愛媛県立今治西高等学校伯方分校
愛媛県立今治西高等学校伯方分校 | |
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北緯34度12分6.78秒 東経133度6分5.75秒 / 北緯34.2018833度 東経133.1015972度 | |
過去の名称 |
愛媛県立伯方高等学校 (2019年3月まで同所に所在していた高等学校) |
国公私立の別 | 公立学校(県立学校) |
設置者 | 愛媛県 |
学区 | 愛媛県東予地方及び愛媛県松山市の一部(2004年12月31日時点における北条市の区域)(例外あり[注釈 1])[1] |
理念 |
にしきを体現する生徒の育成(重点努力目標)[2]
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校訓 | 蛍雪精神(モットー)[2] |
設立年月日 |
2018年10月19日 (愛媛県県立学校設置条例の一部改正条例公布)[3] |
開校年月日 | 2019年4月1日[4] |
共学・別学 | 男女共学 |
本校 | 愛媛県立今治西高等学校 |
課程 | 全日制課程[5] |
単位制・学年制 | 学年制と単位制を併用 |
設置学科 | 普通科[5] |
学科内専門コース | |
学校コード | D138220200027 |
所在地 | 〒794-2301 |
愛媛県今治市伯方町有津甲2358 | |
外部リンク | 愛媛県立高校・中等教育学校における魅力化の取組の紹介(愛媛県教育委員会高校教育課) |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
愛媛県立今治西高等学校伯方分校(えひめけんりついまばりにしこうとうがっこうはかたぶんこう)は、愛媛県立今治西高等学校の今治市伯方町に所在する分校。全日制普通科[5]。
概観
[編集]愛媛県立今治西高等学校伯方分校(以下、伯方分校と表記することがある)の校長は、愛媛県立今治西高等学校と共通の人物で、分校長(高等学校本校内における教頭に相当)のポストが伯方分校内の教員では最高である[6]。伯方分校は瀬戸内海の中央部に位置する愛媛県今治市伯方町(伯方島)に所在し、その海岸沿いに学校施設は設置されている[7]。伯方分校の西側は今治市が管理する地方港湾の有津港、北側は西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道/しまなみ海道)に接続する国道317号とそれぞれ隣接する[7]。さらに、伯方分校の周辺において岩礁ピットの分布が確認されており、村上水軍(三島村上氏)の海城であった梅ヶ鼻城及び松ヶ鼻城の跡とされている[8]。なお、同所は学校用地(2019年3月まで同所に所在した愛媛県立伯方高等学校)になる前はゴミ処理場として利用されていた[9]。また、入学生には入学支援金として同窓会から一律50,000円の支給が行われている[10]。
沿革
[編集]略歴
[編集]年表
[編集]- 2018年
- 10月19日 - 愛媛県県立学校設置条例(昭和39年3月19日条例第12号)の一部改正条例(平成30年10月19日条例第52号)公布[3]。
- 2019年
教育
[編集]教育理念・目標など
[編集]モットー
[編集]モットーは愛媛県立今治西高等学校本校と共通の「蛍雪精神」である[2]。
重点努力目標
[編集]重点努力目標は「にしきを体現する生徒の育成」で、これは愛媛県立伯方高等学校の校訓として2019年3月まで設定されていた「忍耐、真剣、希望」(に、し、き)を受け継いだものである[2]。(以下[2]参照)
忍耐(に): 風雪の道を歩み、自己をきたえる
真剣(し): 探求の道を歩み、英知を磨く
希望(き): 理想をかかげる
教育課程
[編集]1年次には、全員共通の教育課程を導入しており、基礎学力の定着を目標に掲げている[2]。特に国語、数学、外国語の授業では、習熟度別の講座編成を行っている[2]。2、3年次においては、生徒の進路によって5つのコース(総合文理コース、国際文化コース、グローバル経済コース、福祉社会基礎コース、情報ビジネスコース)を設定している[2]。また、選択授業などで少人数講座による授業も行っている[2]。
学科内各コースの特徴
[編集]組織
[編集]設置学科及び教育課程系統表(コース)
[編集]- 愛媛県立今治西高等学校
学校施設
[編集]愛媛県立今治西高等学校伯方分校における学校施設の構造は3階建て、コンクリート造(RC造またはSRC造)であり、給食設備と冷暖房設備、スロープを保有している[16]。
基礎データ
[編集]通学区域
[編集]愛媛県立今治西高等学校伯方分校の基本的な通学区域は、愛媛県東予地方(四国中央市、新居浜市、西条市、今治市、越智郡上島町)及び愛媛県松山市の一部(2004年12月31日時点における北条市の区域)である[注釈 2][1]。なお、定員の15%まで、県外からの志願を認めている [注釈 1][17]
象徴
[編集]- 校章
愛媛県立今治西高等学校伯方分校の校章は、ホタルと雪(蛍雪)を表現した愛媛県立今治西高等学校本校の校章と同じものである[18]。
避難所機能
[編集]指定緊急避難場所及び指定避難所としての機能
[編集]愛媛県立今治西高等学校伯方分校は、愛媛県今治市伯方地区における災害対策基本法上の指定緊急避難場所及び指定避難所(対応可能な災害は、津波及び土砂災害)に指定されており、その有効面積は11,723 m2 (指定緊急避難場所)、収容人数は817人(指定避難所)である[19][20]。
原子力災害時における広域避難計画
[編集]愛媛県立今治西高等学校伯方分校は愛媛県地域防災計画(原子力災害対策編)において、四国電力伊方発電所(伊方原子力発電所、伊方原発)で原子力災害(原子力災害対策特別措置法に定める原子力災害)が生じるまたは生じる恐れがある場合における愛媛県八幡浜市、伊予市、西宇和郡伊方町の広域避難・第2避難先候補施設(面積は全体で4,849 m2 、体育館の面積は1,020 m2 、有効面積は766 m2 、屋外部分の面積は11,723 m2 )になっている[注釈 3][16]。
部活動
[編集]愛媛県立今治西高等学校伯方分校における学校公式の部活動は14部体制であり、いずれも兼部可能である[2]。
運動部
[編集]運動部は以下の5部である[2]。
文化部
[編集]文化部は以下の1部である[2]。
- 商業部(男性)
愛媛県立今治西高等学校伯方分校に関連する人物
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ a b ただし、募集定員の 1⁄20 を超えない範囲内においては、通学区域によることはない。また、通学区域による志願者数が、通学区域によらないことが可能とされた定員数を引いた数に満たないときは、募集定員数からその志願者数を引いた数を限度に通学区域によらないことが可能である(定員の充足や高等学校の所在地の特性等の事情を考慮して特に必要があると愛媛県教育委員会教育長教育長が判断する場合については 3⁄10 )。愛媛県外からの入学志願者については、校長が愛媛県教育委員会教育長の承認を得ることで定員の5 % 以内で入学を許可することが可能となる。(2019年4月1日時点)
- ^ 愛媛県県立高等学校の通学区域に関する規則(昭和38年7月20日教育委員会規則第15号) による。
- ^ 2019年4月1日時点では、「愛媛県立伯方高等学校」の施設名で候補先になっている。
出典
[編集]- ^ a b “愛媛県法規集 ○愛媛県県立高等学校の通学区域に関する規則”. 愛媛県. 2019年3月31日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa “平成31年度 一般入学者選抜生徒募集要項” (PDF). 愛媛県立今治西高等学校伯方分校. 2019年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月29日閲覧。
- ^ a b c “愛媛県法規集 ○愛媛県県立学校設置条例 昭和39年3月19日条例第12号”. 愛媛県庁. 2019年3月31日閲覧。
- ^ a b “愛媛県立今治西高等学校伯方分校校舎警備委託業務の入札案内”. 愛媛県立伯方高等学校. 2019年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月30日閲覧。
- ^ a b c d e “平成31年度愛媛県県立高等学校入学者募集要項 (愛媛県県立高等学校を目指す皆さんへ) (PDFファイル 1,784KB)” (PDF). 愛媛県教育委員会事務局 指導部 高校教育課. 2019年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月29日閲覧。
- ^ “2019年3月29日(金曜日) 伯方高校の特別な1日”. 愛媛県立伯方高等学校. 2019年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月30日閲覧。
- ^ a b “地理院地図”. 国土地理院. 2019年3月29日閲覧。
- ^ “平成16年8月 湯築城だより5 特集!河野氏と海賊衆” (PDF). 公益財団法人愛媛県埋蔵文化財センター、湯築城資料館. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月31日閲覧。
- ^ “地図・空中写真閲覧サービス 1970(昭45) 国土基本図”. 国土地理院. 2019年3月31日閲覧。
- ^ “2018年12月7日(金曜日) 伯方高校ウォッチング8”. 愛媛県立伯方高等学校. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月31日閲覧。
- ^ “「校名変わってもかけがえない母校」「伯方高」で最後答辞に思い込め 4月から分校に”. 愛媛新聞ONLINE. 2019年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月29日閲覧。
- ^ “基準該当校一覧(PDF:111KB)” (PDF). 愛媛県教育委員会事務局高校教育課. 2019年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月29日閲覧。
- ^ “県立高校再編整備について(PDF:167KB)” (PDF). 愛媛県教育委員会事務局高校教育課. 2019年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月29日閲覧。
- ^ “小田・三崎・三瓶 分校化検討へ 19年度県立高最終志願者数 今治北大三島と松山北中島、当面の存続ほぼ確定”. 愛媛新聞ONLINE. 2019年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月29日閲覧。
- ^ “2018年10月17日(水曜日) 分校化について”. 愛媛県立伯方高等学校. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月31日閲覧。
- ^ a b “愛媛県広域避難計画 -原子力災害時における円滑な避難対応について- 愛媛県” (PDF). 愛媛県. 2019年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月1日閲覧。
- ^ 愛媛県立高等学校全国募集のお知らせ 2019年5月 2019年11月15日閲覧
- ^ “2019年3月26日(火曜日) 伯方高校ウォッチング12”. 愛媛県立伯方高等学校. 2019年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月31日閲覧。
- ^ “指定緊急避難場所一覧表”. 今治市. 2019年3月31日閲覧。
- ^ “指定避難所一覧表”. 今治市. 2019年3月31日閲覧。