田中大志
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たなか たいし 田中 大志 | |
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生年月日 | 1994年 |
出生地 | 大阪市[1] |
国籍 | 日本 |
民族 | 日本人 |
職業 | 映画監督、脚本家 |
ジャンル | 映画、ドキュメンタリー |
活動期間 | 1994年 - |
主な作品 | |
映画『そのこえ』 |
田中 大志(たなか たいし、1994年 - )は日本の映画監督。
来歴
[編集]幼いころ見た映画『スタンド・バイ・ミー』をきっかけに映画に興味を持ち、高校で映像表現を学ぶ[2]。2013年(平成25年)、イスラエルに留学。ヘブライ語を学んだあと、ベツァルエル美術デザイン学院映像表現学部で映画制作を学ぶ。在学中に制作したドキュメンタリー映画『ガリラヤの漁師』が、2019年(令和元年)のハイファ国際映画祭学生部門で銀賞を受賞した[1]。
2020年(令和2年)に日本へ帰国[2]。2022年(令和4年)、場面緘黙症の青年の心の変化を描いた映画『そのこえ』を奈良県生駒市で制作[3]。この作品をきっかけに地域住民との映画づくりに興味を強め、2023年(令和5年)2月、京都府南丹市日吉町に移住した[4]。
2023年(令和5年)4月、田中の移住をきっかけに、南丹市の住民有志による映画部が設立。地域の中学生・小学生が主演を担い、音響や照明、挿入歌などすべてを地域住民で制作する短編映画集『ボクらの歳時記 夏春冬秋』の4部作づくりがはじまった[5]。2024年(令和6年)1月に初上映した1作目の『地蔵に願いを』は、少年たちが冒険をするストーリー[6]。同年12月完成の2作目『天道花(てんどうばな)』は、日吉ダム建設により廃村した村や民族文化を背景にドキュメンタリーを交えながら展開する物語となっている[7]。
主な作品
[編集]ドキュメンタリー映画
[編集]- ガリラヤの漁師(2019年)
短編映画
[編集]- そのこえ(2022年)
地域映画
[編集]- ボクらの歳時記(2024年 - )
- 地蔵に願いを(2024年)
- 天道花(2024年)
脚注
[編集]- ^ a b “なぜイエスは最初の弟子に、ガリラヤの漁師を選んだのだろう”. 原始福音 キリストの幕屋 (2020年4月2日). 2024年12月24日閲覧。
- ^ a b “田中大志 KYOTOHOOP 京都府域文化芸術情報”. 京都府文化生活部文化芸術課. 2024年12月24日閲覧。
- ^ “街人探訪 田中大志”. 生駒市 (2023年1月31日). 2024年12月24日閲覧。
- ^ “住民参加映画で地元文化に迫る「監督さん」”. 京都新聞 (2024年3月16日). 2024年12月24日閲覧。
- ^ “過疎化した地域を映画で盛り上げたい”. CAMPFIRE. 2024年12月24日閲覧。
- ^ “世木地域振興会 ひよしの魅力発信映画上映会「地蔵に願いを」完成を喜ぶ やっほー”. 株式会社KCNなんたん (2024年2月3日). 2024年6月20日閲覧。
- ^ “京都府南丹市日吉町を舞台にした新作映画「天道花」の初上映会”. 京都新聞 (2024年11月27日). 2024年12月24日閲覧。