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「ジ・エベレスト」の版間の差分

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{{About|競馬の競走|世界最高峰の山|エベレスト}}
{{競馬の競走
{{競馬の競走
|馬場 = 芝
|馬場 = 芝
4行目: 5行目:
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|開催地 = [[ロイヤルランドウィック競馬場]]
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|1着賞金 =620万[[オーストラリア・ドル|豪ドル]] (2022年)
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|負担重量 = 馬齢重量
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|出典=<ref name="officialRaceConditions"/><ref name="racenet"/>}}
}}
'''ジ・エベレスト'''（''The Everest''）とは[[2017年]]より[[オーストラリア]]・[[ロイヤルランドウィック競馬場]]の芝1200mで行われる[[競馬]]の[[競馬の競走|競走]]である。
'''ジ・エベレスト'''（''The TAB Everest''）とは、{{仮リンク|オーストラリアターフクラブ|en|Australian Turf Club}}およびレーシングニューサウスウェールズが[[オーストラリア]]・[[ロイヤルランドウィック競馬場]]の芝1200[[メートル]]で施行する[[競馬]]の[[競馬の競走|競走]]である。[[2017年]]創設。[[競馬の競走格付け|格付け]]は無し。


== 概要 ==
== 概要 ==
[[2017年]]に世界最高賞金の芝競走として創設され、2022年現在までその地位にあるスプリント戦。総賞金は1500万[[オーストラリア・ドル|オーストラリアドル]]で、その出走枠を一枠当たり60万オーストラリアドルで購入する[[馬主]]によって資金の一部が提供されている。
2017年2月1日、オーストラリアンターフクラブとレーシングニューサウスウェールズは世界最高賞金のスプリント戦となる本競走を創設すると発表された。賞金総額は1000万豪ドル（約8億6290万円）で、1着賞金は580万豪ドル(約4億9880万円)となる。


毎年[[10月]]の第2[[土曜日]]に施行されており、春に8週間開催される「シドニースプリングカーニバル」{{Refnest|ジ・エベレスト、ザ・ゴールデンイーグルなどが施行され、全体で4800万オーストラリアドル以上の賞金が提供される<ref>{{Cite web |title=Sydney Spring Racing Carnival [2022 Guide] {{!}} Racenet |url=https://racenet.com.au/horse-racing-carnivals/sydney-spring-racing-carnival |website=racenet.com.au |access-date=2022-06-16 |archive-url=https://archive.ph/wip/jt3x7 |archive-date=2022-6-16}}</ref>。|group=注釈}}を成す主要競走に位置づけられる<ref name="racenet">{{Cite web |title=The Everest 2022 [Australia's Richest Race] {{!}} Racenet |url=https://racenet.com.au/the-everest |website=racenet.com.au |access-date=2022-06-15 |archive-url=https://archive.ph/wip/uN2O7 |archive-date=2022-6-16}}</ref><ref name="official">{{Cite web |title=The Everest |url=https://www.theeverest.com.au/ |website=The Everest |access-date=2022-06-15 |language=en-US |archive-url=https://archive.ph/wip/Q2L8Z |archive-date=2022-6-15}}</ref>。
本競走は12頭立てで施行され、アメリカの世界最高賞金レースである[[ペガサスワールドカップ]]に倣い、本競走の出走枠は60万豪ドル(約5160万円)で購入されるとともに、馬券の売上げ、スポンサー料、テレビ放映権料によって拠出されることになっている。


== 競走条件 ==
本競走の創設とともに毎年11月に[[フレミントン競馬場]]で開催される[[メルボルンカップ]]の賞金を超えることになる。
以下の内容は、2022年現在<ref name="officialRaceConditions">{{Cite web |title=Race Conditions |url=https://www.theeverest.com.au/race-conditions/ |website=The Everest |access-date=2022-06-15 |language=en-US |archive-url=https://archive.ph/wip/9nttu |archive-date=2022-6-15}}</ref>のもの。


出走資格：3歳以上（出走可能頭数：最大12頭）
2017年には日本から移籍した[[ブレイブスマッシュ|Brave Smash]]が人気薄ながら3着に入り、3着賞金80万豪ドルを獲得している<ref>[https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=127523　ブレイブスマッシュは3着　芝の世界最高賞金額レース「ジ・エベレスト」]、2017年10月14日公開　2021年10月6日閲覧</ref>。

==歴代優勝馬==
* 出走取消が発生した際、エベレスト委員会{{Refnest|オーストラリアターフクラブおよびレーシングニューサウスウェールズ社<ref name="officialRaceConditions"/>。|group=注釈}}の選出によって{{仮リンク|シドニーステークス|en|Sydney Stakes}}（G3）の出走馬から最大6頭の緊急出走が可能

[[負担重量]]：別定

* [[南半球]]産馬：3歳53[[キログラム|kg]]、4歳以上58.5kg、[[牝馬]]2kg減
* [[北半球]]産馬：3歳51kg、4歳58kg、5歳以上58.5kg、牝馬2kg減

賞金：総賞金1500万豪ドル、73万豪ドル相当の優勝[[トロフィー]]
* 1着賞金は620万豪ドルで、以下2着230万豪ドル、3着140万豪ドル、4着100万豪ドル、5着75万豪ドル、6着50万豪ドル、7 - 12着各45万豪ドル
* 福祉基金への寄付15万豪ドル
* 優勝トロフィー相当額は[[馬主]]62万5000豪ドル、[[調教師]]・[[騎手]]各5万2500豪ドル

=== 出走枠 ===
出走枠のライセンス料金は60万オーストラリアドルであり、2月1日と7月1日に各30万ドルの分割払いでレーシングニューサウスウェールズ社に対して支払われる必要がある<ref name="officialRaceConditions" />。出走枠のライセンス保持者は、自らの所有馬を本競走に出走させたり、その出走枠を他者に販売したり、他者と取引して賞金を共有したりすることが可能である<ref>{{Cite web |url=https://www.australianturfclub.com.au/tab-everest-how-it-works/ |title=TAB Everest - How it works - Australian Turf Club |access-date=2022-6-15 |publisher=www.australianturfclub.com.au |archive-url=https://archive.ph/wip/GB913 |archive-date=2022-6-15}}</ref>。

== 前哨戦 ==
{| class="wikitable"
!競走名
!格付<ref name="tjcis">{{Cite web |url=https://www.tjcis.com/pdf/icsc22/ICSC-PartI_Australia.pdf |title=Submitted_By_2011_Part_I.qxd |access-date=2022-6-16 |publisher=www.tjcis.com}}</ref>
!施行競馬場<ref name="tjcis" />
!施行距離<ref name="tjcis" />
!出走資格<ref name="tjcis" />
!出典
|-
|{{仮リンク|ザ・ショーツ|en|The Shorts (ATC)}}
|G2
|{{Flagicon|New South Wales}} [[ロイヤルランドウィック競馬場|ランドウィック競馬場]]
|芝1100m
|3歳以上
|<ref name="racenetform-guide">{{Cite web |title=The Everest Form Guide 2021 [Trends & Fact File] |url=https://racenet.com.au/the-everest/form-guide |website=racenet.com.au |access-date=2022-06-15 |archive-url=https://archive.ph/wip/8VzvN |archive-date=2022-6-16}}</ref>
|-
|[[ゴールデンローズステークス|ゴールデンローズS]]
|G1
|{{Flagicon|New South Wales}} [[ローズヒルガーデンズ競馬場|ローズヒル競馬場]]
|芝1400m
|3歳
|<ref name="racenetform-guide" />
|-
|{{仮リンク|プレミアステークス|en|Premiere Stakes|label=プレミアS}}
|G2
|{{Flagicon|New South Wales}} ランドウィック競馬場
|芝1200m
|3歳以上
|<ref name="racenetform-guide" />
|-
|[[モイアステークス|モイアS]]
|G1
|{{Flagicon|Victoria}} [[ムーニーヴァレー競馬場]]
|芝1000m
|3歳以上
|<ref name="racenetform-guide" />
|-
|[[サールパートクラークステークス|サールパートクラークS]]
|G1
|{{Flagicon|Victoria}} [[コーフィールド競馬場]]
|芝1400m
|3歳以上
|<ref name="racenetform-guide" />
|}

== 歴史 ==
発案者は[[レーシングニューサウスウェールズ]]社の[[最高経営責任者|CEO]]を務める{{仮リンク|ピーター・ヴランディーズ|en|Peter V'landys}}<ref name="racenet" />。2017年当時の世界最高賞金競走であった[[ペガサスワールドカップ]]の開催から5日経った同年の2月1日、{{仮リンク|オーストラリアターフクラブ|en|Australian Turf Club}}およびレーシングニューサウスウェールズ社は、[[ロイヤルランドウィック競馬場]]1200メートルで施行され、総賞金1000万[[オーストラリア・ドル|オーストラリアドル]]（約8億5000万[[円 (通貨)|円]]）、1着賞金580万オーストラリアドル（約4億9300万円）という高額賞金を提供する競走「'''ジ・エベレスト'''」を創設すると発表した<ref name="jairs2017/6/1">{{Cite web |title=豪州で世界最高賞金の芝レースが創設（オーストラリア）［開催・運営］ |url=https://www.jairs.jp/contents/newsprot/2017/6/1.html |website=公益財団法人　ジャパン・スタッドブック・インターナショナル |access-date=2022-06-15}}</ref>。この賞金は芝競走としては世界最高であり、オーストラリアにおいても毎年11月に[[フレミントン競馬場]]で開催される[[メルボルンカップ]]の賞金を超えることになった<ref name="jairs2017/6/1" />。賞金の資金は、ペガサスワールドカップに倣い、3年契約で出走枠を60万オーストラリアドル（約5100万円）で購入する[[馬主]]のほか、[[勝馬投票券|馬券]]の売上げ、[[スポンサー]]料、テレビ[[放映権]]料によって拠出されるシステムを取った<ref name="jairs2017/6/1" />。実際の正式名が「The TAB Everest」とされたのは、その[[命名権|ネーミングライツ]]スポンサーに{{仮リンク|場外馬券発売公社 (オセアニア)|en|Totalisator Agency Board|label=場外馬券発売公社}}（TAB）を迎えたためである<ref>{{Cite web |title=TAB Announced As Naming Rights Sponsor For Australia's Richest Race - The Everest - Racing New South Wales |url=https://www.racingnsw.com.au/news/announcements/tab-announced-as-naming-rights-sponsor-for-australias-richest-race-the-everest/ |access-date=2022-06-16 |language=en-US |archive-url=https://archive.ph/wip/NnHHd |archive-date=2022-6-16}}</ref>。第1回ジ・エベレストは2017年10月14日に施行され、これを制した[[レッドゼル]]が初代優勝馬となった{{Refnest|なお、日本から移籍した[[ブレイブスマッシュ]]が人気薄ながら3着に入り、3着賞金80万豪ドルを獲得している<ref>[https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=127523 ブレイブスマッシュは3着　芝の世界最高賞金額レース「ジ・エベレスト」]、2017年10月14日公開　2021年10月6日閲覧</ref>。|group=注釈}}<ref>{{Cite web |title=レッドゼル、世界最高賞金の芝競走ジ・エベレストで優勝（オーストラリア）［その他］ |url=https://www.jairs.jp/contents/newsprot/2017/41/1.html |website=公益財団法人　ジャパン・スタッドブック・インターナショナル |access-date=2022-06-15}}</ref>。賭けの売上高は2800万オーストラリアドル以上を記録し、同年の[[ゴールデンスリッパーステークス|ゴールデンスリッパー]]などの売上を大きく上回った<ref name="dailytelegraph2017-10-16">{{Cite news|title=Everest turnover smashes records with huge $50 million haul in first year|newspaper=dailytelegraph|date=2017-10-16|url=https://www.dailytelegraph.com.au/sport/superracing/nsw-racing/everest-turnover-smashes-records-with-huge-50-million-haul-in-first-year/news-story/5583b914d658e29e23ddbced71c9b70c|access-date=2022-6-16|last=THOMAS|first=RAY}}</ref>。

2022年現在、本競走が「世界最高賞金の芝競走」とされている<ref name="racenet" />。全ての競馬開催[[オーストラリアの州と特別地域|州]]および準州による全会一致での承認が必要であるG1[[競馬の競走格付け|格付け]]の獲得は、[[ビクトリア州|ヴィクトリア州]]による[[拒否権]]の行使のために実現していない<ref>{{Cite web |title=The Everest peaks as world's highest-rated sprint - Racenet |url=https://racenet.com.au/news/group-1-status-is-all-the-remains-as-the-everest-cements-itself-on-top-of-world-20211018 |website=racenet.com.au |access-date=2022-06-15}}</ref>。

=== 歴代優勝馬 ===
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
!回数!!施行日!!優勝馬!!性齢!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師!!馬主
!回数!!施行日!!優勝馬!!性齢!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師!!馬主
!総賞金 / 1着賞金（[[オーストラリア・ドル|豪ドル]]）
|-
|-
|style="text-align:center"|第1回<ref>[http://racingaustralia.horse/FreeFields/Results.aspx?Key=2017Oct14,NSW,Royal%20Randwick#Race8　2017年ジ・エベレスト]レーシングオーストラリア、2017年10月14日閲覧</ref>||[[2017年]][[10月14日]]||[[レッドゼル|Redzel]]|||騸5||1:08:36||[[ケリン・マカヴォイ|K.McEvoy]]||Peter & Paul Snowden||Triple Crown syndicate
|style="text-align:center"|第1回||[[2017年]][[10月14日]]||[[レッドゼル|Redzel]]|||[[騸馬|騸]]5||1:08:36||[[ケリン・マカヴォイ|K.McEvoy]]||Peter & Paul Snowden||Triple Crown syndicate
|{{0}}9,550,000 / 5,800,000
|-
|-
|style="text-align:center"|第2回<ref>{{Cite news|author=Clinton Payne|url=https://www.racenet.com.au/news/redzel-reigns-supreme-again-in-the-everest-20181013|work=www.racenet.com.au|title=Redzel reigns supreme again in The Everest|language=英語|accessdate=2018-12-19}}</ref>||[[2018年]][[10月13日]]|| Redzel ||騸6||1:12.03||K.McEvoy||Peter & Paul Snowden||Triple Crown syndicate
|style="text-align:center"|第2回||[[2018年]][[10月13日]]|| Redzel ||騸6||1:12.03||K.McEvoy||Peter & Paul Snowden||Triple Crown syndicate
|13,000,000 / 6,000,000
|-
|-
|style="text-align:center"|第3回||[[2019年]][[10月19日]]||Yes Yes Yes|||牡3||1:07.32||[[グレン・ボス|G.Boss]]||Chris Waller||
|style="text-align:center"|第3回||[[2019年]][[10月19日]]||Yes Yes Yes|||[[牡馬|牡]]3||1:07.32||[[グレン・ボス|G.Boss]]||Chris Waller||Yes Yes Yes, B Sokolski Et Al
|14,000,000 / 6,050,000
|-
|-
|style="text-align:center"|第4回||[[2020年]][[10月17日]]||[[クラシックレジェンド|Classique Legend]]||騸5||1:08.27||K.McEvoy||L.Bridge||K K Ho
|style="text-align:center"|第4回||[[2020年]][[10月17日]]||[[クラシックレジェンド|Classique Legend]]||騸5||1:08.27||K.McEvoy||L.Bridge||K K Ho
|15,000,000 / 6,200,000
|-
|-
|style="text-align;center"|第5回<ref>[https://www.racingpost.com/results/471/randwick/2021-10-16/795642　Full Result 6:15 Randwick (AUS)]Racing Post、2021年10月16日閲覧</ref>||[[2021年]][[10月16日]]||[[ネイチャーストリップ|Nature Strip]]||騸7||1:09:11||[[ジェームズ・マクドナルド|J.McDonald]]||Chris Waller||R A E Lyons, P D Harrison Et Al
|style="text-align;center"|第5回||[[2021年]][[10月16日]]||[[ネイチャーストリップ|Nature Strip]]||騸7||1:09.11||[[ジェームズ・マクドナルド|J.McDonald]]||Chris Waller||R A E Lyons, P D Harrison Et Al
|15,000,000 / 6,200,000
|}
|}

== 批判 ==
2018年、レーシングニューサウスウェールズ社は、[[シドニー・オペラハウス]]の帆をジ・エベレストの広告として使用した<ref>{{Cite web |title=Redzel: Aussie battlers and a Chinese billionaire mount Everest |url=http://www.theguardian.com/sport/2018/oct/14/redzel-aussie-battlers-and-a-chinese-billionaire-mount-everest |website=the Guardian |access-date=2022-06-16 |language=en |last=Collins |first=Pádraig}}</ref><ref name="theguardian2018-10-9" />。その計画は[[ニューサウスウェールズ州]]のグラディス・ベレジクリアン州首相がオペラハウス最高責任者ルイーズ・ヘロンの拒否権を覆したことによって認可され、[[スコット・モリソン (政治家)|スコット・モリソン]]首相によっても支持されたが、これは[[オーストラリアの世界遺産]]にそぐわない商業広告であるとして批判を受けた<ref>{{Cite news|title='It's not a billboard': anger at use of Sydney Opera House for horse racing ads|newspaper=theguardian|date=2018-10-6|url=https://www.theguardian.com/australia-news/2018/oct/06/its-not-a-billboard-anger-at-use-of-sydney-opera-house-for-horse-racing-ads|access-date=2022-6-16|last=Henriques-Gomes|first=Luke|language=en}}</ref><ref name="theguardian2018-10-7">{{Cite news|title=Opera House racing ad demanded by Alan Jones is ‘a good compromise’, Berejiklian says|newspaper=The Guardian|date=2018-10-7|url=https://www.theguardian.com/australia-news/2018/oct/07/opera-house-racing-ad-demanded-by-alan-jones-is-a-good-compromise-berejiklian-says|access-date=2022-6-16|last=Davies|first=Anne|language=en}}</ref>。広告の計画が実行されると、オペラハウスでは数百人による抗議の[[デモ活動]]が行われ、州政府に対して計画中止を求める[[請願]]は23万以上の署名を集めた<ref name="theguardian2018-10-9">{{Cite news|title=Sydney Opera House racing ad protesters shine torches on sails|newspaper=theguardian|date=2018-10-9|url=https://www.theguardian.com/australia-news/2018/oct/09/sydney-opera-house-racing-ad-disrupted-as-protesters-shine-torches-on-sails|language=en|access-date=2022-6-16|last=McGowan|first=Michael}}</ref>。


== ウィナーステークス ==
== ウィナーステークス ==
シドニースプリングカーニバルにおける'''ウィナーステークス'''（''Winners Stakes''）とは、前年のジ・エベレスト優勝馬の名を冠して、[[ローズヒルガーデンズ競馬場]]の芝1300メートルで施行される競馬の競走である<ref name="winner-stakes">{{Cite web |title=Nature Strip Stakes 2022 {{!}} Tips, Odds, Field & Results {{!}} Racenet |url=https://racenet.com.au/winner-stakes |website=racenet.com.au |access-date=2022-06-15 |archive-url=https://archive.ph/wip/keYEn |archive-date=2022-6-16}}</ref>。2019年に{{仮リンク|ザ・ゴールデンイーグル|en|Golden Eagle (horse race)}}の付随競走として創設され<ref>{{Cite web |url=https://www.australianturfclub.com.au/exciting-changes-everest-carnival/ |title=EXCITING CHANGES TO THE EVEREST CARNIVAL - Australian Turf Club |access-date=2022-6-16 |publisher=www.australianturfclub.com.au |archive-date=2022-6-16 |archive-url=https://archive.ph/wip/JU8Ud}}</ref>、ザ・ゴールデンイーグルと同日に施行されている<ref>{{Cite web |title=The Golden Eagle 2022 {{!}} Horses, Field, Race Time, Results & Form Guide |url=https://racenet.com.au/the-golden-eagle |website=racenet.com.au |access-date=2022-06-15 |archive-url=https://archive.ph/wip/sbTIq |archive-date=2022-6-16}}</ref>。競走名は毎年更新される<ref name="winner-stakes" />。
前年のジ・エベレスト優勝馬の名前を冠したウィナーステークスが2021年に新設された<ref name=":0">{{Cite web|title=ジ・エベレストから派生の100万豪ドルレース、エデュアルドが鮮やかに逃げ切り|url=https://world.jra-van.jp/news/N0009938/|website=JRA-VAN ver.World|accessdate=2021-11-09|language=ja}}</ref>。レース名は毎年更新される。


性別、馬齢に関する制限は無い<ref name="winner-stakes" />。ジ・エベレストとは異なり、本競走の出走手続きは伝統的な出馬投票方式に基づいている<ref name="winner-stakes" />。
重賞未格付のレースながら賞金総額100万豪ドル（約8470万円）と高額に設定されている<ref name=":0" />。

重賞未格付の競走ながら、賞金総額は100万豪ドルと高額に設定されている<ref name=":0">{{Cite web |title=ジ・エベレストから派生の100万豪ドルレース、エデュアルドが鮮やかに逃げ切り |url=https://world.jra-van.jp/news/N0009938/ |website=JRA-VAN ver.World |accessdate=2021-11-09 |language=ja}}</ref>。また、ジ・エベレスト、シドニーステークス、[[ザ・コジオスコ]]のいずれかに出走していた競走馬に対してはボーナス獲得の機会が用意されており、ジ・エベレスト優勝馬として本競走1着なら100万ドル、その他の1着なら75万ドル、2着なら20万ドル、3着なら10万ドルの賞金が追加で与えられる<ref name="winner-stakes" />。
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
!回数!!施行日
!回数!!施行日
!レース名!!優勝馬
!競走名!!優勝馬!!性齢
!タイム!!出典
!施行条件!!性齢!!参照
|-
|-
|第1回
| style="text-align:center" |第1回||2021年10月30日
|2019年11月2日
|Classique Legend Stakes||Eduardo
|Redzel Stakes
|芝1300m|||騸8||<ref name=":0" />
|Pierata
|牡5
|1:16.59
|<ref>{{Cite web |title=Race 8 - Rosehill Gardens - Sat 02 Nov 2019 {{!}} RACING.COM |url=https://www.racing.com/form/2019-11-02/rosehill-gardens/race/8#/results |website=www.racing.com |access-date=2022-06-15}}</ref>
|-
|-
| style="text-align:center" |第2回||
|第2回
|2020年10月31日
|Nature Strip Stakes||
|Yes Yes Yes Stakes
| || ||
|Gytrash
|騸5
|1:17.85
|<ref>{{Cite web |title=Race 7 - Rosehill Gardens - Sat 31 Oct 2020 {{!}} RACING.COM |url=https://www.racing.com/form/2020-10-31/rosehill-gardens/race/7#/results |website=www.racing.com |access-date=2022-06-15}}</ref>
|-
| style="text-align:center" |第3回||2021年10月30日
|Classique Legend Stakes||Eduardo|||騸8
|1:15.16||<ref>{{Cite web |title=Race 6 - Rosehill Gardens - Sat 30 Oct 2021 {{!}} RACING.COM |url=https://www.racing.com/form/2021-10-30/rosehill-gardens/race/6 |website=www.racing.com |access-date=2022-06-15}}</ref>
|-
| style="text-align:center" |第4回||
|Nature Strip Stakes|| ||
| ||
|}
|}


== 脚注 ==
== 脚注 ==

=== 注釈 ===
<references group="注釈" />

=== 出典 ===
<references />
<references />

==== 各回競走結果の出典 ====

* RACING.COM
** [https://www.racing.com/form/2017-10-14/royal-randwick/race/8#/results 2017], [https://www.racing.com/form/2018-10-13/royal-randwick/race/7/results# 2018], [https://www.racing.com/form/2019-10-19/royal-randwick/race/7/results# 2019], [https://www.racing.com/form/2020-10-17/royal-randwick/race/7#/results 2020], [https://www.racing.com/form/2021-10-16/royal-randwick/race/7 2021]
* [[レーシング・ポスト|Racing Post]]
** {{Racing Post|686506|2017|10|14|471|randwick}}, {{Racing Post|713758|2018|10|13|471|randwick}}, {{Racing Post|742832|2019|10|19|471|randwick}}, {{Racing Post|769175|2020|10|17|471|randwick}}, {{Racing Post|795642|2021|10|16|471|randwick}}


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
*[[ジ・オールスターマイル]]
*[[ジ・オールスターマイル]]
*[[ザ・コジオスコ]] - ジ・エベレストと同日開催される競走
*{{仮リンク|ザ・ゴールデンイーグル|en|Golden Eagle (horse race)}} - オーストラリアでジ・エベレストに次ぐ高額賞金競走


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
*[https://theeverest.com.au/ The Everest] - 公式サイト
*[http://www.jairs.jp/contents/newsprot/2017/6/1.html 豪州で世界最高賞金の芝レースが創設（オーストラリア）]ジャパンスタッドブックインターナショナル
*[http://www.jairs.jp/contents/newsprot/2017/6/1.html 豪州で世界最高賞金の芝レースが創設（オーストラリア）]ジャパンスタッドブックインターナショナル
*[http://race.sanspo.com/keiba/news/20170202/ove17020219090001-n1.html 豪州が芝の世界最高賞金レース『ジ・エベレスト』を新設]サンケイスポーツ
*[http://race.sanspo.com/keiba/news/20170202/ove17020219090001-n1.html 豪州が芝の世界最高賞金レース『ジ・エベレスト』を新設]サンケイスポーツ
*[http://newsv4.netkeiba.com/?pid=news_view&no=118686 オーストラリアで1着賞金約5億円のスプリントGI創設　芝レース世界最高額]netkeiba.com
*[http://newsv4.netkeiba.com/?pid=news_view&no=118686 オーストラリアで1着賞金約5億円のスプリントGI創設　芝レース世界最高額]netkeiba.com


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2022年6月16日 (木) 12:10時点における版

曖昧さ回避 この項目では、競馬の競走について説明しています。世界最高峰の山については「エベレスト」をご覧ください。
ジ・エベレスト
The Everest
開催国 オーストラリアの旗 オーストラリア
競馬場 ロイヤルランドウィック競馬場
創設 2017年
2022年の情報
距離 芝1200m
格付け なし
賞金 1着賞金620万豪ドル (2022年)
賞金総額1500万豪ドル (2022年)
出走条件 サラブレッド系3歳以上
負担重量 馬齢重量
出典 [1][2]
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ジ・エベレスト（The TAB Everest）とは、オーストラリアターフクラブ（英語版）およびレーシングニューサウスウェールズがオーストラリア・ロイヤルランドウィック競馬場の芝1200メートルで施行する競馬の競走である。2017年創設。格付けは無し。

概要

2017年に世界最高賞金の芝競走として創設され、2022年現在までその地位にあるスプリント戦。総賞金は1500万オーストラリアドルで、その出走枠を一枠当たり60万オーストラリアドルで購入する馬主によって資金の一部が提供されている。

毎年10月の第2土曜日に施行されており、春に8週間開催される「シドニースプリングカーニバル」[注釈 1]を成す主要競走に位置づけられる[2][4]。

競走条件

以下の内容は、2022年現在[1]のもの。

出走資格：3歳以上（出走可能頭数：最大12頭）

負担重量：別定

  • 南半球産馬：3歳53kg、4歳以上58.5kg、牝馬2kg減
  • 北半球産馬：3歳51kg、4歳58kg、5歳以上58.5kg、牝馬2kg減

賞金：総賞金1500万豪ドル、73万豪ドル相当の優勝トロフィー

  • 1着賞金は620万豪ドルで、以下2着230万豪ドル、3着140万豪ドル、4着100万豪ドル、5着75万豪ドル、6着50万豪ドル、7 - 12着各45万豪ドル
  • 福祉基金への寄付15万豪ドル
  • 優勝トロフィー相当額は馬主62万5000豪ドル、調教師・騎手各5万2500豪ドル

出走枠

出走枠のライセンス料金は60万オーストラリアドルであり、2月1日と7月1日に各30万ドルの分割払いでレーシングニューサウスウェールズ社に対して支払われる必要がある[1]。出走枠のライセンス保持者は、自らの所有馬を本競走に出走させたり、その出走枠を他者に販売したり、他者と取引して賞金を共有したりすることが可能である[5]。

前哨戦

競走名 格付[6] 施行競馬場[6] 施行距離[6] 出走資格[6] 出典
ザ・ショーツ（英語版） G2 ニューサウスウェールズ州の旗 ランドウィック競馬場 芝1100m 3歳以上 [7]
ゴールデンローズS G1 ニューサウスウェールズ州の旗 ローズヒル競馬場 芝1400m 3歳 [7]
プレミアS（英語版） G2 ニューサウスウェールズ州の旗 ランドウィック競馬場 芝1200m 3歳以上 [7]
モイアS G1 ビクトリア州の旗 ムーニーヴァレー競馬場 芝1000m 3歳以上 [7]
サールパートクラークS G1 ビクトリア州の旗 コーフィールド競馬場 芝1400m 3歳以上 [7]

歴史

発案者はレーシングニューサウスウェールズ社のCEOを務めるピーター・ヴランディーズ（英語版）[2]。2017年当時の世界最高賞金競走であったペガサスワールドカップの開催から5日経った同年の2月1日、オーストラリアターフクラブ（英語版）およびレーシングニューサウスウェールズ社は、ロイヤルランドウィック競馬場1200メートルで施行され、総賞金1000万オーストラリアドル（約8億5000万円）、1着賞金580万オーストラリアドル（約4億9300万円）という高額賞金を提供する競走「ジ・エベレスト」を創設すると発表した[8]。この賞金は芝競走としては世界最高であり、オーストラリアにおいても毎年11月にフレミントン競馬場で開催されるメルボルンカップの賞金を超えることになった[8]。賞金の資金は、ペガサスワールドカップに倣い、3年契約で出走枠を60万オーストラリアドル（約5100万円）で購入する馬主のほか、馬券の売上げ、スポンサー料、テレビ放映権料によって拠出されるシステムを取った[8]。実際の正式名が「The TAB Everest」とされたのは、そのネーミングライツスポンサーに場外馬券発売公社（英語版）（TAB）を迎えたためである[9]。第1回ジ・エベレストは2017年10月14日に施行され、これを制したレッドゼルが初代優勝馬となった[注釈 3][11]。賭けの売上高は2800万オーストラリアドル以上を記録し、同年のゴールデンスリッパーなどの売上を大きく上回った[12]。

2022年現在、本競走が「世界最高賞金の芝競走」とされている[2]。全ての競馬開催州および準州による全会一致での承認が必要であるG1格付けの獲得は、ヴィクトリア州による拒否権の行使のために実現していない[13]。

歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主 総賞金 / 1着賞金（豪ドル）
第1回 2017年10月14日 Redzel 騸5 1:08:36 K.McEvoy Peter & Paul Snowden Triple Crown syndicate 09,550,000 / 5,800,000
第2回 2018年10月13日 Redzel 騸6 1:12.03 K.McEvoy Peter & Paul Snowden Triple Crown syndicate 13,000,000 / 6,000,000
第3回 2019年10月19日 Yes Yes Yes 牡3 1:07.32 G.Boss Chris Waller Yes Yes Yes, B Sokolski Et Al 14,000,000 / 6,050,000
第4回 2020年10月17日 Classique Legend 騸5 1:08.27 K.McEvoy L.Bridge K K Ho 15,000,000 / 6,200,000
第5回 2021年10月16日 Nature Strip 騸7 1:09.11 J.McDonald Chris Waller R A E Lyons, P D Harrison Et Al 15,000,000 / 6,200,000

批判

2018年、レーシングニューサウスウェールズ社は、シドニー・オペラハウスの帆をジ・エベレストの広告として使用した[14][15]。その計画はニューサウスウェールズ州のグラディス・ベレジクリアン州首相がオペラハウス最高責任者ルイーズ・ヘロンの拒否権を覆したことによって認可され、スコット・モリソン首相によっても支持されたが、これはオーストラリアの世界遺産にそぐわない商業広告であるとして批判を受けた[16][17]。広告の計画が実行されると、オペラハウスでは数百人による抗議のデモ活動が行われ、州政府に対して計画中止を求める請願は23万以上の署名を集めた[15]。

ウィナーステークス

シドニースプリングカーニバルにおけるウィナーステークス（Winners Stakes）とは、前年のジ・エベレスト優勝馬の名を冠して、ローズヒルガーデンズ競馬場の芝1300メートルで施行される競馬の競走である[18]。2019年にザ・ゴールデンイーグルの付随競走として創設され[19]、ザ・ゴールデンイーグルと同日に施行されている[20]。競走名は毎年更新される[18]。

性別、馬齢に関する制限は無い[18]。ジ・エベレストとは異なり、本競走の出走手続きは伝統的な出馬投票方式に基づいている[18]。

重賞未格付の競走ながら、賞金総額は100万豪ドルと高額に設定されている[21]。また、ジ・エベレスト、シドニーステークス、ザ・コジオスコのいずれかに出走していた競走馬に対してはボーナス獲得の機会が用意されており、ジ・エベレスト優勝馬として本競走1着なら100万ドル、その他の1着なら75万ドル、2着なら20万ドル、3着なら10万ドルの賞金が追加で与えられる[18]。

回数 施行日 競走名 優勝馬 性齢 タイム 出典
第1回 2019年11月2日 Redzel Stakes Pierata 牡5 1:16.59 [22]
第2回 2020年10月31日 Yes Yes Yes Stakes Gytrash 騸5 1:17.85 [23]
第3回 2021年10月30日 Classique Legend Stakes Eduardo 騸8 1:15.16 [24]
第4回 Nature Strip Stakes

脚注

注釈

  1. ^ ジ・エベレスト、ザ・ゴールデンイーグルなどが施行され、全体で4800万オーストラリアドル以上の賞金が提供される[3]。
  2. ^ オーストラリアターフクラブおよびレーシングニューサウスウェールズ社[1]。
  3. ^ なお、日本から移籍したブレイブスマッシュが人気薄ながら3着に入り、3着賞金80万豪ドルを獲得している[10]。

出典

  1. ^ a b c d “Race Conditions” (英語). The Everest. 2022年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月15日閲覧。
  2. ^ a b c d “The Everest 2022 [Australia's Richest Race | Racenet]”. racenet.com.au. 2022年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月15日閲覧。
  3. ^ “Sydney Spring Racing Carnival [2022 Guide | Racenet]”. racenet.com.au. 2022年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月16日閲覧。
  4. ^ “The Everest” (英語). The Everest. 2022年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月15日閲覧。
  5. ^ “TAB Everest - How it works - Australian Turf Club”. www.australianturfclub.com.au. 2022年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月15日閲覧。
  6. ^ a b c d “Submitted_By_2011_Part_I.qxd”. www.tjcis.com. 2022年6月16日閲覧。
  7. ^ a b c d e “The Everest Form Guide 2021 [Trends & Fact File]”. racenet.com.au. 2022年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月15日閲覧。
  8. ^ a b c “豪州で世界最高賞金の芝レースが創設（オーストラリア）［開催・運営］”. 公益財団法人　ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2022年6月15日閲覧。
  9. ^ “TAB Announced As Naming Rights Sponsor For Australia's Richest Race - The Everest - Racing New South Wales” (英語). 2022年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月16日閲覧。
  10. ^ ブレイブスマッシュは3着　芝の世界最高賞金額レース「ジ・エベレスト」、2017年10月14日公開　2021年10月6日閲覧
  11. ^ “レッドゼル、世界最高賞金の芝競走ジ・エベレストで優勝（オーストラリア）［その他］”. 公益財団法人　ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2022年6月15日閲覧。
  12. ^ THOMAS, RAY (2017年10月16日). “Everest turnover smashes records with huge $50 million haul in first year”. dailytelegraph. https://www.dailytelegraph.com.au/sport/superracing/nsw-racing/everest-turnover-smashes-records-with-huge-50-million-haul-in-first-year/news-story/5583b914d658e29e23ddbced71c9b70c 2022年6月16日閲覧。 
  13. ^ “The Everest peaks as world's highest-rated sprint - Racenet”. racenet.com.au. 2022年6月15日閲覧。
  14. ^ Collins, Pádraig. “Redzel: Aussie battlers and a Chinese billionaire mount Everest” (英語). the Guardian. 2022年6月16日閲覧。
  15. ^ a b McGowan, Michael (2018年10月9日). “Sydney Opera House racing ad protesters shine torches on sails” (英語). theguardian. https://www.theguardian.com/australia-news/2018/oct/09/sydney-opera-house-racing-ad-disrupted-as-protesters-shine-torches-on-sails 2022年6月16日閲覧。 
  16. ^ Henriques-Gomes, Luke (2018年10月6日). “'It's not a billboard': anger at use of Sydney Opera House for horse racing ads” (英語). theguardian. https://www.theguardian.com/australia-news/2018/oct/06/its-not-a-billboard-anger-at-use-of-sydney-opera-house-for-horse-racing-ads 2022年6月16日閲覧。 
  17. ^ Davies, Anne (2018年10月7日). “Opera House racing ad demanded by Alan Jones is ‘a good compromise’, Berejiklian says” (英語). The Guardian. https://www.theguardian.com/australia-news/2018/oct/07/opera-house-racing-ad-demanded-by-alan-jones-is-a-good-compromise-berejiklian-says 2022年6月16日閲覧。 
  18. ^ a b c d e “Nature Strip Stakes 2022 | Tips, Odds, Field & Results | Racenet”. racenet.com.au. 2022年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月15日閲覧。
  19. ^ “EXCITING CHANGES TO THE EVEREST CARNIVAL - Australian Turf Club”. www.australianturfclub.com.au. 2022年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月16日閲覧。
  20. ^ “The Golden Eagle 2022 | Horses, Field, Race Time, Results & Form Guide”. racenet.com.au. 2022年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月15日閲覧。
  21. ^ “ジ・エベレストから派生の100万豪ドルレース、エデュアルドが鮮やかに逃げ切り”. JRA-VAN ver.World. 2021年11月9日閲覧。
  22. ^ “Race 8 - Rosehill Gardens - Sat 02 Nov 2019 | RACING.COM”. www.racing.com. 2022年6月15日閲覧。
  23. ^ “Race 7 - Rosehill Gardens - Sat 31 Oct 2020 | RACING.COM”. www.racing.com. 2022年6月15日閲覧。
  24. ^ “Race 6 - Rosehill Gardens - Sat 30 Oct 2021 | RACING.COM”. www.racing.com. 2022年6月15日閲覧。

各回競走結果の出典

関連項目

外部リンク

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ニューサウスウェールズ州の旗 シドニースプリングカーニバル - 2024年
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