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柴谷要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

柴谷 要(しばや かなめ、1910年明治43年)2月27日[1] - 1995年平成7年)4月26日[2])は、昭和期の労働運動家、政治家参議院議員(2期)。

経歴

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群馬県で生まれた[1]1925年(大正14年)鉄道省に入省[1]1932年(昭和7年)鉄道教習所専門部を卒業した[1][3]

鉄道現業員組合に加入し、1946年(昭和21年)国鉄労働組合の結成に加わり、同上野支部副委員長、同東京本部委員長、同中央執行委員長、全官公庁労働組合協議会議長、全日本交通運輸労働組合協議会議長などを務めた[1][3]

1956年(昭和31年)7月、第4回参議院議員通常選挙全国区から日本社会党公認で出馬して当選(任期3年)[3][4]。1959年(昭和34年)6月、第5回通常選挙で全国区から出馬したが落選[5]1962年(昭和37年)7月、第6回通常選挙で全国区から出馬して再選され[6]、参議院議員を通算2期務めた[3]。この間、日本社会党交通対策特別委員長、参議院決算委員長日本国有鉄道諮問委員会委員、公共企業体等労働委員会東京地方調停委員などを務めた[3]

その後、労働福祉事業団監事、同理事、富士産業相談役を務めた[1]1980年(昭和55年)秋の叙勲で勲二等瑞宝章受章[7][8]

1995年(平成7年)4月26日死去、85歳。死没日をもって従四位に叙される[9]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 『市民・社会運動人名事典』210頁。
  2. ^ 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』302頁。
  3. ^ a b c d e 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』326-327頁。
  4. ^ 『国政選挙総覧:1947-2016』546頁。
  5. ^ 『国政選挙総覧:1947-2016』547頁。
  6. ^ 『国政選挙総覧:1947-2016』549頁。
  7. ^ 柴谷 要」『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』https://kotobank.jp/word/%E6%9F%B4%E8%B0%B7%20%E8%A6%81コトバンクより2023年1月2日閲覧 
  8. ^ 『官報』第16144号4頁 昭和55年11月13日号
  9. ^ 『官報』第1650号12-13頁 平成7年5月24日号

参考文献

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議会
先代
横川正市
日本の旗 参議院決算委員長 次代
藤原道子