甲賀市立山内小学校
表示
甲賀市立山内小学校 | |
---|---|
北緯34度55分18.6秒 東経136度19分35.8秒 / 北緯34.921833度 東経136.326611度座標: 北緯34度55分18.6秒 東経136度19分35.8秒 / 北緯34.921833度 東経136.326611度 | |
過去の名称 | 土山町立山内小学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 甲賀市 |
閉校年月日 | 2017年3月 |
共学・別学 | 男女共学 |
所在地 | 〒528 0208 |
滋賀県甲賀市土山町黒川1536 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
甲賀市立山内小学校(こうかしりつ やまうちしょうがっこう)は、滋賀県甲賀市土山町黒川にあった市立の小学校。学校の統廃合により2017年(平成29年)3月に閉校となった。
所在地
[編集]- 滋賀県甲賀市土山町黒川1536
概要
[編集]鈴鹿峠の麓に位置する学校として、民謡「鈴鹿馬子唄」の教育も行われてきた[1]。
校舎の面積は1690平方メートルで、構造は鉄筋コンクリート造の3階建て[2]。
甲賀市の学校再編計画により、土山小学校に統合される形で閉校となった[3]。あくまで、校舎を転用できるような形にするため「休校」ではなく「閉校」の措置が取られている[4]。
沿革
[編集]1873年(明治6年)の時点で進道学校・黒滝学校・文盛学校・山原学校の4校が存在した。この4つの学校が統合されて1901年(明治34年)に「山内村立山内尋常小学校」となった[5]。そして、山内国民学校(1941年~)、山内村立山内小学校(1947年~)、土山町立山内小学校(1955年~)、甲賀市立山内小学校(2004年~)と変遷する[5]。
2017年(平成29年)3月に143年の歴史に幕を閉じた[6]。
2019年(令和元年)9月20日、小学校の跡地利用に関してウイルステージ(滋賀県草津市)と甲賀市の間で基本協定が結ばれた[7]。校舎内の教室や体育館に水槽を設置し、ヒラメやトラフグ、マスなどの陸上養殖が行われている[7][2]。旧校舎や園舎を用いた養殖事業は滋賀県内では初[8]。浄化装置を24時間作動させ、長期間にわたって水を替えない「完全閉鎖循環型陸上養殖」が行われている[8]。さらに校庭をグランピング施設として活用する予定[2]。
校区
[編集]閉校前は以下の地区の生徒が通学対象となっていた[9]。
- 土山町黒滝
- 土山町黒川
- 土山町笹路
- 土山町山女原
- 土山町山中
- 土山町猪鼻
出典
[編集]- ^ “学校の特徴”. 甲賀市立山内小学校. 2017年10月23日閲覧。
- ^ a b c “【滋賀】甲賀市 鮎河コミュニティセンターの整備”. 地方建設専門紙の会. 滋賀産業新聞. (2020年10月28日) 2020年10月30日閲覧。
- ^ 甲賀市教育委員会『甲賀市幼保・小中学校再編計画(基本計画)』(PDF)2015年3月 。
- ^ “「来春閉校」 市再編計画で初 児童、土山小へ 地域で議論重ね決定/滋賀”. 毎日新聞. (2016年12月7日) 2017年10月23日閲覧。
- ^ a b “山内小学校の歴史” (PDF). 甲賀市立山内小学校. 2017年10月23日閲覧。
- ^ “2017年3月26日 山内小学校閉校式”. 甲賀市立山内小学校. 2017年10月23日閲覧。
- ^ a b 岡屋京佑 (2019年9月24日). “旧山内小をヒラメ養殖へ転用 甲賀市と県内企業が協定”. 中日新聞 2019年9月25日閲覧。
- ^ a b 島将之 (2021年8月12日). “<しが経済> 旧校舎活用、ビワマス養殖 草津・アクアステージ”. 中日新聞 2021年8月15日閲覧。
- ^ “甲賀市立学校通学区域”. PDF. 甲賀市. 2017年10月23日閲覧。