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松浦功

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松浦 功
まつうら いさお
内閣広報室より公表された肖像
1996年 撮影)
生年月日 (1923-04-24) 1923年4月24日
出生地 日本の旗 日本 静岡県
没年月日 (2002-12-28) 2002年12月28日(79歳没)
出身校 東京帝国大学法学部政治学科
前職 国家公務員自治省
所属政党 自由民主党(無派閥)
称号 従三位
勲一等瑞宝章
法学士(東京大学・1946年

日本の旗 第63代 法務大臣
内閣 第2次橋本内閣
在任期間 1996年11月7日 - 1997年9月11日

選挙区全国区→)
比例区
当選回数 3回
在任期間 1980年7月8日 - 1998年7月25日
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松浦 功(まつうら いさお、1923年大正12年〉4月24日 - 2002年平成14年〉12月28日)は、日本内務及び自治官僚政治家法務大臣第63代)、参議院議員(3期)。

来歴

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東京都出身。旧制東京高等学校卒業後、東京帝国大学法学部政治学科に入学。東京帝大在学中の1946年高等試験行政科に合格。1947年、東京帝大を卒業し、旧内務省に入省(地方局配属[1])。自治省大臣官房総務課長北九州市助役消防庁長官自治事務次官などを歴任した後、1980年参議院議員選挙全国区から自民党公認で出馬し初当選。1995年自民党地方自治関係団体委員長1996年第2次橋本内閣法務大臣として初入閣。1998年、政界引退。同年春の叙勲で勲一等瑞宝章受章[2]

2002年12月28日、肺炎による呼吸不全のため死去、79歳没。死没日をもって従七位から従三位に叙される[3]

弟は三菱建設副社長の松浦慎[2]

主な活動

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行政改革

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自治省の官房総務課長から格下げとも言える北九州市助役への出向をしたが、その北九州市で徹底した行政改革を行なったため、「人切りの松」と呼ばれた[4]。松浦はそれまでの市長吉田法晴による革新市政下で増大した財政赤字を削減するため、市長谷伍平とともに市役所職員数の削減、給与の引き下げや 生活保護需給者数の削減などを進めた。

死刑執行命令

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約10か月の法務大臣在任中、永山則夫連続射殺事件の犯人、永山則夫ら7人の死刑囚死刑執行を命令した。

脚注

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  1. ^ 『日本官僚制総合事典』東京大学出版会、2001年11月発行、367頁
  2. ^ a b 松浦 功」『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』https://kotobank.jp/word/%E6%9D%BE%E6%B5%A6%20%E5%8A%9Fコトバンクより2023年2月15日閲覧 
  3. ^ 『官報』第3531号8-9頁 平成15年1月24日号
  4. ^ 神一行『自治官僚』講談社文庫 p.138
公職
先代
長尾立子
日本の旗 法務大臣
第63代:1996年 - 1997年
次代
下稲葉耕吉
議会
先代
増岡康治
日本の旗 参議院地方行政委員長
1986年 - 1987年
次代
谷川寛三
先代
大木浩
日本の旗 参議院文教委員長
1992年 - 1993年
次代
石井道子
官職
先代
鎌田要人
日本の旗 自治事務次官
第11代:1976年 - 1977年
次代
首藤尭
先代
佐々木喜久治
日本の旗 消防庁長官
第10代:1976年
次代
林忠雄