コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

瑞現寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
瑞現寺
所在地 岐阜県恵那市武並町竹折1064
位置 北緯35度26分08.9秒 東経137度20分57.2秒 / 北緯35.435806度 東経137.349222度 / 35.435806; 137.349222座標: 北緯35度26分08.9秒 東経137度20分57.2秒 / 北緯35.435806度 東経137.349222度 / 35.435806; 137.349222
山号 銀松山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 嘉吉2年(1442年)
開山 徳外玄隆
中興 招山全隆
札所等 恵那三十三観音霊場二十六番
法人番号 7200005009150
瑞現寺の位置(岐阜県内)
瑞現寺
瑞現寺
瑞現寺 (岐阜県)
テンプレートを表示

瑞現寺(ずいげんじ)は、岐阜県恵那市武並町竹折にある釈迦如来を本尊とする曹洞宗の寺院。山号は銀松山。恵那三十三観音霊場二十六番。

歴史

[編集]

寺伝によると、嘉吉2年(1442年)に、真道達源という平僧が、庵寺を創建したことに始まる。

寺の前身は、一説によると洞地内の寺畑にあり、長福寺と称したと言われているが、古記録が無いので不詳である。

寛永3年(1626年)に失火により焼失したが、同18年(1641年)に青山玄秀和尚が再建した。

その後、青山玄秀は、明暦元年(1655年)、恵那郡千旦林村大林寺徳外玄隆を迎えて瑞現寺を開山し、自身は二世となった。

元禄14年(1701年)、三世の風山理真の代に梵鐘を鋳造した。

明治9年(1876年)に十八世の巨海宗山の代に、再び火災に遭い焼失したが、明治13年(1880年)から3年間で各堂宇が複建された。

昭和17年(1942年)、梵鐘は戦時供出により失われた。

昭和55年(1980年)大禅英明により全伽藍が増改築されて今日に至っている。

瑞現寺が管轄する堂宇は、上野の弘法堂・観音堂、美濃の観音堂、中切の庚申堂、宿の弘法堂である。

関連寺院

[編集]

参考文献

[編集]
  • 『武並町史』 第四編 第五章 神社・仏閣 第三節 地区別の神社・仏閣・石造物 中切地区 銀松山 瑞現寺 p256~p257 武並町史編纂委員会 平成5年
  • 『恵那市史  通史編 第2巻』 第八章 江戸時代の社会生活と文化 第二節 社寺と文化 二 仏教と寺院 p1045~p1082 1989年 
  • 『恵那郡史』 第八篇 現代 第四十一章 人文の発展(一) 【各宗寺院】 p612~p619 恵那郡教育会 1926年