班渓 (下川町)
表示
班渓 | |
---|---|
北緯44度13分0.87秒 東経142度39分7.12秒 / 北緯44.2169083度 東経142.6519778度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 北海道 |
郡 | 上川郡 |
市町村 | 下川町 |
人口 | |
• 合計 | 97人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
098-1215 |
市外局番 | 01655[2] |
ナンバープレート | 旭川 |
班渓(ぱんけ)は、北海道上川郡下川町の地名。郵便番号は098-1215。
地理
[編集]北海道上川地方・下川町の南部に位置する。主に農地、山林として利用されている。東は渓和・一の橋、南は士別市朝日町岩尾内・朝日町登和里、南西は士別市朝日町中央、西は名寄市風連町東生・風連町池の上、北は西町・南町・三の橋に接する。
河川
[編集]- 下川パンケ川
- 下川ペンケ川
- 桑の沢川
山岳
[編集]- 蕗の山
歴史
[編集]パンケ地区、桑の沢(くわのさわ)地区からなり、公区(行政区)としての班渓公区を含む。パンケ地区は殖民区画の上名寄23線(現北海道道101号下川愛別線)に直交する南3号以南の地区で、古くはパンケヌカナン御料地と呼ばれた。1903年に入殖が始まり、同年に小作農場の谷井農場(やついのうじょう)も設置された。谷井農場は1920年より始まった小作争議を経て開放された。桑の沢地区はビバウシ川(現桑の沢川)沿いの低地で、1905年に五味温泉が発見され、1907年より開拓が始まった。現在は全地区が農林地帯として発展している。なお、旧下川鉱山地区はペンケ川上流に当たるが、1983年の休山で無住となり字名改正の時点で班渓に加えられた。このため、北海道道354号の起点の地名と路線名(ペンケ下川停車場線)が一致しないこととなった。
地名の由来
[編集]地内を流れるパンケ川に由来する。
沿革
[編集]- 1924年(大正13年)1月1日 - 下川村分村に伴い、11字が設置される。
- 1982年(昭和57年) - 農業基盤整備の換地処分に伴い「字下川」が新設される。
- 1984年(昭和59年)4月1日 - 従来の字を改正し、班渓が設置される。
町名の変遷
[編集]実施後 | 実施年月日 | 実施前(各字名ともその一部) |
---|---|---|
班渓 | 1984年4月1日 | 下川原野、名寄原野、名寄、上名寄原野、パンケヌカナン原野、ペンケヌカナン原野、下川 |
交通
[編集]バス
[編集]道路
[編集]- 北海道道101号下川愛別線 - 殖民区画の上名寄原野23線(南3号~南8号)
- 北海道道206号下川風連線
- 北海道道354号ペンケ下川停車場線
- 北海道道758号パンケ風連線
施設
[編集]- 五味温泉 - 体験の森、下川町環境共生型モデル住宅「美桑」(みくわ)が併設される。
- 下川町土壌改良施設
- 南部会館
- 桑の沢会館
- パンケ墓地
- 開成小学校(廃校)
- 菱光小学校(廃校)
- 菱光中学校(廃校)
- 新下川郵便局(廃局)
- 新下川警察官駐在所(廃止)
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- 下川町『下川町史』1968年。
- 下川町『下川町史(第2巻)』1980年。
- 下川町『下川町史(第3巻)』1991年。
- 下川町『下川町史(第4巻)』2002年。
脚注
[編集]- ^ “平成27年国勢調査の調査結果”. 総務省統計局 (2017年5月30日). 2017年6月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月20日閲覧。