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和田教美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

和田 教美(わだ たかよし、1919年3月21日[1][2] - 2001年1月12日)は、日本政治家参議院議員(2期)、朝日新聞論説委員

経歴

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和歌山県和歌山市出身[3]1939年官立和歌山高等商業学校(現和歌山大学経済学部)卒業、朝日新聞社入社[2]、東京本社政治部次長、大阪本社経済部長を歴任[3]

1964年東京12チャンネル(現テレビ東京)、21時朝日新聞ワイドニュース司会。1969年朝日ジャーナル編集長就任。その後、東京本社出版局次長[3]、朝日新聞論説委員となる。

1983年第13回参議院議員通常選挙公明党から比例代表で初当選。なお非創価学会員であった[要出典]1989年第15回参議院議員通常選挙にて再選。1994年新進党結成に加わる[3]

1995年政界引退[3]。同年秋の叙勲で勲二等瑞宝章受章[4]

2001年1月12日肺癌のため神奈川県鎌倉市の自宅で死去、81歳[5]。死没日をもって従七位から従四位に叙される[6]

著書

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  • 『改正國家公務員法問答』1948年 ニュース社 野末賢三との共著
  • 『日本の選択』1969年 潮出版社
  • 『連合政権時代 転換期の政治展望』1976年 経済往来社
  • 『80年代 政治の読み方 来るか連合政権時代』1980年 PHP研究所
  • 『保守本流の系譜 戦後日本の支配者たち』1981年 PHP研究所 川内一誠との共著
  • 『創価学会問題の真実は何か』1981年 山手書房

脚注

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  1. ^ 『日本著者名人名典拠録』(日外アソシエーツ、1989年)4669頁
  2. ^ a b 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』447頁。
  3. ^ a b c d e 和田 教美」『20世紀日本人名事典』https://kotobank.jp/word/%E5%92%8C%E7%94%B0%20%E6%95%99%E7%BE%8Eコトバンクより2023年2月26日閲覧 
  4. ^ 「95年秋の叙勲 勲一等・勲二等」『読売新聞』1995年11月3日朝刊
  5. ^ “訃報”. 産経新聞. (2001年1月13日). オリジナルの2001年1月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20010128145300/http://www.sankei.co.jp:80/databox/paper/0101/13/paper/today/dead/13dea002.htm 2023年2月26日閲覧。 
  6. ^ 『官報』第3059号8-9頁 平成13年2月21日号

参考文献

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  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
議会
先代
高桑栄松
日本の旗 参議院運輸委員長
1993年 - 1994年
次代
大久保直彦
先代
中西珠子
日本の旗 参議院科学技術特別委員長 次代
及川順郎