伯方町
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はかたちょう 伯方町 | |||||
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廃止日 | 2005年1月16日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 今治市、伯方町、菊間町、大西町、波方町、玉川町、朝倉村、吉海町、宮窪町、上浦町、大三島町、関前村 → 今治市 | ||||
現在の自治体 | 今治市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 四国地方 | ||||
都道府県 | 愛媛県 | ||||
郡 | 越智郡 | ||||
市町村コード | 38348-1 | ||||
面積 | 20.85 km2 | ||||
総人口 |
7,937人 (2004年7月) | ||||
隣接自治体 |
越智郡上浦町・宮窪町・上島町 広島県豊田郡瀬戸田町(全て海上により隣接) | ||||
町の木 | クスノキ | ||||
町の花 | サツキ | ||||
伯方町役場 | |||||
所在地 |
〒794-2392 愛媛県越智郡伯方町大字木浦甲1235番地 | ||||
座標 | 北緯34度12分18秒 東経133度06分49秒 / 北緯34.20494度 東経133.11369度座標: 北緯34度12分18秒 東経133度06分49秒 / 北緯34.20494度 東経133.11369度 | ||||
ウィキプロジェクト |
伯方町(はかたちょう)は、愛媛県にあった町。越智郡に属した。瀬戸内海に浮かぶ伯方島(はかたじま)1島で1町を成した。2005年(平成17年)1月16日、今治市、越智郡11町村で合併し、新しい今治市の一部となる。しまなみ海道(西瀬戸自動車道:尾道 - 今治)の愛媛県側から2番目の島で、伯方島ICがある。
歴史
[編集]下記以外に伯方島の記事も参照のこと。
明治以降
- 1889年(明治22年)12月15日 - 町村制の実施にともない、有津と木浦とが合併して東伯方村となる。
- 叶浦村, 伊方村, 北浦村が合併して西伯方村となる。
伯方町の成立
- 1940年(昭和15年)11月3日 - 東伯方村が町制を実施、伯方町となる。
- 1945年(昭和20年)11月6日 - 木浦沖で第十東予丸沈没事故
- 1948年10月 - 愛媛県立伯方高等学校が開校[1]。
一島一町時代
- 1955年1月1日 - 伯方町と西伯方村が合併、1島1町の伯方町となる。
- 1956年5月 - 鶏小島・船折瀬戸などが瀬戸内海国立公園に指定される。
- 1960年
- 1961年1月 - 伯方町商工会が発足。
- 1962年3月 - 中央公民館が完成。
- 1963年5月 - 瀬戸内海栽培漁業センター(現:瀬戸内海区水産研究所伯方島庁舎)が開設される。
- 1964年
- 7月 - 離島振興対策実施地域に指定。
- 8月 - 有線放送電話が開通。
- 1966年3月 - 児童館・学校給食センターが完成。
- 1970年11月 - 伯方電報電話局が開局。
- 1971年12月 - 「塩業近代化臨時措置法」成立により、伯方島の塩田全廃[3]。
- 1972年1月 - ごみ焼却場が竣工。
- 1973年9月 - 農業振興地域に指定。
- 1974年11月 - 役場庁舎が落成。
- 1975年5月 - 社会福祉センターが完成。
- 1976年4月 - 越智郡島部消防事務組合が発足。
- 1979年 - 大三島橋開通。
- 1981年
- 2月 - 海水淡水化施設が竣工。
- 11月 - ごみ焼却施設が竣工。
- 1982年1月 - 社会福祉法人伯方町社会福祉協議会が設置される。
- 1984年 - 越智諸島上水道企業団が発足。
- 1986年
- 3月 - 国際観光モデル地域に指定。
- 9月 - 町民会館が完成。
- 1988年1月 - 伯方・大島大橋開通。
- 1990年3月 - 農村環境改善センターが完成。
- 1992年7月 - 台ダムより生活用水の給水開始。
- 1994年4月 - ふるさと歴史公園がオープン。
- 1996年9月 - 健康福祉センターが完成。
- 1999年5月 - 新尾道大橋・来島海峡大橋が開通。
- 2002年9月 - エコクリーンセンターはかたが完成。
- 2005年1月16日 - 今治市、菊間町、大西町、波方町、玉川町、朝倉村、吉海町、宮窪町、大三島町、上浦町、関前村と合併し、新たに今治市となる。
伯方町の系譜 (町村制実施以前の村) (明治期) (昭和の合併) (平成の合併) 町村制施行時 叶浦 ━━━┓ 伊方 ━━━╋━━━西伯方村━━━━━━━━━━━━┓昭和30年1月1日 北浦 ━━━┛ ┃ 合体 有津 ━━━┓ ┣━伯方町━━━━┓ ┣━━━東伯方村━━━伯方町━━━━━━┛ ┃ 木浦 ━━━┛ あ ┃ ┃平成17年1月16日 ┃新設合併、新・今治市発足 今治市━━━━╋━━今治市 朝倉村━━━━┫ 玉川町━━━━┫ 波方町━━━━┫ 大西町━━━━┫ 菊間町━━━━┫ 吉海村━━━━┫ 宮窪町━━━━┫ 上浦町━━━━┫ 大三島町━━━┫ 関前村━━━━┛ あ - 昭和15年11月3日 町制施行 (注記)今治市以下の市町村の合併以前の系譜はそれぞれの市・町・村の記事を参照のこと。
経済
[編集]産業
[編集]- 主な産業
- 造船業、海運業、製塩業、養殖業、農業(みかん)
主要企業
[編集]小売店
[編集]- Aコープはかた
- ザグザグ 伯方店
- 伯方ショッピングセンター
- ホームストック 伯方店
地域
[編集]東伯方村発足時、旧2か村が大字となり、町制施行してもそのまま大字として継承した。西伯方村との合併後、5大字となった。
- 有津(あろうづ)、木浦(きのうら)
- 西伯方村との合併により追加された3大字 叶浦(かのうら)、伊方(いかた)、北浦(きたうら)
なお、現在、今治市になってからの地名表記は「伯方町」に旧の大字を続ける。大字は省く。
- 例 今治市伯方町有津
島は中央に山地があり、周囲に浦々がある形をしており、東から時計回りに、木浦、有津、叶浦、伊方、北浦と並んでいる。
教育
[編集]高等学校
中学校
- 伯方中学校
- 西伯方中学校(閉校)
小学校
- 伯方小学校
- 有津小学校(閉校)
- 伊方小学校(閉校)
- 北浦小学校(閉校)
有津小学校、伊方小学校、北浦小学校が2007年3月31日で閉校となり、2007年4月1日より、伯方小学校に統合された。
行政
[編集]首長
[編集]- 歴代町長(町村合併後)
- 初代 田窪宇一(昭和30年1月 - 昭和34年1月)
- 2代 村上勅夫(昭和34年1月 - 昭和38年1月)
- 3代 白石八郎(昭和38年1月 - 昭和42年1月)
- 4代 村上勅夫(昭和42年1月 - 昭和52年3月)
- 5代 渡辺誠司(昭和52年3月 - 平成5年3月)
- 6代 中野敏光(平成5年3月 - 平成13年3月)
- 7代 岡田哲也(平成13年3月 - 平成17年1月)
交通
[編集]道路
[編集]高速道路
[編集]一般国道
[編集]県道
[編集]道の駅
[編集]路線バス・急行バス
[編集]船舶
[編集]- 伯方(木浦)港(今治 - 伯方 - 土生(因島))フェリー・快速船
- 尾浦港(尾浦 - 宮窪)フェリー
- 熊口港(今治 - 熊口 - 三原)高速船(平成19年1月20日(土)休止)
- 北浦港(しまなみ海道開通により定期航路は廃止)
※近年の状況については、「伯方島」のページを参照のこと。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]- ふるさと歴史公園
- 開山フラワーパーク
- 伯方ビーチ
- 沖浦ビーチ
- 宝股山
- 船折瀬戸
- 鶏小島
- 喜多浦八幡神社
- 禅興寺
- 見近島(旧:宮窪町)
出身有名人
[編集]脚注
[編集]- ^ 沿革-愛媛県立伯方高等学校 - 愛媛県立伯方高等学校、2018年6月17日閲覧。
- ^ BJエディターズ(1996年)『バスジャパンハンドブック10 瀬戸内運輸』、29ページ
- ^ 「伯方の塩」あゆみ - 伯方塩業株式会社、2018年6月17日閲覧。
参考文献
[編集]- 伯方町誌編纂会(2004年)『伯方町誌 続編』
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 愛媛県越智郡伯方町 (38348A1968) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ
- 愛媛県越智郡東伯方村 (38B0040027) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ