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小林武 (政治家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小林武
こばやし たけし
生年月日 1906年11月3日
出生地 日本の旗 日本 北海道石狩郡石狩町[注釈 1]
(現・北海道石狩市
没年月日 (1987-04-04) 1987年4月4日(80歳没)
出身校 北海道札幌師範学校卒業
(現・北海道教育大学教育学部札幌校)
前職 教員
所属政党 日本社会党

選挙区 全国区
当選回数 2回
在任期間 1962年7月8日 - 1974年7月7日
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小林 武(こばやし たけし、1906年11月3日[1][2] - 1987年4月4日[1][3])は、日本の政治家日本社会党参議院議員(2期)。日本教職員組合中央執行委員長。

経歴

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北海道石狩郡石狩町(現:石狩市)生まれ[2][注釈 1]1928年北海道札幌師範学校(現:北海道教育大学札幌校)卒[1][2]帯広市立三条中学校等の教師を務め[1]1951年北海道教職員組合委員長、1953年日本教職員組合委員長に就任する[3]勤務評定闘争や学力テスト闘争を指導し、1958年には高知県で闘争反対の父母の集団暴行に遭い重傷を負った[1]1962年に教職を辞めた[2]

日教組の日本社会党支持路線を決定し[1]、1962年の第6回参議院議員通常選挙全国区から日本社会党公認で立候補して当選[4]。以来2期務める。国会内では参議院建設委員長を歴任した[3]1974年に引退。1987年死去。

人物

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新東京国際空港(現・成田国際空港)の一坪共有地の名義人の1人であった[5]

著作

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  • 『教育の証言』〈三一新書〉三一書房、1967年。

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 『議会制度百年史 貴族院・参議院議員名鑑』306頁では「本籍青森県」[3]

出典

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  1. ^ a b c d e f 明治~昭和, 20世紀日本人名事典,367日誕生日大事典,新訂 政治家人名事典. “小林 武とは”. コトバンク. 2021年6月17日閲覧。
  2. ^ a b c d 議会議員便覧 昭和42年度版 174コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  3. ^ a b c d 『議会制度百年史 貴族院・参議院議員名鑑』306頁。
  4. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』548頁。
  5. ^ 第065回国会 予算委員会 第7号”. 国会会議録検索システム. 国立国会図書館. 2019年2月4日閲覧。

参考文献

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  • 『議会制度百年史 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。ISBN 9784816918056
  • 『国政選挙総覧:1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。
議会
先代
田中一
日本の旗 参議院建設委員長
1971年 - 1972年
次代
沢田政治