相模大橋
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相模大橋(さがみおおはし)は、神奈川県海老名市と厚木市の間の相模川に架かる橋梁。旧国道246号の経路であり、現在は神奈川県道40号横浜厚木線(重複43号、51号)の橋梁となっている。かながわの橋100選、土木学会選奨土木遺産に選ばれている。
概要
[編集]形式はゲルバー桁橋である。日本で初めて、活荷重が20 tで設計され、主桁の大半に高張力鋼を採用した[1]。
夜間は欄干に青色の照明が点灯する。
諸元
[編集]- 種別 - 道路橋
- 形式 - ゲルバー桁橋(カンチレバープレートガーダー)
- 橋長 - 381 m
- 支間 - 57.8 m×5・両端部は45.6 m
- 活荷重 - TL-20
- 施主 - 神奈川県
- 橋梁設計 - 笹戸松二
- 橋桁製作 - 日本鋼管
歴史
[編集]- 1908年(明治41年)10月26日 - 「相模橋」として開通。
- この時の橋の位置は、現在よりやや上流側で、現在あゆみ橋が架けられている付近である。
- 1910年(明治43年) - 秋の豪雨によって流失。
- 1912年(明治45年・大正元年) - 中央部を鋼橋として復旧。
- 1923年(大正12年) - 関東大震災により落橋。
- 1953年(昭和28年) - 現在の場所にて、架け替えに着工。
- 1955年(昭和30年)6月13日 - 開通。「相模大橋」と命名された。
- 2024年(令和6年)9月 - 土木学会選奨土木遺産に認定された[1]。
ギャラリー
[編集]-
相模橋。大正11年頃撮影。
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相模大橋。厚木市側上流より撮影。
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橋上。厚木市側より海老名市側を望む。
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相模大橋。海老名市側下流より撮影。奥にあゆみ橋が見える。
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相模大橋の夜景。海老名市側上流より撮影。
近隣の橋
[編集](上流)- 上郷水管橋 - 圏央相模川橋 - あゆみ橋 - 相模大橋
相模大橋 - 相模川橋梁 - 相模川橋 - 相模大堰 -(下流)
脚注
[編集]出典
[編集]参考文献・外部リンク
[編集]関連項目
[編集]- あゆみ橋 (相模川)
- いきものがかり - 海老名市・厚木市出身の音楽グループ。楽曲「SAKURA」や「ちこくしちゃうよ」の歌詞中に登場する「大橋」は相模大橋を指す。
座標: 北緯35度26分38.3秒 東経139度22分20秒 / 北緯35.443972度 東経139.37222度