猿田東之助
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猿田 東之助(さるた とうのすけ、1854年8月13日〈嘉永7年7月20日〉 - 1929年〈昭和4年〉6月8日)は、日本の剣客、警察官。
経歴
[編集]小見川藩(下総国香取郡)に生まれ、5歳から父猿田源八とともに岡野道矩に積川一刀流剣術を学ぶ。
1885年(明治18年)、千葉県看守を務め、その後警視庁小松川警察署撃剣世話掛を経て、宮内省皇宮警察長小笠原武英の招きで皇宮警察に移籍。身長5尺(約150cm)と小柄であったが、早業で「猿田彦」の異名をとる。
のち学習院剣道教師を経て海軍兵学校剣道教師を長く務め、1916年(大正5年)に帰郷。道場習武場を開き、佐原中学校、小見川農学校の剣道師範を務める。大日本武徳会から剣道範士の称号を授与された。