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白河三兎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

(しらかわ みと)は、日本小説家推理作家

経歴・人物

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2009年、『プールの底に眠る』で第42回メフィスト賞を受賞し、小説家デビュー。2012年、本の雑誌社が刊行した『おすすめ文庫王国2013』で『私を知らないで』がオリジナル文庫大賞ベスト1に選ばれる。文芸評論家北上次郎は白河三兎を「現代エンターテインメントの最前線をひた走る作家」と評している[1]

作品リスト

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単著

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  • プールの底に眠る(2009年12月 講談社ノベルス / 2013年4月 講談社文庫
  • 角のないケシゴムは嘘を消せない(2011年1月 講談社ノベルス)
    • 【改題】ケシゴムは嘘を消せない(2014年1月 講談社文庫)
  • 私を知らないで(2012年10月 集英社文庫
  • 君のために今は回る(2013年6月 講談社
  • もしもし、還る。(2013年8月 集英社文庫)
  • 神様は勝たせない(2014年3月 ハヤカワ文庫JA)
  • 総理大臣暗殺クラブ(2014年7月 KADOKAWA
  • ふたえ(2015年7月 祥伝社 / 2018年6月 祥伝社文庫
  • 小人の巣(2015年10月 双葉社
  • 田嶋春にはなりたくない(2016年2月 新潮社 / 2019年1月 新潮文庫nex
    • 収録作品:肩を濡らさない相合傘 / 自作自演のミルフィーユ / スケープゴート・キャンパス / 八方美人なストライクゾーン / 手の中の空白
  • 十五歳の課外授業(2016年4月 集英社文庫)
  • 計画結婚(2017年2月 徳間書店 / 2019年6月 徳間文庫
  • 他に好きな人がいるから(2017年10月 祥伝社 / 2020年5月 祥伝社文庫)
  • 無事に返してほしければ(2018年10月 小学館 / 2021年2月 小学館文庫
  • 冬の朝、そっと担任を突き落とす(2020年12月 新潮文庫nex)
  • ひとすじの光を辿れ(2023年6月 新潮文庫nex)

アンソロジー

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「」内が白河三兎の作品

  • ザ・ベストミステリーズ 2015 推理小説年鑑(2015年5月 講談社)「自作自演のミルフィーユ」
    • 【分冊・改題】Propose 告白は突然に ミステリー傑作選(2018年5月 講談社文庫)
  • どうぶつたちの贈り物(2016年1月 PHP研究所)「幸運の足跡を追って」
    • 【改題】世にもふしぎな動物園(2018年11月 PHP文芸文庫
  • 十年交差点(2016年9月 新潮文庫nex)「白紙」
  • X'mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日(2016年11月 新潮文庫)「子の心、サンタ知らず」
  • ザ・ベストミステリーズ2017 推理小説年鑑(2017年5月 講談社)「旅は道連れ世は情け」
    • 【再編集・改題】ベスト6ミステリーズ2016(2020年4月 講談社文庫)

雑誌発表作品

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  • 子の心、サンタ知らず(新潮社『小説新潮』2014年12月号) - 田嶋春にはなりたくない
  • シンデレラガール(講談社『メフィスト』2011 VOL.2)
  • 票は銃より強し(角川書店『小説 野性時代』2013年7月号)
  • 2位じゃダメ?(角川書店『小説 野性時代』2013年9月号)
  • 部活のすすめ(KADOKAWA『小説 野性時代』2014年12月号)
  • 子供の皮(新潮社『小説新潮』2015年12月号)
  • 旅は道連れ世は情け(新潮社『小説新潮』2016年5月号)
  • 白紙(新潮社『yom yom』vol.39 2016年冬号)
  • お静かに、ノマドが聞いています(新潮社『小説新潮』2017年6月号)
  • 蜘蛛の糸(新潮社『小説新潮』2019年2月号)
  • どうぞ、こちらの席へ(新潮社『小説新潮』2019年9月号)
  • 忘却のドア(新潮社『小説新潮』2020年9月号)

脚注

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  1. ^ 私を知らないで 白河三兎著 家族とは何か、意表つく展開 :日本経済新聞

関連項目

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外部リンク

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