泉台 (上尾市)
泉台 | |
---|---|
鴨川に架かるかぶと橋(右岸側が泉台) | |
北緯35度59分14.01秒 東経139度33分26.31秒 / 北緯35.9872250度 東経139.5573083度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | 上尾市 |
地区 | 大石地区 |
面積 | |
• 合計 | 0.3605[1] km2 |
人口 | |
• 合計 | 3,282人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
362-0062[3] |
市外局番 | 048(浦和MA)[4][5] |
ナンバープレート | 大宮 |
座標の場所は泉台記念会館を示す。 |
泉台(いずみだい)は、埼玉県上尾市の町名。現行行政地名は泉台一丁目〜三丁目。住居表示未実施地区[6]。郵便番号は362-0062[3]。
市の統計などでは大石地区で分類されている。区画整理により成立した新しい地名である。
地理
[編集]埼玉県の中央地域(県央地域)で、上尾市北西部の大宮台地上に位置し、南北に細長い形をしている地域で、南から一丁目となっている。 東側を井戸木や中妻と隣接し、南側から西側にかけて小泉、西側から北側にかけて中分、藤波および桶川市大字下日出谷と隣接する。北側は桶川市鴨川や同市下日出谷東とも僅かに隣接する。地区の北部をさいたま鴻巣線、南端を上尾環状線が通り、また、都市計画道路の上尾池袋線(泉が丘通り)が南北に縦断する。地区内の東端を鴨川(源流域)が流れ、上尾環状線の鴨川橋(一級河川起点)のほか、あすなろ橋、菜の花橋、ふれあい橋、かぶと橋が架かる。また、かぶと橋より上流側が暗渠となっている[7]。地区の西側は上尾市唯一の赤松林を擁する大宮ゴルフコースが広がる[8]。
全域が市街化区域(主に第一種低層住居専用地域、一部第一種中高層住居専用地域や第二種住居地域)に指定され[9]、全体的に住宅地が広がっているが、北部の一部では生産緑地地区として農地も見られる。
地価
[編集]住宅地の地価は、2018年(平成30年)の公示地価によれば、泉台三丁目17-6の地点で10万6000円/m2となっている[10]。
歴史
[編集]- 1972年(昭和47年)12月26日 - 鴨川土地区画整理事業の都市計画決定[11]。
- 1974年(昭和49年)5月 - 地内に当たる場所に市立「大石保育所」が開所する[12]。
- 1980年(昭和55年)4月 - 地内に当たる場所に水神公園が開設される[12]。
- 1985年(昭和60年)10月2日 - 鴨川土地区画整理事業の完成により地番変更を実施、大字小泉・井戸木・中妻・沖ノ上・藤波・中分の各一部より泉台一丁目〜三丁目が成立する[13][14][注釈 1]。
- 1986年(昭和61年) - 地域団体「泉台区会」が創立される[注釈 2]。
- 2018年(平成30年)2月4日 - 「泉台支え合いの会」が創立される[16]。
- 2020年(令和2年)3月29日 - 総会で、泉台区会から泉台自治会に改称[注釈 2]。ホームページのタイトルも「泉台区会」から変更される。
世帯数と人口
[編集]2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
泉台一丁目 | 391世帯 | 923人 |
泉台二丁目 | 420世帯 | 994人 |
泉台三丁目 | 566世帯 | 1,365人 |
計 | 1,377世帯 | 3,282人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[17]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
泉台一丁目 | 全域 | 上尾市立大石北小学校 | 上尾市大石中学校 |
泉台二丁目 | 全域 | ||
泉台三丁目 | 全域 |
交通
[編集]地区内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅はJR東日本高崎線桶川駅であるが、泉台三丁目の地点よりおよそ1.4 km[10]離れている。場所によっては北上尾駅の方が近い地区もある。
道路
[編集]- 埼玉県道57号さいたま鴻巣線 - 旧井戸木中野林浦和線
- 埼玉県道323号上尾環状線(BS通り)
- 上尾池袋線(泉が丘通り)[18]
- 井戸木町谷線[9]
- 小泉中妻線
バス
[編集]地区内には路線バスが無く、コミュニティバスのみの運行となっている。なお、過去に丸建自動車のけんちゃんバスが運行され、地内に「泉台3丁目」バス停留所が設置されている時期があった[19]。
- 大石桶川線
- 大石領家北上尾線
- 地区内は「大石中学校西」「泉台一丁目」「鴨川中央公園西」「大石北小学校西」「泉台二丁目」「大石保育所入口」「泉台三丁目東」「泉台三丁目中」「泉台三丁目西」バス停留所が設置されている。
- 西循環ルート
- 東西循環ルート
- 地区内は「下日出谷第二公園入口」バス停留所が設置されている。
地域
[編集]町内会
[編集]祭事
[編集]- 区民大運動会
- 子供みこし巡行
- 区民盆踊り大会
- 敬老祝賀会
- 区民文化祭
公園
[編集]- 水神公園(通称アスレチック公園[15]) - 指定緊急避難場所(地震・洪水)に指定[23]。「水神の池」や水神社が近くに存在していた。
- 梅田公園[注釈 3] - 指定緊急避難場所(地震・洪水)に指定。
- おさらぎ公園
- 藤見公園 - 指定緊急避難場所(地震・洪水)に指定。
施設
[編集]- 泉台記念会館
- 市立大石保育所
- 創価学会上尾文化会館
- 東京電力パワーグリッド大石変電所
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “統計あげお 平成30年版 第1章 土地・気象”. 上尾市役所. p. 2 (2019年5月30日). 2020年5月22日閲覧。
- ^ a b “町丁大字別人口表”. 上尾市役所 (2019年2月4日). 2019年3月3日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “単位料金区域別市外局番等一覧表”. NTT東日本. 2020年5月27日閲覧。
- ^ “住居表示に関する届け出”. 上尾市役所 (2017年12月28日). 2019年3月3日閲覧。
- ^ “(上尾歴史散歩)上尾サイクル紀行5 中分〜鴨川沿いを下る”. 上尾市役所 (2013年7月29日). 2019年3月3日閲覧。
- ^ 上尾市教育委員会・編『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』上尾市役所、1997年3月31日、483頁。
- ^ a b 都市計画図がご覧になれます。 - 上尾市(2014年9月5日).2019年6月10日閲覧。
- ^ a b 国土交通省地価公示・都道府県地価調査.2019年3月3日閲覧。
- ^ “上尾市の土地区画整理事業”. 上尾市役所 (2018年4月1日). 2019年3月1日閲覧。
- ^ a b “上尾市のあゆみ - 統計あげお平成23年版” (PDF). 上尾市役所. pp. 135-144 (2012年3月). 2014年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月11日閲覧。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 増補5頁。
- ^ 『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』 433-441頁。
- ^ a b c 上尾市泉台区広報部会 (2019年4月25日). “上尾市泉台区会広報紙 いずみだい 第60号” (PDF). 泉台区会. 2019年7月6日閲覧。
- ^ “泉台支えあいの会”. 泉台区会. 2019年7月6日閲覧。
- ^ “市内小・中学校通学区一覧”. 上尾市役所 (2018年4月1日). 2019年3月3日閲覧。
- ^ “上尾市緊急輸送道路閉塞建築物耐震診断補助制度”. 上尾市役所 (2014年8月25日). 2019年3月3日閲覧。
- ^ 「新路線開設【上尾⇔桶川】」『上尾商工会議所情報誌 あぴお』第2号、上尾商工会議所、2003年5月1日、3頁、2020年5月16日閲覧。
- ^ ぐるっとくん 上尾市内循環バスROAD案内マップ (PDF) - 上尾市役所.2019年3月3日閲覧。
- ^ 桶川市内循環バスルート図 (PDF) - 桶川市役所.2019年3月3日閲覧。
- ^ “自治会・町内会・区会に加入しましょう”. 上尾市役所 (2021年3月15日). 2022年5月15日閲覧。
- ^ “指定緊急避難場所・指定避難所・福祉避難所”. 上尾市役所 (2022年2月14日). 2022年5月15日閲覧。
参考文献
[編集]- 上尾市教育委員会・編『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』上尾市役所、1997年3月31日。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県 増補』角川書店、1991年6月30日。ISBN 4040011104。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- あげおガイド アピマップ - 上尾市役所
- 上尾市 泉台自治会
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