白鳥の道を越えて
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『白鳥の道を越えて』(はくちょうのみちをこえて)は、宝塚歌劇団のミュージカル作品。月組[1]公演。
併演作品は『ザ・ビッグ・アップル』[1]。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演のページ[2]を参照
菊田一夫・作の「花と野武士」を原作とし、舞台を中世イタリアに移した作品。
カプリ島を根拠地とするヴァイキングの首領・ロドリーゴには、ロベルトとギスカールという二人の息子がいた。ミラノ公の船を襲撃し捕えた美しく若妻・レジーナの扱いを巡って対立する2人に、父はギスカールを後継者にと宣言する。海賊で知られるヴァイキングの若者が、数奇な星の下に生まれながらも雄々しく生きていく姿を、親子兄弟の相克と愛を絡めて描く。
公演期間と公演場所
[編集]- 1981年6月26日 - 8月11日[2](第一回・新人公演:7月10日[4]、第二回・新人公演:7月24日[4]) 宝塚大劇場
- 1981年10月2日 - 10月28日[5][6](新人公演:10月16日[4]) 東京・新宿コマ劇場
- 1982年5月1日 - 5月5日[7][8] 福岡市民会館
- 1982年5月7日 - 5月15日[7][8] 福山、奈良、一宮、横浜、習志野、関、清水、浜松
主な配役(宝塚・東京)
[編集]※「()」の人物は新人公演・配役
- 宝塚
- 東京
宝塚大劇場公演のデータ
[編集]形式名は「宝塚ロマン」[2]。15場[2]。副題は「菊田一夫作「花と野武士」より」[2]。
スタッフ(宝塚大劇場)
[編集]- 音楽[9]:寺田瀧雄、入江薫
- 音楽指揮:野村陽児[9]
- 振付[9]:喜多弘、岡正躬
- 擬闘:金田治[9]
- 装置[9]:石浜日出雄、関谷敏昭
- 衣装:任田幾英[9]
- 照明:今井直次[10]
- 音響:松永浩志[10]
- 小道具:上田特市[10]
- 効果:中田正廣[10]
- 演出補:村上信夫[10]
- 制作:橋本雅夫[10]
- ヘア・デザイン:和田好弘[10]
脚注
[編集]- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 151、216、260.
- ^ a b c d e f g 100年史(舞台) 2014, p. 151.
- ^ 90年史 2004, p. 281、299.
- ^ a b c d e f g 100年史(舞台) 2014, p. 298.
- ^ 90年史 2004, p. 281.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 216.
- ^ a b 90年史 2004, p. 299.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 260.
- ^ a b c d e f 100年史(人物) 2014, p. 200.
- ^ a b c d e f g 100年史(人物) 2014, p. 201.
参考文献
[編集]- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。