高野一夫
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高野 一夫(たかの かずお、1900年(明治33年)2月25日[1] - 1980年(昭和55年)2月23日[1][2][3])は、日本の薬学者、政治家。参議院議員(2期)、薬学博士[1][2]。
経歴
[編集]鹿児島県出身[1][2]。1924年(大正13年)東京帝国大学医学部薬学科を卒業した[1]。
満洲稲畑産業専務、海南薬品工業社長、高野薬品社長、九州大学講師、徳島大学講師などを務めた[2]。
1953年(昭和28年)4月の第3回参議院議員通常選挙に全国区から自由党所属で出馬して当選[2]。第5回通常選挙でも当選し、参議院議員を連続2期務めた[1][2]。この間、社会保障制度審議会委員、自由民主党副幹事長、同国会対策副委員長、同政務調査会副会長、同両院議員総会副会長、同参議院政策審議会副会長、同鹿児島県連会長、参議院決算委員長、同社会労働委員長、同地方行政委員長などを務めた[2]。
その他、日本薬剤師会会長に在任(6期)した[1][2][3]。
1970年(昭和45年)春の叙勲で勲二等旭日重光章受章[4][5]。
1980年2月、心不全により鎌倉市の自宅で死去した[3]。死没日をもって正四位に叙される[6]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『現代物故者事典 1980〜1982』日外アソシエーツ、1983年。
議会 | ||
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先代 三浦義男 |
参議院決算委員長 | 次代 小西英雄 |
先代 谷口弥三郎 |
参議院社会労働委員長 | 次代 加瀬完 |
先代 竹中恒夫 |
参議院地方行政委員長 | 次代 天坊裕彦 |