狼の唄
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狼の唄 | |
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Wolf Song | |
監督 | ヴィクター・フレミング |
脚本 | Julian Johnson(インタータイトル) |
原案 | ハーヴェイ・ファーガスン |
製作 |
B.P. Fineman |
出演者 |
ゲイリー・クーパー ルーペ・ヴェレス |
音楽 |
Max Bergunker ジェラード・カーボナーラ |
撮影 | アレン・シーグラー |
編集 | エダ・ウォレン |
製作会社 | パラマウント映画 |
配給 | パラマウント映画 |
公開 |
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上映時間 | 93分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語のインタータイトル |
『狼の唄』(おおかみのうた、Wolf Song[1])は、ヴィクター・フレミング監督、 ゲイリー・クーパーとルーペ・ヴェレスの主演により、アメリカ合衆国で1929年に制作されたサイレントの西部劇恋愛映画[2]。
ハーヴェイ・ファーガソンによる小説が原作となっている[3]。
この映画はサイレント映画としても上映されたが、ヴァイタフォン方式による音声も用意され[4]、映画に合わせて演奏されることが意図されたスコア(総譜)や効果音も盛り込まれ、さらに画面に合わせた歌の場面もあった。プレコード期の映画作品であり、ゲイリー・クーパーが全裸同然で川で髭を剃り、洗い物をする場面がある[5][出典無効]
あらすじ
[編集]セントルイスの酒場で、毛皮とりの猟師ガリオン、サッチャーと意気投合した青年サム・ラッシュは、彼らと行動を共にしてロッキー山脈へ向かう。やがて、彼らはメキシコ領にあるタオスの町へ赴くが、そこでサムは地元の有力者サラサール家の令嬢ローラと出合い、一目惚れしたふたりは、アメリカ合衆国領のフォート・ベントへ駆け落ちする。ところが、放浪生活が見に染み付いたサムは、立ち去っていくガリオンとサッチャーをいったんは見送ったものの、ローラへの愛と、馴染んだ放浪生活の間で引き裂かれて苦悩する。[3]
キャスト
[編集]- ゲイリー・クーパー - サム・ラッシュ (Sam Lash)
- ルーペ・ヴェレス - ローラ・サラサール (Lola Salazar)
- ルイス・ウォルハイム - ガリオン (Gullion)
- コンスタンティン・ロマノフ (Constantine Romanoff) - ルーベ・サッチャー (Rube Thatcher)
- マイケル・ヴァヴィッチ - ドン・ソロモン・サラサール (Don Solomon Salazar)
- アン・ブロディ - ドゥエナ (Duenna)
- ラス・コロンボ - アンブロシオ・ギテレス (Ambrosio Guiterrez)
- アウグスティナ・ロペス - ルイーサ (Louisa)
- ジョージ・リーガス - ブラック・ウルフ (Black Wolf)
- レオーネ・レイン - 踊り場の女 (Dance hall girl)
- ガイ・オリヴァー(クレジットなし)[2]
サウンドトラック
[編集]- "Love Take My Heart" (Arthur J. Lamb and A. Teres)
- "Mi Amado" (Harry Warren, Sam Lewis, and Joe Young)
- "Yo Te Amo Means I Love You" (Richard A. Whiting and Al Bryan)[6]
脚注
[編集]- ^ “Wolf Song”. The Library of Congress. 2015年3月28日閲覧。
- ^ a b “Wolf Song”. Internet Movie Database. 2012年9月14日閲覧。
- ^ a b 狼の唄 - 映画.com - ネタバレを含むあらすじが記載されている。
- ^ Vitaphone Koshka. “Vitaphone Soundtrack Collection”. Internet Archive. 2020年7月31日閲覧。
- ^ Wolf Song at silentera.com database
- ^ “Soundtracks for The Wolf Song”. Internet Movie Database. 2012年9月14日閲覧。