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甲府国際カントリークラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
甲府国際カントリークラブ
Kofu Kokusai Country Club
甲府国際カントリークラブ
甲府国際カントリー倶楽部の空中写真。
2007年10月21日撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 地図
所在地 日本の旗 日本
山梨県笛吹市御坂町下黒駒3193
座標: 北緯35度36分6秒 東経138度41分42秒 / 北緯35.60167度 東経138.69500度 / 35.60167; 138.69500
概要
開業 1965年昭和40年)9月19日
運営 メンバーシップコース
設計 浅見 緑蔵
運営者 株式会社 甲府国際カントリークラブ
コース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 380 1 4 379
2 5 472 2 5 513
3 3 156 3 4 427
4 4 398 4 3 176
5 4 407 5 4 356
6 4 401 6 4 360
7 4 363 7 3 190
8 3 192 8 5 478
9 5 493 9 4 424
36 3262 36 3303

その他
公式サイト 甲府国際カントリークラブ
テンプレートを表示

甲府国際カントリークラブ(こうふこくさいカントリークラブ)は、山梨県笛吹市にあるゴルフ場である。

概要

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「甲府国際カントリークラブ」は、甲府盆地の東南端の御坂山地、町域南西には笛吹川が流れる、戦国時代には甲斐国守護職だった武田信虎の居所があり、江戸時代には石和代官所が置かれた位置にある[1]。また、富士山を見渡すことができ、百名山を有する南アルプスの山々を展望することが出来る景観が良いロケーションの所にある[1]。        

1962年(昭和37年)に、山梨県が相模鉄道に富士山麓の観光開発について協力要請を行ったことに始まる。相模鉄道(現 相鉄ホールディングス)により、1965年(昭和40年)9月19日に『御坂国際カントリークラブ』として開業した[2]。クラブ会員は、県庁のある甲府市に近いこともあり多くの地元著名人が集まった[3]。建設用地は、笛吹市御坂地区、コース設計は浅見緑蔵に依頼し、18ホール規模のゴルフ場の造成工事が着工された[3]。 1965年(昭和40年)9月19日、18ホールの造成工事が完了。山梨県で第3番目に開場された歴史あるゴルフ場である[4]。1966年(昭和41年)12月4日に『甲府国際カントリークラブ』に改称された。

浅見緑蔵は、1928年(昭和3年)、第2回日本オープンゴルフ選手権競技、第3回日本プロゴルフ選手権大会、1931年(昭和6年)、第5回日本オープンゴルフ選手権競技、第6回日本プロゴルフ選手権で優勝した昭和を代表するプロゴルファーである。1963年(昭和38年)、日本プロゴルフ協会の第2代理事長(現・会長)に就任、ゴルフ場の設計も手がけ日本ゴルフ界の歴史を作った一人である。

コースは、甲府盆地を見下ろす丘陵コースで、自然の地形を生かしたレイアウトと赤松白樺の巨木に囲まれた箱庭的な風景である[4]。特にの開花時期はすばらしく、眼下には桃の絨毯の様に広がる景色は桃源郷の趣がある[4]フェアウェイグリーンは、微妙なアンジュレーションがあり、戦略性に富んだ挑戦意欲を掻き立てるコースレイアウトである[4]

2012年(平成24年)12月21日、甲府国際カントリークラブの経営会社「相鉄ゴルフ株式会社」の親会社「相鉄ホールディングス株式会社」は、全株式を「株式会社市川ゴルフ興業」へ譲渡すると発表した[3]。同日、親会社が交代するだけで、相鉄ゴルフは「株式会社甲府国際カントリークラブ」に称号変更された[3]


所在地

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〒406-0812 〒406-0812 山梨県笛吹市御坂町下黒駒3193番地

コース情報

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  • 開場日 - 1965年9月19日
  • 設計者 - 浅見緑蔵
  • 面積 - 982,000m2(約29.7万坪)
  • コースタイプ - 丘陵コース
  • コース - 18ホールズ、パー72、6,565ヤード、コースレート71.8
  • フェアウェー - コウライ
  • ラフ - ノシバ
  • グリーン - 2グリーン、ベント(ペンクロス)
  • ハザード - バンカー44、池が絡むホール1
  • ラウンドスタイル - キャディ付22組・セルフ併用、全組5人乗りリモコン式乗用カート、1組4人が原則、状況によりツーサム可
  • 練習場 - 8打席183ヤード
  • 休場日 - 不定休[5][6]

クラブ情報

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ギャラリー

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  • コース - [7]
  • ハウス - [8]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 甲府国際カントリークラブ”. Golf Course Ranking Club. 2021年10月25日閲覧。
  2. ^ 相鉄グループ100年史 編纂事務局 (2018年12月). “相鉄グループ100年史”. 相模鉄道. p. 86-87.
  3. ^ a b c d 2012年11月13日、相鉄グループが売却を発表”. ゴルフホットライン. 2021年10月25日閲覧。
  4. ^ a b c d 甲府国際カントリークラブ”. ゴルフダイジェスト. 2021年10月25日閲覧。
  5. ^ a b 甲府国際カントリークラブ”. ゴルフダイジェスト. 2021年10月24日閲覧。
  6. ^ a b 甲府国際カントリークラブ”. ゴルフホットライン. 2021年10月24日閲覧。
  7. ^ コース紹介”. 甲府国際カントリークラブ. 2021年10月24日閲覧。
  8. ^ 施設案内”. 甲府国際カントリークラブ. 2021年10月24日閲覧。
  9. ^ a b アクセス”. 甲府国際カントリークラブ. 2021年10月24日閲覧。

関連文献

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  • 『ゴルフ場ガイド 東版』、2006-2007、「甲府国際カントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月

関連項目

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外部リンク

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