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町立大淀病院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
町立大淀病院
情報
標榜診療科 内科、外科、脳神経外科、整形外科、婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、小児科、皮膚科
許可病床数 275床
一般病床:275床
開設者 大淀町
管理者 西浦公章(院長)
地方公営企業法 一部適用
開設年月日 1955年昭和30年)2月21日
閉鎖年月日 2016年平成28年)3月31日
所在地
638-8521
奈良県吉野郡大淀町下渕353番地の1
位置 北緯34度23分3秒 東経135度47分0秒 / 北緯34.38417度 東経135.78333度 / 34.38417; 135.78333
二次医療圏 南和
特記事項 労災委託病棟あり
PJ 医療機関
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町立大淀病院(ちょうりつおおよどびょういん)は、奈良県吉野郡大淀町にあった医療機関

概要

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1955年昭和30年)2月に病床数30床の町立病院として開院[1]。複数回の増改築を経て275床にまで拡充[1]独立行政法人労働者健康福祉機構からの委託により、労災委託病棟を有し[2]、吉野地方の地域医療を担っていた[1]。なお、「大淀町立大淀病院」の表記は誤りである(町立大淀病院条例第1条)。

同病院では年間150~200件の分娩を担っていたが[3]2006年平成18年)8月に発生した脳出血を起こした妊婦の搬送困難事例の影響で2007年(平成19年)3月に産科(分娩対応)が休止となると、県南部で分娩に対応した病院が他に無かったことから大きな混乱を生じた[4]

南和広域医療企業団[5]による南和広域医療企業団南奈良総合医療センターの開院に伴い2016年(平成28年)3月31日をもって閉院した[6]。病院施設は2021年令和3年)度中に解体され跡地には2025年(令和7年)度に町立認定こども園が開園の予定[7]

診療科

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医療機関の指定等

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  • 保険医療機関
  • 労災保険指定医療機関
  • 指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療)
  • 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
  • 生活保護法指定医療機関

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c 広芝文雄・岩井修二「町立大淀病院」『機関誌 まほろば』第16巻93号、奈良県臨床検査技師会、2004年11月。 
  2. ^ 労災病院のご紹介 - 労働者健康福祉機構
  3. ^ 資料一覧」(PDF)、奈良県地域医療等対策協議会 産婦人科・周産期医療部会、2008年6月6日。 
  4. ^ “奈良・大淀病院、分娩対応中止へ 県南部のお産の場消える”. 朝日新聞. (2006年12月22日). http://www.asahi.com/special/obstetrician/OSK200612220048.html 2023年4月21日閲覧。 
  5. ^ 奈良県、五條市、吉野郡全町村で構成する病院を所管する一部事務組合
  6. ^ 広報おおよど 平成27年12月号 (PDF, 6.19MB)
  7. ^ 町立病院跡にこども園 大淀町が基本計画を公表 - 毎日新聞 2021年6月21日

関連項目

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外部リンク

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