上町 (上尾市)
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上町 | |
---|---|
上尾市図書館 | |
北緯35度58分37.55秒 東経139度35分19.5秒 / 北緯35.9770972度 東経139.588750度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | 上尾市 |
地区 | 上尾地区 |
面積 | |
• 合計 | 0.3258[1] km2 |
人口 | |
• 合計 | 3,125人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
362-0037[3] |
市外局番 | 048(浦和MA)[4][5] |
ナンバープレート | 大宮 |
座標の場所は上尾市図書館を示す |
上町(かみちょう)は、埼玉県上尾市の町名。現行行政地名は上町一丁目及び上町二丁目。住居表示実施済み[6]。郵便番号は362-0037[3]。
市の統計などでは上尾地区で分類されている。
地理
[編集]埼玉県の中央地域(県央地域)で、上尾市中部の大宮台地上に位置する。地区の東側を本町、南側を宮本町、西側を柏座、北側を緑丘と隣接する。全域が市街化区域[7]で、主に第二種住居地域(主要な通り沿いは商業地域、および準住居地域)に指定され、上尾駅東口からも近く、住宅地となっている。マンションの建設も相次ぐ。河川などの水域は地内に存在しない。地名の由来は上尾宿内の呼称のひとつであった上宿に由来する上町に因む[8]。
地価
[編集]住宅地の地価は、2019年(平成31年)1月1日の公示地価によれば、上町一丁目10-13の地点で15万9000円/m2となっている[9]。上尾市内で最も地価が高い。
歴史
[編集]- 1965年(昭和40年)
- 1970年10月1日 - 地内に上尾警察署が大宮警察署より分離して発足。庁舎は幹部派出所(1965年3月警部派出所より改称)の建物を使用[14][15]。
- 1972年(昭和47年)4月 - 地内の上尾警察署が現在地の本町五丁目に移転する[15]。
- 1981年(昭和56年)6月2日 - 地内の上尾警察署の跡地に上尾市図書館の本館が市役所隣(旧青年研修所)より移転開館する[16][15]。
- 1983年(昭和58年)11月1日 - 地内の上尾市消防本部が現在地の大字上尾村に移転する[13]。なお、跡地に上尾市青少年センターが建設された。
- 1987年(昭和62年)11月22日 - 小敷谷吉田通線が高崎線と交差するアンダーパスが完工する[17][18](供用開始は同年12月1日[19])。また、旧中山道から高崎線までの距離が短く、工事の際に仲町側取り付け道路に必要な長さが足りなかったため、旧中山道の盤下げ工事も合わせて行なわれ、高低差が若干緩和されたがそれでも勾配が急なものとなった。開通当時は丁字路でまだ国道17号には通じていなかった。
- 1997年(平成9年)4月 - 地内に「教育センター」が大谷本郷(現、シルバー人材センターの場所)より移転する[17]。
- 1998年(平成10年)
- 2001年(平成13年)5月1日 - さいたま市の発足および路線整理に伴ない、地内を通る県道の鴻巣桶川大宮線が鴻巣桶川さいたま線に改称される。
- 2008年(平成20年)11月5日 - 「上町の祭りばやし」が市の無形民俗文化財に指定される[21]。
世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
上町一丁目 | 726世帯 | 1,586人 |
上町二丁目 | 682世帯 | 1,539人 |
計 | 1,408世帯 | 3,125人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[22]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
上町一丁目 | 全域 | 上尾市立中央小学校 | 上尾市立上尾中学校 |
上町二丁目 | 全域 |
交通
[編集]道路
[編集]町内会
[編集]- 上町々会[24]
施設
[編集]国道17号および旧中山道沿線を中心に商業施設が多数立地する。地内に街区公園はない。
- 上尾市立中央小学校 - 指定緊急避難場所・指定一般避難所[25]
- 上尾市図書館
- 上尾市役所別館
- 上尾市青少年センター
- 上町公民館 - 上尾市図書館や遍照寺に隣接する
- 文楽 - 1894年創業の上尾市の蔵元[26]
- 真言宗智山派遍照院 - 1394年(応永元年)開山
- 最勝寺上尾分院
- 御嶽神社
脚注
[編集]- ^ “統計あげお 平成30年版 第1章 土地・気象”. 上尾市役所. p. 2 (2019年5月30日). 2020年5月27日閲覧。
- ^ a b “町丁大字別人口表”. 上尾市 (2017年10月6日). 2017年10月6日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月6日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ “単位料金区域別市外局番等一覧表”. NTT東日本. 2020年5月27日閲覧。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』263頁。
- ^ 都市計画図がご覧になれます。 - 上尾市(2014年9月5日).2020年5月13日閲覧。
- ^ 広報広聴課「上尾歴史散歩291 中山道と宿場 〜上尾宿〜」『広報あげお 平成27年6月号』第975号、上尾市、2015年5月、35頁、2020年8月12日閲覧。
- ^ a b 国土交通省地価公示・都道府県地価調査.2019年2月11日閲覧。
- ^ 『上尾百年史』 233-235頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』926頁。
- ^ 『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』261-271頁。
- ^ a b “消防年報あげお2017” (PDF). 上尾市消防本部. pp. 1-17 (2017年). 2020年5月20日閲覧。
- ^ 上尾市教育委員会・編『上尾市史 第五巻 資料編5、近代・現代2』上尾市、1998年3月31日、279-280頁。
- ^ a b c “あげお写真館”. 上尾市役所 (2011年5月19日). 2020年5月13日閲覧。
- ^ 『上尾市史 第五巻 資料編5、近代・現代2』 709-712頁。
- ^ a b c “上尾市のあゆみ - 統計あげお平成23年版” (PDF). 上尾市. pp. 135-144 (2012年3月). 2014年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月5日閲覧。
- ^ 『広報あげお』昭和62年11月15日号(493号) 2-5、13頁。
- ^ 『広報あげお』昭和62年12月15日号(495号) 2-5、8頁。
- ^ “漆刷毛製作”. 上尾市教育委員会 (2010年11月24日). 2020年8月3日閲覧。
- ^ “上町の祭りばやし” (2016年3月9日). 2021年11月24日閲覧。
- ^ “市内小・中学校通学区一覧”. 上尾市 (2017年6月1日). 2017年10月6日閲覧。
- ^ “上尾市緊急輸送道路閉塞建築物耐震診断補助制度”. 上尾市役所 (2014年8月25日). 2019年2月11日閲覧。
- ^ “自治会・町内会・区会に加入しましょう”. 上尾市役所 (2021年3月15日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ “指定緊急避難場所・指定避難所・福祉避難所”. 上尾市役所 (2022年2月14日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ “株式会社文楽”. 埼玉県庁 (2018年1月4日). 2019年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月11日閲覧。
参考文献
[編集]- 上尾市教育委員会・編『上尾市史 第五巻 資料編5、近代・現代2』上尾市、1998年3月31日。
- 上尾市教育委員会・編『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』上尾市、1997年3月31日。
- 上尾百年史編集委員会・編『上尾百年史』上尾市役所、1972年2月10日。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
- 『広報あげお 昭和62年11月15日号』第493号、上尾市役所、1987年11月15日。
- 『広報あげお 昭和62年12月15日号』第495号、上尾市役所、1987年12月15日。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- あげおガイド アピマップ - 上尾市役所
- 漆刷毛工房 ひろしげ 漆刷毛師 九世 泉清吉 江戸の伝統技法を守る泉清吉 - 国内唯一「漆刷毛製作」のホームページ