 31 3 18 1 1 48 3 0 19 15 3.35 1.22
2018 54 0 0 0 0 2 3 14 6 .400 210 53.0 37 3 15 4 0 71 2 0 18 15 2.55 0.98
2019 63 0 0 0 0 6 0 34 0 1.000 257 65.1 46 10 21 2 0 96 3 0 20 20 2.76 1.03
2020 ATL 18 0 0 0 0 2 2 0 6 .500 62 16.0 11 7 4 0 0 18 0 0 8 8 4.50 0.94
MLB:8年 377 17 0 0 0 28 24 49 91 .538 1773 426.2 374 52 153 15 7 512 24 0 189 169 3.56 1.24
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績



投手(P)












2012 KC 16 2 8 0 1 1.000
2013 19 2 4 1 1 .857
2014 MIL 78 0 7 1 0 .875
2015 76 0 4 0 0 1.000
2016 27 0 2 1 0 .667
SF 26 0 2 0 0 1.000
'16計 53 0 4 1 0 .800
2018 54 3 2 0 0 1.000
2019 63 1 3 1 1 .800
2020 ATL 18 1 2 0 0 1.000
MLB 377 9 34 4 3 .915
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

記録

背番号

  • 53(2012年 - 2013年)
  • 13(2014年 - 2019年)
  • 51(2020年 - )

脚注

  1. ^ Los Angeles Angels get Alberto Callaspo from Kansas City Royals for 2 pitchers ESPN Los Angeles
  2. ^ Brewers trade OF Nori Aoki to Royals for LHP Will Smith CBS Sports
  3. ^ スミスに8試合出場停止=米大リーグ 時事通信
  4. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2017』廣済堂出版、2017年、426頁頁。ISBN 978-4-331-52084-0 
  5. ^ Giants pay steep price, acquire reliever Will Smith from Brewers” (英語). San Jose Mercury News. 2016年8月4日閲覧。
  6. ^ Giants add left-hander Smith in deal with Brewers” (英語). MLB.com. 2016年8月4日閲覧。
  7. ^ Mark, Townsend. “Spring Training 2017: Giants lose key reliever Will Smith to Tommy John surgery” (英語). Yahoo. 2017年4月5日閲覧。
  8. ^ Mark Bowman (2019年11月14日). “Braves sign All-Star LHP Smith to 3-year pact” (英語). MLB.com. 2019年11月16日閲覧。

関連項目

外部リンク