岩手県立盛岡北高等学校
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岩手県立盛岡北高等学校 Iwate Prefectural Morioka Kita High School | |
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校舎(生徒棟) | |
北緯39度44分42.10秒 東経141度6分25.45秒 / 北緯39.7450278度 東経141.1070694度座標: 北緯39度44分42.10秒 東経141度6分25.45秒 / 北緯39.7450278度 東経141.1070694度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 岩手県 |
校訓 | 師弟和熟 |
開校年月日 | 1974年 4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学校コード | D103210000058 |
高校コード | 03105E |
所在地 | 〒020-0632 |
岩手県滝沢市牧野林298-1 | |
外部リンク | 岩手県立盛岡北高等学校ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
岩手県立盛岡北高等学校(いわてけんりつもりおかきたこうとうがっこう)は、岩手県滝沢市にある県立の高等学校。略称は「北高」(きたこう)、「盛北」(もりきた)。
概要
[編集]設立の経緯
[編集]盛岡北高校の設立まで、盛岡地域には普通科高校が少なかった。高校入学難を緩和するものとして1973年12月設立が決まり、わずか4ヵ月でスピード開校した。開校がいかに急であったかを示す逸話として、開校当時の盛岡北高校で使われた公文書等には、まだ同校のロゴ入りの書類用紙等が印刷できていなかったため、他校のロゴが入った公文書が使われていたエピソードが残っている[要出典]。
校名の由来
[編集]盛岡広域5校目の全日制普通科高校のため、当初は盛岡第五高校となる予定だったところ、校名に数字を冠すると、暗黙に学力レベルが決まる懸念があったため、「北高」とされたといわれる。略称は北高きたこう(盛岡広域)、盛北もりきた(全県域)。呼び名の違いは、花巻北高、黒沢尻北高など、県内に複数存在する北高との区別のため[要出典]。
校訓
[編集]「師弟和熟」(していわじゅく)- 其れ教育は建国の基礎にして、師弟の和熟は育英の大本なり」なる夏目漱石言の引用である。
教育目標
[編集]- 学力向上と進路目標の達成
- 豊かな人間性と自律心の育成
- 試練にうち克つ強靭な心と身体の養成
進路
[編集]同校進路状況を参照[1]。
沿革
[編集]- 1973年(昭和48年)12月8日 - 岩手県議会において「岩手県立盛岡北高等学校」(全日制課程普通科)の設置が認可される。定員を810名とする。
- 1974年4月1日 - 開校。
- 1974年4月3日 - 校章を制定。
- 1974年4月10日 - 岩手県立杜陵高等学校において開校式と第1回入学式を挙行。男子175名、女子108名、計283名の入学を許可する。
- 1974年4月11日 - 岩手県立杜陵高等学校の校舎の一部を借用して授業を開始。
- 1975年3月8日 - 校旗を制定。
- 1975年3月25日 - 校舎が完成。
- 1975年4月3日 - 新校舎に移転。
- 1976年1月24日 - 第一体育館が完成。
- 1978年2月10日 - 校歌を制定。
- 1987年3月20日 - 校校舎が完成。
- 1995年(平成7年)12月22日 - 文化部の合同練習場が完成。
- 1998年3月20日 - セミナーハウスが完成。
- 2000年1月14日 - 校舎の大規模改造工事が完了。
- 2004年3月25日 - 夜間グラウンド照明を設置。
- 2010年11月10日 - 第1体育館耐震補強工事が完了。
- 2011年1月25日 - 野球場3塁側防球ネットを新設。
- 2014年10月25日 - 創立40周年記念式典を開催。
- 2019年度岩手県立高等学校入学者選抜試験より定員が200名となる。
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 岩手県滝沢市牧野林298-1
通学区域
[編集]- 岩手県滝沢市全域(盛岡学区・盛岡ブロック)[2]。
アクセス
[編集]- 鉄道
- IGRいわて銀河鉄道厨川駅からタクシーで約15分、または徒歩約40分。
- 路線バス
校章
[編集]福田隆によるデザインで、カシオペヤ座の形を図案化したもの。
校歌
[編集]作詞は谷川俊太郎(詩人)、作曲は湯浅譲二による。 なお、作詞者の谷川は、2004年の創立30周年記念式典に出席し、生徒との詩の交流を行った。
部活動
[編集]- 運動部
- 陸上部
- 体操部 - 体操競技(男女)、新体操競技(現在のところ女子のみ)を有する。
- 水泳部
- サッカー部
- 柔道部
- ソフトテニス部
- テニス部
- 剣道部
- 卓球部
- ラグビー部
- バドミントン部
- バスケットボール部
- バレーボール部
- ソフトボール部
- 野球部
- 文化部
- 吹奏楽部
- 音楽部
- 書道部
- 美術部
- 演劇部
- 写真部 (1998年・第5回優勝 - 金のモモンガ碑北海道知事賞受賞、2005年・第12回準優勝 - 銀のモモンガ碑北海道新聞社賞受賞)
- 化学部
- 生物部
- 地学部
- 物理部
- 家庭研究部
- 茶華道部
- 国際理解同好会
- 文芸同好会
高校関係者と組織
[編集]高校関係者一覧
[編集]- 瓜田華菜子(フリーアナウンサー)
- 高橋美佳(元テレビ岩手アナウンサー)
- 山谷紘大(サッカー選手、元フットサル選手)
- 照井七瀬(テレビ神奈川アナウンサー)
- 古澤洋将(技術者、実業家、炎重工代表取締役。無人水上艇(USV)、生体群制御などを開発。)
- 喜多直毅(ヴァイオリニスト、作曲家)
- 五十嵐律人(小説家、弁護士)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “進路状況”. 盛岡北高校HP. 2019年11月13日閲覧。
- ^ “県立高等学校における生徒の多様な受け入れのあり方について” (PDF). 岩手県教育委員会 (2018年7月). 2019年11月13日閲覧。