王立中央アフリカ博物館
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王立中央アフリカ博物館(おうりつちゅうおうアフリカはくぶつかん、オランダ語: Koninklijk Museum voor Midden-Afrika、フランス語:Musée royal de l'Afrique centrale)は、ベルギーのフラームス=ブラバント州テルフューレンに位置する自然史博物館。
概要
[編集]歴史
[編集]- 1884 - 1885年、ベルリン会議でコンゴ自由国が認可
- 1897年、ブリュッセル世界万博を開催する際、レオポルド2世は王領地テルフューレンを植民地、コンゴ自由国の展示に使用。
- Palace of the Colonies(建築家:Georges Hobé、アール・ヌーヴォー様式)を建設
- 展示物:民族具、剥製動物、カカオなどの生産品
- 庭園には60名が居住するアフリカの住居の複製を建築
- トラム(44 tram line、ブリュッセル - テルフューレン)を建設
- 1898年、 Palace of the Colonies はコンゴ博物館 (Musée du Congo) として常設博物館となる。
- 1904年、新博物館(建築家:Charles Girault、新古典様式の本館、別館、庭園)建設開始
- 1910年、アルベール1世により ベルギー領コンゴ博物館の名で開館
- 1952年、博物館の名称に「王立」が追加
- 1957年、ブリュッセル万国博覧会 の際に、Centre d'Accueil du Personnel Africain (CAPA) 建築
- 1960年、現在の名称に改称
- 2005年2月4日 - 10月9日、特別展 "The Memory of Congo"(コンゴの記憶)開催。『レオポルド王の霊 (King Leopold's Ghost) 』の著者アダム・ホックシールドは、この特別展が不誠実なもの (distortions and evasions) であると New York Review of Books に記述した[1]。
コレクション
[編集]- 剥製動物:10,000,000
- 岩石のサンプル:250,000
- 民俗誌的資料:120,000
- 地図:20,000
- 木材資料:56,000
- 楽器:8,000
- 文書記録(ヘンリー・モートン・スタンリーの記録を含む):350
植物標本集は、ベルギー国立植物園 (National Botanic Garden of Belgium)に移動
研究
[編集]4 部門:
- 文化人類学部門 - 代表: Jos Gansemans
- 地質学・鉱物学部門 - 代表: Johan Lavreau
- 動物学部門 - 代表: Michel Louette
- 歴史学、一般科学部門 - 代表: Philippe Marechal
ギャラリー
[編集]基本情報
[編集]- 住所
Leuvensesteenweg 13 3080 Tervuren
- 開館日時
- 閉館
- 料金
脚注
[編集]- ^ Adam Hochschild In the Heart of Darkness, New York Review of Books, 26 October 2005
外部リンク
[編集]- オフィシャルウェブサイト
- Collection etnomusicology
- Tervuren wiki page on the museum
- Flickr Royal Museum for Central Africa
- Albertine Rift Project To access the many excellent pictures Pick a group (bird, butterfly fish) in top menu then go to the taxa list . Click on the species name if a photo is indicated by a camera pic on the right.
座標: 北緯50度49分51.20秒 東経4度31分6.59秒 / 北緯50.8308889度 東経4.5184972度