玉盛順一朗
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玉盛 順一朗(たまもり じゅんいちろう、生年月日不詳 )は、日本のインダストリアルデザイナーで、アニメーションのメカニックデザイナーも務める。
来歴
[編集]1990年、沖縄県立芸術大学美術工芸学部(デザイン工芸学科、デザイン専攻)を卒業する。カロッツェリア(自動車車体デザイン工房)、工業デザイン事務所において、デザインアシスタント、プロダクトデザイナーを務める(横浜・東京)。
1998年よりフリーランスデザイナーとなる。沖縄を拠点とし、プロダクトデザイン、ウェブデザイン、情報デザイン、情報アーキテクチャ、コンテンツ制作・運用管理分野の活動をおこなう。また、沖縄のデザイン専修学校において、デザイン専任講師にも就いた。
2001年より映像分野の活動を始め、2011年より主にアニメーション分野(メカデザイン)に特化する。
2014年頃より総合デザイン活動としてプロダクトデザインに取り組む。
人物
[編集]熱狂的な『宇宙戦艦ヤマト』のファンで、同人誌活動などに参加している[1]。
ロボットアニメ『ゲッターロボ』『マジンガーZ』『コンバトラ―V』、『機動戦士ガンダム』が好き、特に『伝説巨人イデオン』の造形を絶賛[2]。
Production I.Gの郡司プロデューサーから「見た目だけでなく、そのメカの機能やデザインの必然性についてよく考えられている」と評される[3]。
メカニックデザインはCGモデルできちんと再現できるデザインであることが大前提である[3]。
多忙を極めてくるとツイッターのアイコンが女性化する事がある[4]
参加作品
[編集]映像作品
[編集]- 「星の海のアムリ」メカニカルデザイン(2007年)
- 「スケアクロウマン」メカニカルデザイン(2008年)
- 「宇宙戦艦ヤマト2199」メカニカルデザイン、レイアウト監修(2012年)
- 「翠星のガルガンティア」[3話、4話] 船設定 (2013年)
- 「マスター・オブ・トルク」メカニカルデザイン(2014年)※ヤマハ発動機オリジナル短編アニメーション作品
- 「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」メカニカルデザイン、レイアウト監修(2014年)
- 「スペース☆ダンディ」[20話、23話]ゲストメカデザイン [23話]美術デザイン(2014年)
- 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」メカニカルデザイン(2017年-)
- 「ひそねとまそたん」[9話、11話] メカニックデザイン (2018年)
- 「銀河英雄伝説 Die Neue These (星乱)」デザインワークス (2019年)
- 「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション EUREKA 」メカニックデザイン (2020年)
- 「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」メカニカルデザイン(2020-2021年)
- 「機動戦士ガンダム 水星の魔女」美術デザイン (2022年)
- ベネリットグループ・フロントの外観から無重力区画の女子トイレまで、宇宙建築・インテリア系を担当
- 「T・Pぼん」メカニックデザイン(2024年 Netflix配信作品)
- 「ヤマトよ永遠に REBEL3199」メカニカルデザイン(2024年-)
漫画
[編集]- 「群青旅団 [BLUE ARMORED TRAIN]-悪魔の巨大列車砲-」メカニックデザイナー(2016年)
- 「宇宙戦艦ヤマトNEXT スターブレイザーズΛ」 メカニックデザイナー(2021年)
脚注
[編集]- ^ a b “玉盛順一朗インタビュー”. アキバ総研 (2019年2月25日). 2022年7月28日閲覧。
- ^ “玉盛順一朗インタビュー”. 超!アニメディア (2019年2月26日). 2022年7月30日閲覧。
- ^ a b “玉盛順一朗インタビュー”. GIGAZINE (2019年2月25日). 2022年7月30日閲覧。
- ^ @ecoley (2022年11月24日). "つぶやき". X(旧Twitter)より2022年11月25日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- tamamori (@ecoley) - X(旧Twitter)(2008年12月 - )