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目白バ・ロック音楽祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

目白バ・ロック音楽祭(Mejiro Ba-Rock)(めじろバ・ロックおんがくさい)は、2005年から2008年にわたり、毎年6月に開催した音楽祭

『バ・ロック』[1]という活動理念のもと、出演者・地元商店・関係者の発案による多彩な挑戦が行われた。

目白地域の教会や歴史的建築物、巨匠による名建築など12会場を中心に計93回にわたる「演奏会」をはじめ、「シンポジウム」「展示会」「講座」「まち歩き」などを開催。会期日数は計80日、有料公演数は計72回。出演した日本人アーティストは延べ189名。海外からの招聘アーティストは13名。有料公演への来場者は1.2万人、入場率は83%。2008年には地元目白界隈からの参加者が50%を越え「新たな目白ブランド」に成長。さらに後援三区のひとつ豊島区は文化芸術創造都市として平成20年度文化庁長官表彰を受賞した。価値創造として目白ブランディング効果 4.6億円、音楽祭事業総経費 1.1億円。2009年3月、4年間の開催「第一幕」が終了したと報告されている。[2]


基本理念『バ・ロック』

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『バ・ロック』とは、「バロック」にちなむ造語。目白という「バ=場」に「ロック=尖端的な活動をしている人」が集まるという、この音楽祭のイメージを表現している。[1]

『バ・ロック』の「バ=場」の定義

  • 1:すでにある「歴史的な資産」を活かすこと
  • 2:「新しい才能」を発掘し応援すること
  • 3:「魅力的な商品」を提供し地元も進化しつづけること

『バ・ロック』の「ロック=人」の定義

  • 1:こだわりをもって「挑戦」していること
  • 2:そしてそれが「ハイクオリティ」であること
  • 3:人と人との交流を促す、「ハート=LOVE」があること

バ・ロックな場づくり

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  • アートディレクター:イアン筒井
  • 音楽監督:武田浩之
  • プロデューサー:筒井一郎、武田浩之、斉藤基史
  • 目白地域ブランディング・スーパーバイザー:高野之夫(豊島区長)、中山弘子(新宿区長)、成沢広修(文京区長)
  • 地域ブランディング・スーパーバイザー:河野裕道、安藤三春、青木幸弘

魅力的な「バ」

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「ロック」な音楽仲間たち

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  • 招聘アーティスト

グナール・レツボール(Gunar Letzbor)、ニコラウ・デ・フィゲイレド(Nicolau de FIGUEIREDO)、エンリコ・ガッティ(Enrico Gatti)、アドリアン・ロドリゲス・ファン・デル・スプール(Adrian Rodriguez van der SPOEL)、ラ・ヴェネクシアーナ(La Venexiana)、ラファエル・ボナヴィータ(Rafael BONAVITA)、ペーター・ダイクストラ(PeterDijkstra)、ダン・ラウリン(Dan Laurin)

  • 日本人アーティスト

花井哲郎ヴォーカル・アンサンブル カペラ音楽監督)、濱田芳通アントネッロ音楽監督)

花井尚美/鈴木美登里/本保尚子/青木洋也/及川 豊/望月寛之/根岸一郎/小酒井貴朗/稲田知子/今江奈緒子/金子千晶/小野萬里/上田美佐子/西山まりえ/石川かおり/伊左治道生/平井み帆/平尾雅子/堀澤麻衣子/安斉孝秋/衣川恵章/川本悠自/新藤清子/矢野 薫/七条信明/中川洋子/船方公子/藤澤絵里香/和田充弘/小澤高志/春日保人/中村孝志/松永綾子/山口幸恵/懸田貴嗣/渡邊 孝/谷口洋介/野村和貴/丹沢広樹/上田美佐子/西澤央子/細川大介/飯塚睦彦/竹宮千恵/古橋潤一/金子 浩/つのだたかし寺神戸亮/針ケ谷伸子/古川知子/田中理恵子/一ノ瀬トニカ/懸田奈緒子/三宮正満/尾崎温子/パク・スン・ヒ/ジ・ヨング・キム/岡田龍之介/櫻井 茂/藤本暁子/近藤辰俊/畠山真央/原嶋絵美/佐藤悦子/菊池薫音/星野典子/今井和雄/小笠原美敬/横町あゆみ/武澤秀平/能登伊津子/大井浩明/高橋未希/脇田英里子/功刀貴子/荒木優子/西澤誠治/鈴木優人/米良美一/ディミトリー・バディアロフ/常味裕司/平松加奈/喜多直毅/吉野弘志/海沼正利/和田 啓/五十嵐柾美/辻 康介/名倉亜矢子/上田美佐子/海沼正利/深沢美奈/近藤治夫 他

リクレアツィオン・ダルカディア/カペラッテ/コントラポント/ジョングルール・ボン・ミュジシャン/日本フィルハーモニー交響楽団/ファルハ

脚注

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出典

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関連項目

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外部リンク

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