相頓寺 (上尾市)
表示
相頓寺 | |
---|---|
所在地 | 埼玉県上尾市五番町14-2 |
位置 | 北緯35度58分01.2秒 東経139度37分15.1秒 / 北緯35.967000度 東経139.620861度座標: 北緯35度58分01.2秒 東経139度37分15.1秒 / 北緯35.967000度 東経139.620861度 |
山号 | 快楽山[1] |
院号 | 安養院[1] |
宗派 | 浄土宗[1] |
本尊 | 阿弥陀如来[1] |
創建年 | 永徳2年(1382年)[1] |
開山 | 円蓮社聖満良順[1] |
中興年 | 天正年間(1573年 - 1592年) |
中興 | 円蓮社総誉上人 |
文化財 | 相頓寺三仏、木造阿弥陀如来立像、相頓寺六字名号板石塔婆、相頓寺絵馬群、相頓寺徳本行者六字名号供養塔(以上、上尾市指定文化財) |
公式サイト | 相頓寺 |
法人番号 | 5030005006398 |
歴史
[編集]1382年(永徳2年)、円蓮社聖満良順によって開山された。聖満良順は鎌倉光明寺第4世住職であり、退任後に当寺を創建した[2]。
その後天正年間(1573年 - 1592年)に円蓮社総誉が中興した。総誉は後北条氏の出身といわれており、勝願寺を中興したり、浄国寺を創建したりしている[2]。
当寺には「六字名号板石塔婆」と呼ばれる板碑がある。そこには「永徳二年」の銘が刻まれており、開山年と一致する珍しいものである[3]。
文化財
[編集]- 相頓寺三仏(上尾市指定文化財 昭和35年1月1日指定)[5]
- 木造阿弥陀如来立像(上尾市指定文化財 昭和41年3月31日指定)[5]
- 相頓寺六字名号板石塔婆(上尾市指定文化財 昭和55年3月31日指定)[5]
- 相頓寺絵馬群(上尾市指定文化財 昭和61年3月31日指定)[5]
- 相頓寺徳本行者六字名号供養塔(上尾市指定文化財 平成24年3月22日指定)[5]
交通アクセス
[編集]- 原市駅より徒歩5分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 埼玉県高等学校社会科教育研究会歴史部会 編『埼玉県の歴史散歩(歴史散歩11)』山川出版社、2005年
- 「原市村 相頓寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ153足立郡ノ19、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764000/44。