玉川舟調
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玉川舟調
国籍 | 日本 |
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読み仮名 | たまがわ しゅうちょう |
職業 | 画家、浮世絵師、xylographer |
師匠 | 一筆斎文調 |
活動地 | 東京都 |
活動開始 | 1790 |
活動終了 | 1803 |
コレクション所蔵者 | ヴィクトリア国立美術館、ミネアポリス美術館、ネルソン・アトキンズ美術館、国立世界文化博物館、東京国立博物館 |
作者の著作権状態 | 著作権保護期間満了 |
玉川 舟調(たまがわ しゅうちょう、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
来歴
[編集]一筆斎文調の門人。寛政から享和(1789年〜1804年)の頃、錦絵隆盛期の絵師で、錦絵と黄表紙の挿絵を描いている。代表作として大判の錦絵「風流化粧鏡」、「四季子供遊び」などがあげられる。このような美人画の他に上野東叡山や両国夕涼み風景を描いた浮絵もみられる。また享和3年(1803年)刊行の黄表紙『仇討備前徳利』(馬光仙作)の挿絵を描いている。かつて、喜多川歌麿の門人かとされた時期もあった。
窪俊満による文調七回忌追善の摺物の中に「門葉の文康舟調など聞ゆる人々」とある。
作品
[編集]- 「梅に鷹」 柱絵
- 「夕霧伊左衛門」 柱絵
- 「絵合八景 お七吉三」 間判
- 「風流やつし 川津俣野」 間判 子供絵
- 「風流化粧鏡 乳のみ」 大判
- 「風流相性鏡」 大判
参考文献
[編集]- 藤懸静也『増訂浮世絵』 雄山閣、1946年近代デジタルライブラリー※164頁
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』第2巻 大修館書店、1982年 ※51頁
- 吉田漱 『浮世絵の見方事典』 北辰堂、1987年