畑中章宏
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畑中 章宏(はたなか あきひろ、1962年 - )は、日本の文筆家・編集者。
来歴
[編集]平凡社の編集者として、『月刊太陽』編集部に所属[2]。『荒木経惟写真全集』、『別冊太陽 神像の美』、『日本の秘仏』などを編集担当。
多摩美術大学特別研究員。日本大学芸術学部講師[3]。民俗学、写真などを対象に日本の心性史を描いている。
著書
[編集]- 『日本の神様』 理論社 よりみちパン!セ 2009年/イースト・プレス 2011年
- 『神社に泊まる 日本全国癒しの宿坊ご案内』 亜紀書房 2010年
- 『柳田国男と今和次郎 災害に向き合う民俗学』 平凡社新書 2011年
- 『災害と妖怪 柳田国男と歩く日本の天変地異』亜紀書房 2012年
- 『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか 新美南吉の小さな世界』晶文社 2013年
- 『津波と観音 十一の顔を持つ水辺の記念碑』亜紀書房 2013年
- 『先祖と日本人 戦後と災後のフォークロア』日本評論社 2014年
- 『「日本残酷物語」を読む』平凡社新書 2015年
- 『蚕: 絹糸を吐く虫と日本人』晶文社 2015年
- 『21世紀の民俗学』角川書店 2017年
- 『天災と日本人 地震・洪水・噴火の民俗学』ちくま新書 2017年
- 『死者の民主主義』トランスビュー 2019年
- 『五輪と万博 開発の夢、翻弄の歴史』春秋社 2020年
- 『日本疫病図説 絵に込められた病魔退散の祈り』笠間書院 2021年
- 『廃仏毀釈 寺院・仏像破壊の真実』ちくま新書 2021年
- 『医療民俗学序説 日本人は厄災とどう向き合ってきたか』春秋社 2021年
- 『忘れられた日本憲法 私擬憲法から見る幕末明治』亜紀書房 2022年
- 『宮本常一 歴史は庶民がつくる 今を生きる思想』講談社現代新書、2023年、現代新書100シリーズ
- 『傍流の巨人 渋沢敬三 民俗と実業の昭和史』現代書館、2024年
共著
[編集]- 『神道の美術』 加藤健司・平松温子共著、平凡社 コロナ・ブックス 2012年
- 『宮本常一と写真』 石川直樹・須藤功・赤城耕一共著、平凡社 コロナ・ブックス 2014年
- 柳田国男『関西弁で読む遠野物語』訳、スケラッコ・絵、エクスナレッジ 2020年
- 『『忘れられた日本人』をひらく:宮本常一と「世間」のデモクラシー』 若林恵共著、黒鳥社、2023年
- 『100分de名著 宮本常一『忘れられた日本人』』NHK出版、2024年6月放送テキスト
注
[編集]- ^ 畑中 章宏 HATANAKA Akihiro
- ^ 『「日本残酷物語」を読む』後書き
- ^ 『先祖と日本人』著者紹介
外部リンク
[編集]- 畑中章宏 (@akirevolution) - X(旧Twitter)