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甲斐有雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

甲斐 有雄 (かい ありお、1829年文政12年) - 1909年明治42年))は、熊本県石工、社会事業家。

熊本県阿蘇郡野尻村大字尾下(高森町)で石工を営み、野尻村の村会議員も務めた[1]。その傍ら、石材に文字を彫り込み、熊本県のみに止まらず隣接の大分県宮崎県の山間地や原野の細い田舎道の分岐点に総計約1800基の道標(みちしるべ)を設置した[2]。この功績を称えて1958年昭和33年)に「熊本県近代文化功労者」として顕賞された[1]

また、道標設置の記録や日記といった文献資料を残し、遺族により熊本県松橋収蔵庫に寄贈されている[1]

脚注

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