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田村徳治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

田村 徳治(たむら とくじ、1886年7月14日 - 1958年11月25日[1])は、日本の行政学者政治学者蠟山政道と並ぶ日本の行政学創始者の一人。博士(法学)京都帝国大学[2]秋田県鹿角郡花輪町(現在の鹿角市)生まれ。

人物

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秋田師範学校では土田誠一・菊地寅七とともにクラスの三羽烏に数えられた。四年間級長を務めて1907年卒業[3]。1913年東京高等師範学校英語科卒業。1916年京都帝国大学法学部政治科卒業。1916年京都帝国大学大学院(旧制)特別研究生。後に、京都帝国大学法学部助手。1920年京都帝国大学法学部助教授に就任。1922年ドイツイギリスフランスアメリカに2年間留学。1924年京都帝国大学法学部教授に就任。1933年滝川事件によって京都帝国大学を退職。1934年関西学院大学法文学部教授に就任(~1940年)。1934年立命館大学非常勤講師(~1936年)。1941年同志社大学法学部教授・同志社大学文化研究所長(~1947年)、1947年財団法人中京法律学校(現・中京法律専門学校)客員講師(~1951年)。1948年関西大学や立命館大学の非常勤講師(~1950年)。1951年関西学院大学法学部教授。1958年関西学院大学在職中に逝去。

主著

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  • 『思想財産の移入の原理』(大村書店 1922年)
  • 『行政學と法律學』(弘文堂書房 1925年)
  • 『思想問題解決の合理的基礎』(弘文堂 1927年)
  • 『行政機構の基礎原理』(弘文堂書房 1938年)
  • 『大東亞建設理念とその實現』(湯川弘文社 1944年)
  • 『政治哲学』(有信堂 1952年)
  • 『理論行政学』(中央書房 1971年)

関連項目

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脚注

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  1. ^ 関西学院事典
  2. ^ 国立国会図書館. “博士論文『法律学の価値に関する懐疑 : 一名、既成法律学の改造への理論』”. 2023年4月1日閲覧。
  3. ^ 『あきた』(通巻85号) 1969年(昭和44年) 6月1日発行 人・その思想と生涯(37) 田村徳治 ~高橋克三~ 行政学確立の先駆

外部リンク

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