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甲 (単位)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
甲(こう)
台制
面積
SI 9699.26538 m2
定義 一辺25戈の正方形の面積
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(こう、ピンイン: jiǎ、閩南語: kah)は、台湾の伝統的な面積単位である。耕地の面積(地積)を表すのに用いられる。

もとは、オランダ統治時代に導入されたオランダの面積の単位モルヘン(morgen)に由来するものである。

日本統治時代の「台湾土地調査規則」(明治31年律令第14号)において、13( = 13)を1戈( = 約3.9394 m)とし(丈、尺は日本の尺貫法によるもの)、一辺25戈(=325尺 = 約98.484 848 48 m )の正方形の面積を1甲と定義した。よって1甲は、以下の値に相当する。

今日では、ヘクタールと近い(両者の差は約3.1%である。)ので、ほぼ同じ意味で使用されている。

分量単位として、(10分の1甲)、(100分の1甲)、(1000分の1甲)、(10000分の1甲)も定められた。

甲の5倍にあたる「犁(拼音: ; 白話字: 、約4.8496 ha)」もあった。

「甲」という名称はオランダ語「akker」(英語acreと同語源)を「阿甲」と音写し、それが「甲」1字に縮められたものであるという[1]

関連項目

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出典

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  1. ^ 張光裕『臺語音外來語辭典』2005年。ISBN 9789579862387