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「ロストワールド (ゲーム)」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
* 同社開発の業務用システム基板[[CPシステム]]用ソフトの第一弾である。[[バックグラウンドミュージック|BGM]]は[[河本圭代]]が作曲している。
* 同社開発の業務用システム基板[[CPシステム]]用ソフトの第一弾である。[[背景音楽|BGM]]は[[河本圭代]]が作曲している。
* 特殊なインターフェースを採用した作品が数多くリリースされた[[1980年代]]中期から末期にかけてのアーケードゲーム業界の中でも、押しボタンと方向指示を一つのデバイスで兼用する本作のローリングスイッチは取り分け異色の存在であり、発売当初から話題を集めていた。しかし、ボタンの根元に大きく負担がかかる構造だったために故障が頻発したため、以降の作品にこのデバイスが採用されることはなかった。[[1994年]]に同社が発売した『[[アルティメット エコロジー]]』には、サブボードでローリングスイッチに対応するバージョンも制作されていたが、実際に出荷されたのは3ボタンバージョンのみだった。
* 特殊なインターフェースを採用した作品が数多くリリースされた[[1980年代]]中期から末期にかけてのアーケードゲーム業界の中でも、押しボタンと方向指示を一つのデバイスで兼用する本作のローリングスイッチは取り分け異色の存在であり、発売当初から話題を集めていた。しかし、ボタンの根元に大きく負担がかかる構造だったために故障が頻発したため、以降の作品にこのデバイスが採用されることはなかった。[[1994年]]に同社が発売した『[[アルティメット エコロジー]]』には、サブボードでローリングスイッチに対応するバージョンも制作されていたが、実際に出荷されたのは3ボタンバージョンのみだった。
* 旧バージョンと新バージョンの2種類の基板が存在している。旧バージョンはバウンドサテライトとバルカンサテライトの威力が入れ替わっており、新バージョンは一部敵の耐久力や攻撃パターンが変化している。
* 旧バージョンと新バージョンの2種類の基板が存在している。旧バージョンはバウンドサテライトとバルカンサテライトの威力が入れ替わっており、新バージョンは一部敵の耐久力や攻撃パターンが変化している。

2021年11月23日 (火) 08:57時点における版

ロストワールド
ジャンル 横スクロールシューティング
対応機種 アーケード (AC)
開発元 カプコン
発売元 カプコン
デザイナー 安田朗
西谷亮
船水紀孝
岡本吉起
プログラマー 江川陽一
こじまのりこ
TAKEYO
山之内一雅
音楽 河本圭代
坂口由洋
美術 栗原明美
TAKATA
SHINSYUDON
新谷さゆり
EMETARO
人数 1 - 2人(同時プレイ)
メディア 業務用基板(5.31メガバイト
稼働時期 日本 1988071988年7月
アメリカ合衆国 1988年
対象年齢 日本 CEROB(12才以上対象)
アメリカ合衆国 ESRBE(6歳以上)
ヨーロッパ PEGI7
ニュージーランドの旗OFLC:G
コンテンツ
アイコン
日本 暴力
アメリカ合衆国 Fantasy Violence
ヨーロッパ Violence
デバイス 8方向レバー
ローリングスイッチ
システム基板 CPS-1
CPU MC68000 (@ 10 MHz)
Z80 (@ 3.580 MHz)
サウンド YM2151 (@ 3.580 MHz)
OKI6295 (@ 1 MHz)
ディスプレイ ラスタースキャン
横モニター
384×224ピクセル
60.00Hz
パレット4096色
テンプレートを表示

ロストワールド』 (Lost Worlds) は、1988年7月に稼働したカプコンアーケード横スクロールシューティングゲーム。日本国外および家庭用移植版では、タイトルが『フォゴットンワールド』 (Forgotten Worlds) に変更されている。

主人公の超戦士を操作し、魔の創造主である天帝バイオスを倒して人類を救出するのを目的としている。

日本および欧米では1989年にメガドライブに移植され、日本および北米では1992年PCエンジンCD-ROM²に移植された。

欧州では1989年AmigaAmstrad CPCAtari STコモドール64ZX Spectrumに移植された他、1991年セガ・マスターシステムに移植された。

北米では1991年にPC/AT互換機に移植された。

アーケード版は後にPlayStation 2およびXbox用ソフト『カプコン クラシックス コレクション』(2005年)に収録された他、PlayStation Portable用ソフト『Capcom Classics Collection Remixed』(2006年)に収録された。

メガドライブ版は2008年Wii用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信された。

アーケード版はゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第2回ゲーメスト大賞」(1988年度)において、大賞2位、ベストシューティング賞2位、ベストエンディング賞3位、ベストグラフィック賞1位、ベストVGM賞9位を獲得した他、ゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』(1991年)にて第26位を獲得した。

概要

  • 同社開発の業務用システム基板CPシステム用ソフトの第一弾である。BGM河本圭代が作曲している。
  • 特殊なインターフェースを採用した作品が数多くリリースされた1980年代中期から末期にかけてのアーケードゲーム業界の中でも、押しボタンと方向指示を一つのデバイスで兼用する本作のローリングスイッチは取り分け異色の存在であり、発売当初から話題を集めていた。しかし、ボタンの根元に大きく負担がかかる構造だったために故障が頻発したため、以降の作品にこのデバイスが採用されることはなかった。1994年に同社が発売した『アルティメット エコロジー』には、サブボードでローリングスイッチに対応するバージョンも制作されていたが、実際に出荷されたのは3ボタンバージョンのみだった。
  • 旧バージョンと新バージョンの2種類の基板が存在している。旧バージョンはバウンドサテライトとバルカンサテライトの威力が入れ替わっており、新バージョンは一部敵の耐久力や攻撃パターンが変化している。

ゲーム内容

システム

8方向レバーと1ボタン(ローリングスイッチ)で自機を操作する。残機無しのライフ制。自機はサテライトと呼ばれる子機を一機従えている。サテライトは、特殊弾による攻撃や、敵弾に対する防御に用いられる。敵を倒すと出現する通貨・ゼニーを集め、ステージ内にあるショップで装備を購入してパワーアップしつつ進行する。二人同時の協力プレイが可能[1]

ローリングスイッチ

本作には、ボリュームレバーとボタンスイッチを組み合わせた独自の入力デバイス「ローリングスイッチ」が導入されている。大きさは直径5cm・高さ2cmほどで、上部には指を置くための3つの窪みが付いている。ボリュームを左右に回転させることによりショット方向を360度、16方向に動かし、スイッチを押し込むことで攻撃を行う[1]

  • ローリングスイッチを押す - ショット(フルオート連射)
  • ローリングスイッチ連打 - メガクラッシュ(自機の耐久力を消耗して画面上の全ての敵にダメージを与えるボンバー
  • ローリングスイッチを押しながら回す - ショット方向の回転。サテライトは自機との相対位置を固定したまま、その場で自転する。
  • ローリングスイッチを押さずに回す - ショット方向の回転。サテライトは自機の周囲を公転する。

なお、自機とサテライトは常に同じ方向を向く。

攻撃とパワーアップ

攻撃は自機による通常のショットと、サテライトから発射される特殊ショットによって行われる。上述のとおりショップでアイテムを購入することでパワーアップが可能であるが、プレイヤー自身に対する攻撃力、防御力の向上アイテム、体力回復アイテムなどだけではなく、サテライトについても、武装を購入する形でのパワーアップが可能である。敵を追尾するミサイルビーム、ワイドショット、壁で跳ね返るバウンドショットや火炎放射器など、11種類の武装が用意されている[1][2]

設定

ストーリー

破壊神にして魔の創造主、天帝バイオス(BIOS)。彼の生み出した8邪悪神は、あらゆる文明を滅ぼしていった。最後まで抵抗を試みた人族の都市も破壊されて、今はダストワールドと呼ばれる廃墟となってしまった。しかし、人々の無念のオーラは、この地に2人の超戦士を誕生させた[3]

世界観

本作のストーリーは、ダストワールドと呼ばれる廃墟の世界に現れた2人の超戦士、青いコスチュームの白色人種風の1Pと赤いコスチュームの黒色人種(髪型はモヒカン)風の2Pが文明を滅ぼした破壊神・天帝バイオスに戦いを挑むというものである[1]。全9ステージはダスト・ワールド、ピラミッド・ワールド、天空界の三世界に大別され、8邪悪神と天帝バイオスが超戦士を待ち受ける。

非常に細かい部分にまで設定が行き届いており、雑魚からボスに至るまで全ての登場キャラクターに名前が存在するが、主人公の2人にだけは名前がつけられていない[1]。そのため他作品に登場する時は「超戦士」「名も無き超戦士」「名無しの超戦士」などと呼ばれ、さらにその後ろに「1P」「2P」と付け、性能差のある2人を区別して呼ぶことがある。メガドライブ版の広告チラシでは1Pが「名無しの超戦士」、2Pが「モヒカン野郎」となっている。

本作の話の流れは、ステージ間に挿入される台詞入りの静止画アイキャッチで説明される。その際、開発スタッフによる台詞の朗読音声が挿入されるが、「パラメシウムごときで俺を止めることはできん!」「クレオパトラとのデートが台無しだぜ!」[1]といったセンスある独特の文面に比べ、その朗読の演技があまりに稚拙な棒読みだったため、そのギャップが『ゲーメスト』などのゲーム専門雑誌で頻繁にネタにされていた[要出典]

キャラクター

名無しの超戦士1P(青コスチューム)
- PCE版:田中秀幸
名無しの超戦士2P(赤コスチューム)
声 - PCE版:池水通洋
ダストワールドに現れた謎の戦士。公式にははっきりとした設定はない[3]
シルフィー
ステージの途中で出現するショップの主人。
ツタンカーメン
8邪悪神の一人。スフィンクス、メスケテトを破り、ピラミッドワールドの支配権を得る。古代エジプトのファラオのマイナスエネルギーを利用して天帝が生命を授け、智力を与えた。生命がいくつもあり、何度破壊しても復活する[3]
アイスマン
8邪悪神の一人。体は氷で形成されており、自身の周りに氷塊を8個まとわりつかせて身を守る。体が透明のためレーザーなどの光学兵器は効果がない[3]
雷神と風神
バベルの塔の門番。天帝と対峙する前の最後の関門となる。二人の魂を合わせることで門の鍵となり、扉が開かれる[3]
天帝バイオス
創造主であり最強の戦士。経歴は一切不明となっており、自らを天帝と名乗り、それまでに存在した全て手下として従えるか除去した。8邪悪神を生み出し暴力という新しい秩序で宇宙を征服する[3]

移植版

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 Forgotten Worlds ヨーロッパ 1989年
Amiga
Amstrad CPC
Atari ST
コモドール64
ZX Spectrum
Arc Developments U.S. Gold フロッピーディスク
カセットテープ
-
2 フォゴットンワールズ 日本 198911181989年11月18日
アメリカ合衆国 1989111989年11月
ヨーロッパ 1990年
メガドライブ セガ セガ 4メガビットロムカセット[4] 日本 G-4016
3 Forgotten Worlds ヨーロッパ 1991071991年7月
セガ・マスターシステム サンリツ電気 セガ 2メガビットロムカセット ヨーロッパ 7056
4 Forgotten Worlds アメリカ合衆国 1991年
PC/AT互換機 Arc Developments U.S. Gold フロッピーディスク -
5 フォゴットンワールド 日本 199203271992年3月27日
アメリカ合衆国 1992年
PCエンジンSUPER CD-ROM2 A Wave NECアベニュー CD-ROM 日本 NAPR-1025
アメリカ合衆国 TGXCD1030
6 カプコン クラシックス コレクション 日本 200603022006年3月2日
アメリカ合衆国 200509272005年9月27日
ヨーロッパ 200511182005年11月18日
PlayStation 2
Xbox
カプコン カプコン DVD-ROM 日本 PS2:SLPM-66317
アメリカ合衆国 PS2:SLUS-21316
ヨーロッパ PS2:SLES-53661
アーケード版の移植
7 Capcom Classics Collection Remixed アメリカ合衆国 200603222006年3月22日
ヨーロッパ 200607212006年7月21日
PlayStation Portable カプコン カプコン UMD アメリカ合衆国 ULUS-10097
ヨーロッパ ULES-00347
アーケード版の移植
8 フォゴットンワールズ 日本 200809242008年9月24日
アメリカ合衆国 200811172008年11月17日
ヨーロッパ 200811282008年11月28日
Wii セガ セガ ダウンロード
バーチャルコンソール
- メガドライブ版の移植
9 カプコンアーケードスタジアム INT 202102182021年2月18日
Nintendo Switch カプコン ダウンロード - アーケード版の移植
10 カプコンアーケードスタジアム INT 202105252021年5月25日
PlayStation 4
Xbox One
PC(Steam)
カプコン ダウンロード - アーケード版の移植
メガドライブ版
  • 容量の関係でアーケード版と異なる部分があり、ステージ6と8がカットされて全7ステージになっているほか、ボイスがない、日本語メッセージがカタカナのみになっている、2P側の通常ショットが1P側と同じになっているなどの違いがある。また、全体的にキャラクターが小さくなり、アニメパターンや背景が簡略化されている。またメガドライブにはスタートボタンの他にA,B,Cの3ボタンがあるが、2ボタンで時計回り、反時計回りにサテライトを回転させ、残りの1ボタンがショットとなっている。6ボタンパッドでプレイする場合は、MODEボタンを押しながらソフトを起動させ3ボタンパッド互換モードにしないと、1面開始デモ終了直後に強制的にゲームオーバーになる。
  • 2008年9月24日よりWiiのバーチャルコンソールで配信された。
セガ・マスターシステム版
  • 日本国外のみで発売。2重スクロールがカットされ、一人プレイ専用でステージ数も少なくなり、外観やプレイ感覚も大きく異なっている。2ボタンのためショットは常にオート連射でサテライトの移動は公転のみ、両ボタン同時押しでメガクラッシュが発動。ステージ構成はアーケード版のステージ1、ステージ3、ステージ4、海中(オリジナルステージ)、ステージ7+9の全5ステージ。
PCエンジン版
  • PCエンジンのSUPER CD-ROM2で発売。PCエンジンのノーマルパッドの2ボタン仕様による操作性の関係で、本作はボタン数を3つに増設した「アベニューパッド3」とのセットで発売された。2人同時プレイや2重スクロールがカットされ、BGMは林克洋[5]がアレンジしたものが収録された。
  • ゲーム中のボイスによる台詞は新録されたプロの声優によるものを採用している。オプションでアーケード版と同様のカプコン社員によるボイスも選択可能。
  • 電波新聞社より発売のアナログパッド「XE-1AP」にも対応しており、ポート変換器の「XHE-3」を経由して接続することによりアナログ操作でのプレイも可能となっていた。
  • 本作は発売までにメディア媒体が、HuカードPCエンジンスーパーグラフィックスへの対応(2人同時プレイが可能になる)、SUPER CD-ROM2と紆余曲折し変更され、移植の制作の発表から発売までに2年以上の時間を要した。
PlayStation 2版

スタッフ

アーケード版
  • ゲーム・デザイナー:AKIMAN(安田朗)、NIN NIN(西谷亮)、POO(船水紀孝)、MR.KIHAJI(岡本吉起
  • ソフト・プログラマー:YOUICHI(江川陽一)、NORIKO(こじまのりこ)、TAKEYO、NOUCHI(山之内一雅)
  • オブジェクト・デザイナー:KURICHAN(栗原明美)、TAKATA、SHINSYUDON、SINTAN(新谷さゆり)、EMETARO
  • スクロール・デザイナー:MIKICHAN(城戸美樹)、HANACHAN、KURAMOYAN(倉本幸代)、FUKUMOYAN(福本容子)、NONOCHAN(ののむらなおえ)、BLACK MAN
  • サウンド:TAMASAN(河本圭代)、YUKICHAN NO PAPA(坂口由洋)
  • ハードウェア:KUCHINO(口野真司)
  • メカトロニクス:KAMIMORI(かみもりかつひこ)
  • スペシャル・サンクス:HUSTLER BAM、RATTCHAN(木嶋美紀)
メガドライブ版
  • プランナー:MIHO、MU.KONDO(近藤智宏)
  • プログラミング:TAKU.AYU、K.KOBA
  • デザイナー:STRESTELES、HIDE、D.MINOW
  • サウンド:IPPO(竹内出穂)
  • ゲーム・テスティング:WORKS NISHI、GOTTOCHAN
  • スペシャル・サンクス:カプコン
セガ・マスターシステム版
  • プランナー:TOMMY、YUKINO
  • プログラマー:KIMROM、YONE(よねだひろひこ)
  • デザイナー:TOMMY、YUKIO
  • サウンドIPPO(竹内出穂)
  • スペシャル・サンクス:カプコン
PCエンジン版
  • ディレクター:岡田紀子
  • プログラマー:わだまこと
  • プロデューサー:小座間隆
  • エグゼクティブ・プロデューサー:石原幸男
  • グラフィック・コンバート:坪倉健一、仲田賢一、ひらばやしつよし(A WAVE)、こあくつふみお(A WAVE)
  • グラフィック:衛藤浩二
  • サウンド:林克洋
  • キャスト:田中秀幸池水通洋、E.HARA、Y.YAMAMOTO
  • スーパーバイザー:M.IRIGUCHI、多部田俊雄
  • マニュアルエディター:M.MORITA、S.UENO
  • スペシャル・サンクス:T.MIYOKAWA、S.KURODA、Y.MASUKO、明賀裕美子、鈴木富美子、カプコン

評価

評価
レビュー結果
媒体結果
オールゲーム4/5stars (MD)[6]
Computer and Video Games96% (Amiga)[7]
88% (CPC)[8]
87% (ST)[9]
90% (C64)[10]
92% (ZX)[11]
86% (MD)[6]
75% (SMS)[12]
Crash90% (ZX)[13]
エレクトロニック・ゲーミング・マンスリー32/40点 (MD)[6]
Eurogamer4/10点 (Wii)[14]
ファミ通27/40点 (MD)[15]
24/40点 (PCE)[16]
GameFan66% (PCE)[17]
IGN6/10点 (Wii)[14]
NintendoLife7/10点 (Wii)[14]
Sinclair User85% (ZX)[18]
Your Sinclair86% (ZX)[19]
Zzap!6497% (Amiga)[7]
93% (C64)[10]
The Games Machine94% (Amiga)[7]
90% (CPC)[8]
91% (C64)[10]
94% (ZX)[20]
ACE895/1000点 (Amiga)[7]
885/1000点 (C64)[10]
Zero81% (Amiga)[7]
Aktueller Software Markt6.4/12点 (Amiga)[7]
7.2/12点 (ST)[9]
5.2/12点 (C64)[10]
Amstrad Action80% (CPC)[8]
Atari ST User8/10点 (ST)[9]
ST Format71% (ST)[9]
Commodore Format79% (C64)[10]
メガドライブFAN18.86/30点 (MD)[4]
MegaTech82% (MD)[21]
Mean Machines85% (MD)[22]
62% (SMS)[12]
Raze72% (MD)[6]
月刊PCエンジン83/100点 (PCE)
マル勝PCエンジン31/40点 (PCE)
PC Engine FAN23.11/30点 (PCE)[23]
(総合81位)
受賞
媒体受賞
第2回ゲーメスト大賞大賞 2位[24]
ベストシューティング賞 2位[24]
ベストエンディング賞 3位[24]
ベストグラフィック賞 1位[24]
ベストVGM賞 9位[24]
年間ヒットゲーム 13位[24]
ゲーメストザ・ベストゲーム 第26位[3]
(1991年)
CrashCrash Smash!
Sinclair UserSU Classic
C+VGCVG Hit!
アーケード版
  • ゲーム誌『ゲーメスト』誌上で行われていた「第2回ゲーメスト大賞」(1988年度)において、読者投票により大賞2位を獲得している。その他に、ベストシューティング賞で2位、ベストエンディング賞で3位、ベストグラフィック賞で1位、ベストVGM賞で9位、年間ヒットゲームで13位、ベストキャラクター賞ではシルフィーが5位、名無しの超戦士が6位、天帝バイオスが18位を獲得した[24]
  • 1991年に刊行されたゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』において、それまでの全アーケードゲーム作品を対象とした読者投票では第26位を獲得した[3]
  • 1998年にそれまで発売されていたアーケードゲーム全てを対象に行われたゲーメスト読者の人気投票によるゲーメストムック『ザ・ベストゲーム2』では、「グラフィックに定評のあったカプコンが、改めてその質の高さを世に知らしめることとなった作品」、「美麗なグラフィックと並んで衝撃的だったのが、ローリングスイッチの存在。(中略)画期的なショットコントロールシステムだった」、「自キャラを強力にアシストする『サテライト』の存在も大きかった。(中略)『R-TYPE』のフォースに近いものだが、ローリングスイッチによって自キャラの衛星軌道上に自由に配置することができ、より素早く、アナログ的な制御が可能になっている点が決定的に違う」、「通貨である『ゼニー』はクリア後にボーナス点として加算されるので、ハイスコアラーは皆、超守銭奴と化していた」と主にグラフィック面を絶賛し、操作性やゲーム性に関しても肯定的に評価している[25]
メガドライブ版

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計27点[15]、『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.86点(満30点)となっている[4]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.26 3.06 2.96 3.20 2.96 3.42 18.86
PCエンジン版

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計24点[16]、『月刊PCエンジン』では85・90・80・80・80の平均83点(満100点)、『マル勝PCエンジン』では8・8・8・7の合計31点(満40点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、23.11点(満30点)となっている[23]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で81位(485本中、1993年時点)となっている[23]。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では、「ビジュアルシーンは業務用を凌駕している」とグラフィックに関して肯定的なコメントで紹介されている[23]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.85 3.93 3.56 4.00 4.04 3.74 23.11

関連作品

脚注

  1. ^ a b c d e f “ロストワールド”. マイコンBASICマガジン (電波新聞社): 273-275. (9 1988). 
  2. ^ 『メガドライブのすべて』 成沢大介健部伸明 JICC出版局 1990年 ISBN 4-88063-790-4
  3. ^ a b c d e f g h 「最も愛されたゲームたち!! 読者が選んだベスト30」『ザ・ベストゲーム 月刊ゲーメスト7月号増刊』第6巻第7号、新声社、1991年7月1日、52 - 53頁、ASIN B00BHEECW0 
  4. ^ a b c 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店、1993年7月15日、65頁。 
  5. ^ スタッフロールにてK.HAYASHI(林克洋)の記述があるほか、本人のWebサイトにも記述がある
  6. ^ a b c d Forgotten Worlds for Genesis (1989)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2017年3月11日閲覧。
  7. ^ a b c d e f Forgotten Worlds for Amiga (1989)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月19日閲覧。
  8. ^ a b c Forgotten Worlds for Amstrad CPC (1989)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月19日閲覧。
  9. ^ a b c d Forgotten Worlds for Atari ST (1989)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月19日閲覧。
  10. ^ a b c d e f Forgotten Worlds for Commodore 64 (1989)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月19日閲覧。
  11. ^ Image: CVG09200025.jpg, (969 × 1331 px)”. wos.meulie.net. 2015年9月5日閲覧。
  12. ^ a b Forgotten Worlds for SEGA Master System (1991)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月19日閲覧。
  13. ^ http://www.worldofspectrum.org/showmag.cgi?mag=Crash/Issue65/Pages/Crash6500013.jpg
  14. ^ a b c Forgotten Worlds for Wii (2008)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月19日閲覧。
  15. ^ a b フォゴットンワールズ まとめ [メガドライブ]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年11月14日閲覧。
  16. ^ a b フォゴットンワールド まとめ [PCエンジン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年11月14日閲覧。
  17. ^ Forgotten Worlds for TurboGrafx CD (1992)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月19日閲覧。
  18. ^ http://www.worldofspectrum.org/showmag.cgi?mag=SinclairUser/Issue086/Pages/SinclairUser08600009.jpg
  19. ^ Forgotten Worlds”. ysrnry.co.uk. 2015年9月5日閲覧。
  20. ^ http://www.worldofspectrum.org/showmag.cgi?mag=TheGamesMachine/Issue19/Pages/TheGamesMachine1900031.jpg
  21. ^ MegaTech rating, EMAP, issue 6, page 78, June 1992
  22. ^ Out-of-Print Archive • Mega Drive/Genesis reviews • Forgotten Worlds”. outofprintarchive.com. 2015年9月5日閲覧。
  23. ^ a b c d 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、91頁。 
  24. ^ a b c d e f g 「ゲーメスト大賞11年史」『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、22 - 23頁、ISBN 9784881994290 
  25. ^ 「ザ・ベストゲーム」『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、79頁、ISBN 9784881994290 
  26. ^ 『月刊ゲーメスト』1990年10月号、新声社、58頁。
  27. ^ シャドルー格闘家研究所・活動報告書『キャラ図鑑199:TWO.P』
  28. ^ 株式会社スタジオDNA 『SNKvs.CAPCOM激突カードファイターズ攻略秘伝書』より
  29. ^ 以下の外部リンクを参照。SNKvs.CAPCOMカードファイターズ2 EXPAND EDITIONオフィシャルホームページより(SNK公式サイト/triticom.comによる)

外部リンク