五番町 (上尾市)
五番町 | |
---|---|
北緯35度57分50.35秒 東経139度37分12.02秒 / 北緯35.9639861度 東経139.6200056度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | 上尾市 |
地区 | 原市地区 |
面積 | |
• 合計 | 0.1603[1] km2 |
人口 | |
• 合計 | 1,367人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
362-0024[3] |
市外局番 | 048(浦和MA)[4][5] |
ナンバープレート | 大宮 |
座標の場所は五番町第一公園を示す |
五番町(ごばんちょう)は、埼玉県上尾市の町名。現行行政地名は五番町のみ。丁番を持たない単独町名である。住居表示未実施地区[6]。市の統計などでは原市地区で分類されている。郵便番号は362-0024[3]。区画整理により成立した新しい地名である。
地理
[編集]埼玉県の中央地域(県央地域)で、上尾市の南東部に位置する。地区の東側は大宮台地上にあり、西側は芝川沿いの低地で、その間は緩やかに傾斜していてその境界は不明瞭である。東側・南側・西側の三方を大字原市と隣接し、北側は大字上尾下と隣接する。西側は芝川やその対岸のさいたま市北区吉野町と隣接しているように見えるが、吉野町との間に南から非常に細長く大字原市が突き出して上尾下と隣接しているためいるため、隣接していない。南側も原市中三丁目と隣接しているように見えるが、新幹線やその側道の用地で細く大字原市が割り込んでいるため、隣接していない。町域の東端をさいたま菖蒲線が通り、町域の南東端を東北・上越新幹線や埼玉新都市交通ニューシャトルが通る。全域が市街化区域[7](第二種中高層住居専用地域)に指定され、土地区画整理事業が実施されて[8]住宅地域となり、全体的には住宅が立ち並ぶ。以前は大半が耕作地であった[9][10]。地名は成立前の小字の名前による。
歴史
[編集]- 1976年(昭和51年)1月31日 - 原市五番土地区画整理事業の完了に伴う換地処分による地番変更を実施。大字原市の一部(字五番耕地の大半)より五番町が成立[9][8][11]。
- 1980年(昭和55年)3月31日 - 相頓寺にある「相頓寺六字名号板石塔婆」が上尾市指定文化財に指定される[12]。
- 1982年(昭和57年)6月23日 - 地内に国鉄東北新幹線が建設され、大宮駅 - 盛岡駅間が開業する。ただし地内に駅はなし。
- 1983年(昭和58年)12月22日 - 埼玉新都市交通ニューシャトルの大宮-羽貫駅間が暫定開業され、地区内に原市駅が開設される[13]。
- 1986年(昭和61年)3月31日 - 相頓寺にある「相頓寺絵馬群」が上尾市指定文化財に指定される[12]。
- 2007年(平成19年)3月28日 - 地内に埼玉県道5号さいたま菖蒲線のバイパスが建設され、開通する[14]。また、それに伴いぐるっとくんのバス停留所も移設された。
- 2012年(平成24年)3月22日 - 相頓寺にある「相頓寺徳本行者六字名号供養塔」が上尾市指定文化財に指定される[12]。
世帯数と人口
[編集]2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
五番町 | 617世帯 | 1,367人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[15]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
五番町 | 全域 | 上尾市立原市小学校 | 上尾市立原市中学校 |
交通
[編集]地区内に埼玉新都市交通ニューシャトルが通り、原市駅が設置されている。但し上り線ホームは五番町ではなく、大字原市に掛かっている。
道路
[編集]- 埼玉県道5号さいたま菖蒲線
- 上尾市道50802号(芝川の吉野橋が架かる通り)[16]
バス
[編集]地区内には路線バスが無く、コミュニティバスのみの運行となっている。
- 原市平塚循環
- 地区内には「五番町北」、「五番町中」、「五番町南」バス停留所が設置されている。
施設
[編集]- 相頓寺 - 市指定文化財の「木造阿弥陀如来立像」や「相頓寺三仏」[9]や「相頓寺六字名号板石塔婆」や「相頓寺絵馬群」や「相頓寺徳本行者六字名号供養塔」がある[18]。
- 五番町第一公園(街区公園) - 指定緊急避難場所(地震)に指定[19]。
- 五番町第二公園(街区公園) - 指定緊急避難場所(地震)に指定。
※ 公共下水道五番町ポンプ場は大字原市に所在する。
脚注
[編集]- ^ “統計あげお 平成30年版 第1章 土地・気象”. 上尾市役所. p. 2 (2019年5月30日). 2020年5月27日閲覧。
- ^ a b “町丁大字別人口表”. 上尾市役所 (2019年2月4日). 2019年3月14日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月14日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年3月14日閲覧。
- ^ “単位料金区域別市外局番等一覧表”. NTT東日本. 2020年5月26日閲覧。
- ^ “住居表示に関する届け出”. 上尾市役所 (2017年12月28日). 2019年3月14日閲覧。
- ^ 都市計画図がご覧になれます。 - 上尾市役所(2014年9月5日).2020年5月16日閲覧。
- ^ a b “上尾市の土地区画整理事業”. 上尾市役所 (2018年4月1日). 2019年3月14日閲覧。
- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』927頁。
- ^ 『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』396-399頁。
- ^ 『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』386-388頁。
- ^ a b c “上尾の指定・登録文化財一覧”. 上尾市教育委員会 (2021年3月12日). 2021年10月11日閲覧。
- ^ 『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』213-214頁。
- ^ 「第二産業道路の開通と〝ぐるっとくん〟バス停の変更」『「広報あげお」平成19年3月号』第876号、上尾市役所、2007年3月1日、4頁、2021年11月20日閲覧。
- ^ “市内小・中学校通学区一覧”. 上尾市役所 (2018年4月1日). 2019年3月14日閲覧。
- ^ “第5次上尾市総合計画 行財政3か年実施計画” (PDF). 上尾市役所. p. 63 (2016年2月). 2019年3月14日閲覧。
- ^ ぐるっとくん 上尾市内循環バスROAD案内マップ (PDF) - 上尾市役所.2019年3月14日閲覧。
- ^ “上尾の指定・登録文化財一覧”. 上尾市教育委員会 (2016年4月1日). 2020年6月22日閲覧。
- ^ “指定緊急避難場所・指定避難所・福祉避難所”. 上尾市役所 (2022年2月14日). 2022年5月19日閲覧。
参考文献
[編集]- 上尾市教育委員会・編『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』上尾市役所、1997年3月31日、383-399頁。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- あげおガイド アピマップ - 上尾市役所
- 上尾の地区計画区域 五番町地区の地区計画 (PDF) - 上尾市役所