小野哲
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小野 哲(おの あきら、1900年(明治33年)4月8日[1] - 1978年(昭和53年)9月21日)は、日本の鉄道官僚、政治家。千葉県知事(官選第34代)、参議院議員(1期)。
経歴
[編集]小野禎一郎の二男として京都府乙訓郡向日町(現:向日市)で生まれる。第一高等学校を経て、1924年、東京帝国大学法学部法律学科(英法)を卒業。1923年12月、高等試験行政科試験に合格。鉄道省に入り神戸鉄道管理局書記となる。
以後、鉄道局副参事、鉄道事務官、在外研究員(欧米留学)、門司鉄道局鳥栖運輸事務所長、東京鉄道局運輸部庶務課長、鉄道省運輸監理官、東京鉄道局運輸部長、大臣官房人事課長、門司鉄道局長、運輸通信省鉄道総局勤労局長、運輸省自動車局長、同企画局長などを歴任。
1946年1月、千葉県知事に就任。民主化の諸改革に取り組んだ。1947年3月、千葉県知事を辞任し、翌月の第1回参議院議員通常選挙に千葉県地方区から出馬し当選。緑風会に所属。第3次吉田内閣の地方自治政務次官に就任。1953年4月、第3回通常選挙では落選。
その他、日本トラック協会会長などを務めた。
1970年春の叙勲で勲二等旭日重光章受章(勲三等からの昇叙)[2]。
1978年9月21日死去、78歳。死没日をもって従四位から正四位に叙される[3]。
親族
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第19版 東京篇』帝国秘密探偵社、1956年。
- 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 貴族院・参議院議員名鑑』1990年。
- 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
- 財団法人千葉県史料研究財団編『千葉県史研究(第17号)』財団法人千葉県史料研究財団、2009年。
公職 | ||
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先代 生悦住求馬 |
千葉県知事 官選第34代:1946年 - 1947年 |
次代 広橋真光 |