コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

田中ユタカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田中 ユタカ
生誕 (1966-09-08) 1966年9月8日(58歳)
日本の旗 日本大阪府
職業 漫画家
活動期間 1992年 -
テンプレートを表示

田中 ユタカ(たなか ユタカ、1966年9月8日 - )は、日本漫画家大阪府出身。

1992年に『アニマルハウス』(白泉社)掲載の「グリーン・ピース[1]」でデビュー。1994年から現在のペンネームを名乗っている。

概略

[編集]

愛し合う2人の甘く幸せな時間を描いた作品を得意とする。初期の頃は江川達也の影響を強く受けた絵柄だったが、現在は独自の絵柄を築いている。

単行本(特に連載作品)の出版に当たって大幅に加筆・再構成されることがあり、『愛人[AI-REN]』では連載時と全く異なる最終話が描き下ろされたほか、『ミミア姫』最終巻においても200ページ以上に筆が加えられている[2]

2012年初頭を境に、作品発表の場を雑誌から携帯コミック[3]に移した。同年刊行の『初愛2』は1編を除いて携帯コミックが初出となる作品集である。

作品リスト 

[編集]

一般向け漫画

[編集]
  • ロマンスシリーズ(雄出版
    1. 純愛(ロマンス)(1999年11月) - 傑作集(新収録含む)
    2. 秘めごと ロマンス2(2000年4月) - 傑作集(新収録含む)
    3. 感じる? ロマンス3(2001年8月) - 再録1作品
  • エッチシリーズ(蒼竜社)
    • しあわせエッチ(2003年11月)
    • ときめきエッチ(2004年12月)
  • 愛しのかな(竹書房)
    1. 愛しのかな(2006年7月)
    2. 愛しのかな(2008年3月)
    3. 愛しのかな(2009年10月)
  • ミミア姫講談社アフタヌーンKC
    1. ミミア姫 「雲の都」のミミア姫〜光の羽根のない子ども〜(2007年7月)
    2. ミミア姫 騎士の帰還〜光の羽根の少年〜(2008年3月)
    3. ミミア姫 ミミア姫の旅立ち〜いちばんさいしょの物語〜 (2010年9月)[6][2]
    • もと子先生の恋人(白泉社・2009年1月)
  • 好きでいっぱい♡(蒼竜社・2014年5月)
  • 笑うあげは(竹書房近代麻雀コミックス)
    1. 笑うあげは(1)(2017年2月)
    2. 笑うあげは(2)(2017年10月)
    3. 笑うあげは(3)(2018年5月)
    4. 笑うあげは(4)(2018年12月)
  • 美少女雀士!スパローガール!(竹書房近代麻雀コミックス・2019年9月)

成人向け漫画

[編集]
  • ファースト・タッチ(富士美出版1995年8月)
  • ラブシチュエーション(松文館1996年2月)
    • 【新装版】ラブシチュエーション(松文館・2006年2月) - 2作品が差し替えられた。
  • 初夜(竹書房)
    1. 初夜(ヴァージン・ナイト)(1997年10月)
    2. 初夜2(ヴァージン・ナイト2)(2001年6月)
    • 【文庫版】初夜(ヴァージン・ナイト)(2003年12月)
  • 人魚姫のキス(富士美出版・1996年7月)
  • 秘めごとの関係(東京三世社・1996年12月)
  • 月とさくらんぼ(富士美出版・1997年4月)
  • ボクの好きな女の子(東京三世社・1997年10月)
  • 気持ちいい発見(雄出版・1998年3月)
  • ラブラブだもん(富士美出版・1998年5月)
    • 【新装版】ラブラブだもん(蒼竜社・2001年8月)
  • 大切な恋(雄出版・1998年10月)
  • いたいけなダーリン(富士美出版・1998年12月)
    • 【新装版】いたいけなダーリン(蒼竜社・2001年8月)
  • 好きなんだってば!(富士美出版・1999年7月)

脚注

[編集]
  1. ^ 単行本未収録。
  2. ^ a b 〈『ミミア姫』の田中ユタカインタビュー前編〉「電子書籍で作者と読者の関係が変わり始めた」‐Exciteニュース 2010年10月22日(2010年10月23日閲覧)
  3. ^ Handyコミック
  4. ^ 当初は2002年夏に刊行の予定であったが、本人の不調に加え、加筆・再構成のため約2年遅れた。なお、本作は2005年の第36回星雲賞コミック部門の参考候補作に選出されている。
  5. ^ 『ファースト・タッチ』『人魚姫のキス』からの再録。
  6. ^ 総ページ数が546ページ、背表紙の厚さが約38mmに達した。(第1巻・第2巻は180ページ弱、約15mm)

外部リンク

[編集]