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百々登美子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

百々 登美子(どど とみこ、1929年8月4日[1] - 2019年6月28日)は、日本歌人

来歴

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1929年大阪市に生まれ、1931年岐阜県大垣市に移る[2]小学校教員として働くかたわら、1951年、「短歌人」に入会して斎藤史に師事する[2]1962年に斎藤史が「原型」を創刊した際に、運営委員として参加[3]。大垣市を拠点に活動した。

1980年中部地方の歌人が集う「中の会」を結成し、岡井隆春日井建らを輩出した[2]山中智恵子と親交が深かった[2]1981年刊『草昧記』で第7回現代歌人集会賞を受賞[3]2013年刊『夏の辻』で第10回葛原妙子賞を受賞[2]。幻想的な志向の作風で、を題材とすることが多かったため「鳥の歌人」とも呼ばれた[4]。2019年6月28日、肺炎で死去[5]。享年89歳[5]

著作

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歌集

  • 『盲目木馬』(不動工房、1962年)
  • 『翔』(自費出版、1969年)
  • 『歌集 谷神』(国文社、1976年)
  • 『歌集 草昧記』(砂子屋書房、1981年6月)
  • 『歌集 天牛』(砂子屋書房、1989年8月)
  • 『歌集 七盞』(砂子屋書房、1996年12月)
  • 『百々登美子歌集 夏の辻』(砂子屋書房、2013年9月)
  • 『百々登美子歌集 荒地野菊』(砂子屋書房、2020年7月)

脚注

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