コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

小野明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小野 明
おの あきら
生年月日 1920年4月6日
出生地 日本の旗 日本福岡県
没年月日 (1990-04-19) 1990年4月19日(70歳没)
死没地 日本の旗 日本東京都港区
東京都済生会中央病院
出身校 小倉師範学校(現・福岡教育大学
前職 教職
所属政党 日本社会党
称号 従三位
勲一等瑞宝章

在任期間 1989年8月7日 - 1990年4月19日

選挙区 福岡県地方区
当選回数 5回
在任期間 1965年7月4日 - 1990年4月19日
テンプレートを表示

小野 明(おの あきら、1920年大正9年)4月6日 - 1990年平成2年)4月19日)は、日本政治家参議院議員(5期、日本社会党)、第19代参議院副議長1989年8月7日 - 1990年4月19日)。

来歴・人物

[編集]

福岡県出身。小倉師範学校(現・福岡教育大学)を卒業後、教職に就く。1965年第7回参議院議員通常選挙福岡地方区から社会党公認で立候補し初当選。連続当選5回。党副委員長、党参議院議員会長などを経て、1989年の第15回参議院議員通常選挙後に参議院副議長に就任したが、在任中の1990年4月19日、急性肺炎のため、東京都港区の東京都済生会中央病院で死去した。70歳没。死没日をもって従三位に叙され、勲一等瑞宝章を追贈された[1]。亡くなる数日前から風邪をこじらせて体調が悪化し、公式行事を欠席していた[2]。参議院副議長が在職中に死去したのは初めてのことであった。1949年11月17日の議長松平恒雄に次ぐ、史上2人目の参議院葬が執り行われた。哀悼演説は、同月25日の参議院本会議で、長田裕二により行われた[2]。あわせて後任副議長の選挙が行われ、小山一平が選出されている。

選挙歴

[編集]
当落 選挙 施行日 選挙区 政党 得票数 得票率 得票順位
/候補者数
比例区 比例順位
/候補者数
第7回参議院議員通常選挙 1965年7月4日 福岡県地方区 日本社会党 263,062 17.8 3/7 - -
第9回参議院議員通常選挙 1971年6月27日 福岡県地方区 日本社会党 415,518 29.8 1/5 - -
第11回参議院議員通常選挙 1977年7月10日 福岡県地方区 日本社会党 441,222 22.1 3/8 - -
第13回参議院議員通常選挙 1983年6月26日 福岡県選挙区 日本社会党 395,046 21.8 3/5 - -
第15回参議院議員通常選挙 1989年7月23日 福岡県選挙区 日本社会党 712,125 32.0 1/7 - -
当選回数5回 (参議院議員5)

脚注

[編集]
  1. ^ 『官報』第354号11-12頁 平成2年4月24日号
  2. ^ a b 第118回 参議院 本会議 第9号 平成2年4月25日 - 国会会議録検索システム
議会
先代
瀬谷英行
日本の旗 参議院副議長
第19代:1989年 - 1990年
次代
小山一平
先代
野々山一三
日本の旗 参議院建設委員長
1974年 - 1975年
次代
中村波男