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2022年10月6日 (木) 21:57時点における版
千葉県立船橋高等学校 | |
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北緯35度41分43秒 東経140度0分11.5秒 / 北緯35.69528度 東経140.003194度座標: 北緯35度41分43秒 東経140度0分11.5秒 / 北緯35.69528度 東経140.003194度 | |
過去の名称 |
東華学校 船橋中学院 財団法人船橋中学校 船橋市立船橋中学校 千葉県立船橋中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 千葉県 |
設立年月日 | 1920年10月 |
創立記念日 | 5月15日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制・定時制 |
単位制・学年制 | 単位制 |
設置学科 |
普通科 理数科(全日制のみ) |
学期 |
2学期制(全日制) 3学期制(定時制) |
学校コード | D112210000299 |
高校コード | 12112G |
所在地 | 〒273-0002 |
外部リンク | 千葉県立船橋高等学校 |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
千葉県立船橋高等学校(ちばけんりつ ふなばしこうとうがっこう)は、千葉県船橋市東船橋六丁目にある県立高等学校。
通称「船高」(ふなこう)、「県立船橋」(けんりつふなばし)、「県船[1]」(けんふな)[2]。単に「船橋高校」(ふなばしこうこう)と呼ばれることもある[3]が、同名の高校が複数存在するので、特に区別する必要がある場合は、正式名称か上記の通称が使用される。
概要
千葉県の進学指導重点校、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール (SSH) 指定校。県立千葉・東葛飾と共に「千葉県公立御三家」と呼ばれる。
教育方針
- 自他敬愛の精神に立って互いに切磋琢磨し、専心研学の校風を樹立する。
- 創造的な知性と円満な徳性を培い、社会的に有為な人材を育成する。
- 強靱な体力と旺盛な気力を養い、自学・自律を通して実践力のある人間を育成する。
- 勤労を重んじ、進んで学習環境の整備に努め、明るい学園を建設する。
これらの方針に基づき、生徒が学習や部活動に生き生きと活動する環境づくりをさらに推進するとともに、生徒一人一人の夢の実現に向け、きめ細やかな教育活動を展開する。
沿革
- 1918年 - 教育者・賀川宣勝により東華学校[4]として創立。船橋大神宮隣の庄左右衛門宅別棟を教室とする。
- 1920年 - 神官・千葉健吉が東華学校を継承、船橋中学院と改称される。教室が大神宮客殿に移転。
- 1924年 - 現在地に移転する。
- 1929年 - 中学校令により中学校として認可され、財団法人船橋中学校となる。
- 1940年 - 船橋市が買収し船橋市立船橋中学校となる。5月15日、開校記念式典を挙行する。この日を創立記念日とする。
- 1943年 - 第2部を設立する。
- 1944年 - 県に移管され、千葉県立船橋中学校となる。
- 1948年 - 学制改革により千葉県立船橋高等学校となる。
- 1949年 - 男女共学となる。
- 1950年 - 市町村組合立習志野農業高等学校を併合し、習志野校舎とする。農業科を設置。従来の第2部を定時制課程とする。
- 1961年 - 習志野校舎を新築移転。同時に農業科を園芸科に改組。
- 1963年 - 新設の千葉県立薬園台高等学校が習志野校舎を併合する(園芸科廃止)。
- 1969年 - 全日制課程理数科を設置。
- 1975年 - 学校群制度施行(第2学校群)。
- 1978年 - 単独選抜制度に改められる。
- 2003年 - 進学指導重点校に指定される。
- 2006年 - 普通教室に冷房設置。
- 2009年 - 全日制に単位制が導入される(2009年度入学生より)。文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール (SSH) の指定を受ける。
- 2011年 - コアSSH校として採択。
SSHとしての取り組み
- 大学や博物館などを訪問し授業を受けることが出来るSS講座の実施
- 課題研究
- 新型機材の設置など[5]。
設置課程
- 全日制(2009年度入学生より単位制導入)
- 普通科
- 理数科
- 定時制(単位制)
- 普通科
基礎データ
アクセス
象徴
- 校章
- 橘(たちばな)の5弁5萼の花をかたどったもの。橘の香り高い花は、古典文化にゆかり深く、その常緑の葉には、節操堅固の姿を看守できる。新学制のもと高等学校として再出発するに当たり、本校に集う若人たちの、生新な文化創造への意志並びに真理と正義をめざしての限りない前進を期待し、それを象徴するものとして、橘をもって校章としたものである。
- 校歌
- 作詞:サトウ・ハチロー、作曲:山田耕筰である。
学校行事
- 入学式
- SS野外学習
- 理数科のみで行われる野外学習。房総半島方面で、理科の特別授業が泊り掛けで開催される。
- たちばな祭
- 毎年6月第3週に開催される文化祭。文化委員会主導のもと、生徒発案・生徒主体で開催される。
- 芸術鑑賞会
- 1年生のみで行われる。
- 球技大会
- 毎年7月に開催される。何種目かの大会が開催され、各学年で競う。
- オーストラリア短期留学
- 夏休みの間、2年生の中で選ばれた30人程度の生徒が、2週間程度オーストラリアで語学留学をする。留学中はホームステイを行い,様々な地を訪問する。
- 陸上競技大会
- 毎年10月に開催される大会。いくつかの種目に分かれ、一人二種目に参加する。
- 遠足
- 1・3年生で開催される。1年生は全員参加のもと特定の地で開催されるが,3年生は各々のクラスで行き先を決めて行われる。
- 修学旅行
- ほととぎす祭・合唱の部
- 毎年11月に文化委員会主導のもと開催される1・2年生による合唱祭。
- ほととぎす祭・冊子の部
- 毎年11月末ごろに文化委員会主導のもと開催される冊子即売会。各々の部活や有志団体が自由に冊子を作り、生徒会のチェックのもと本館南館間の廊下で販売される.金銭の取引はなく、早い者勝ち方式で販売される.
- かるた大会
- 文化委員会主導のもと開催される1年生によるかるた大会。体育館で大きな百人一首を使い、全員で競い合う。
- 予餞会
- 卒業式
- 台湾研修
- 理数科と一部の普通科の希望者のみで行われる台湾での研究発表会。1週間ほどかけて様々な大学や高校を訪問し、英語を使って研究発表や交流を図る。
施設
本館、南館、新館のほか、体育館やセミナーハウスなどが設置されている。温水プールが設置されている。
グラウンドは陸上競技トラックを有する上グラウンドと、第二次世界大戦期に利根川放水路として掘削されたものの戦況の悪化により工事中止となり、その後用水路が船橋ルートから検見川ルートに変更された後に売却された用地である下グラウンドに分かれている。
部活動など
県立船橋高校は部活動が盛んであり、部活加入率が120%を超えている。全員が入部しているわけではなく、複数の部活に入部している生徒が多いため高い加入率になっている。兼部文化が盛んであることも、この高校の特徴である。
以下、過去に存在した団体については※をつけている。
体育系部活動
文化系部活動
- 生物部
- 地学部
- 自然科学部
- 歴史研究部
- 合唱部
- オーケストラ部
- 軽音楽部(元フォークソング部)
- ジャズバンド部
- アコースティックギター部
- クラシックギター部※
- 吹奏楽部※
- 演劇部
- 美術部
- 書道部
- 華道部
- 茶道部
- 陶芸部
- 将棋部
- 鐵道研究部
- 写真部
- クイズ研究会部
- JRC部
- コンピュータ部
- 現代視覚文化研究部
- ソングリーディング部
有志委員会
同好会
著名な出身者
政治
- 野田佳彦(第95代内閣総理大臣、第14代財務大臣、第9代民主党代表、衆議院議員、千葉県議会議員)
- 服部友則(第15代八千代市長、千葉県議会議員、第22代八千代市議会議長、八千代市議会議員)
- 藤代孝七(第18代 - 21代船橋市長)
- 蕨和雄(第6代佐倉市長)
行政
学者
- 牛村圭(比較文化学者)
- 亀田啓悟(経済学者)
- 私市保彦(フランス文学・比較文学者)
- 佐々木寛(国際政治学者)
- 佐々木由香(ブラウン大学准教授、神経科学)
- 千石正一(動物学者)
- 服部龍二(政治学者)
- 渡邊啓貴(東京外国語大学教授)
作家・出版業界
マスコミ
- 青山友紀(山形放送アナウンサー)
- 阿部哲子(元日本テレビアナウンサー)
- 小川浩司(NHKアナウンサー)
- 栗本祐子(フリーアナウンサー、ナレーター)
- 佐久間あすか(テレビ大阪アナウンサー)
- 高野純一(朝日放送アナウンサー)
- 原大策(NHKアナウンサー)
- 宮田修(元NHKエグゼクティブアナウンサー)
芸能・芸術
- 新子夏代(声優・舞台俳優)
- 大垣友紀惠(デザイナー)
- 片渕須直(アニメーション監督)
- 上山道郎(漫画家)
- 劇団ひとり(お笑いタレント)※定時制課程普通科
- 佐藤龍一(シンガーソングライター)
- ディーン・フジオカ(俳優)
- 田久保裕一(指揮者)
- 寺嶋由芙(アイドル)
スポーツ
その他
脚注
- ^ 【試合結果】日大習志野、初の8強 八千代松陰、県船破る 第103回全国高校野球 千葉大会 第10日 千葉日報オンライン 2021年7月17日
- ^ “市立船橋を「しりつ」呼び...甲子園実況に違和感も なぜ「いちりつ」じゃない?NHKと高校に聞いた”. J-CASTニュース (2022年8月9日). 2022年8月9日閲覧。
- ^ “船高HP_校歌”. 千葉県立船橋高等学校. 2013年8月20日閲覧。
- ^ 「東葛飾郡の華」という意味
- ^ “千葉県立船橋高等学校公式HP”. 千葉県学校教育情報ネットワーク. 2017年8月10日閲覧。
- ^ 1981年の東船橋駅開設まで、旧国鉄での通学は津田沼駅または船橋駅からバスを利用していた