真屋尚生
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真屋 尚生(まや よしお、1945年5月1日 - )は、日本の商学者。専門は、保険論・社会保障論。学位は、博士(商学)(慶應義塾大学・論文博士・1992年)。日本大学名誉教授。
岡山県出身。日本大学商学部教授、同大学院商学研究科教授、同大学本部学務部長を歴任。学部では保険論、社会保障論、大学院では保険論特殊講義、社会保障論特殊研究を担当。
略歴
[編集]- 1945年5月1日 - 岡山県で誕生。
- 1968年 - 慶應義塾大学商学部を卒業[1]。
- 1970年 - 慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程を修了(商学修士)。
- 1973年 - 慶應義塾大学大学大学院商学研究科博士課程を修了[1]。
- 1974年4月 - 日本大学商学部非常勤講師(〜1975年)。
- 1975年 - 日本大学商学部専任講師、その後同大学同学部助教授となる。
- 1977年4月 - 横浜市立大学商学部非常勤講師を兼任(〜1981年)[2]。
- 1983年
- 日本大学商学部教授となる[3]。
- オックスフォード大学客員研究員となり留学(〜1985年)[1]。
- 1986年10月 - 専修大学経済学部非常勤講師を兼任(〜1987年)[2]。
- 1989年4月 - 慶應義塾大学商学部非常勤講師を兼任(〜1993年)[2]。
- 1991年 - 『保険理論と自由平等』を出版し、吉村賞を受賞[1]。
- 1992年 - 慶應義塾大学より商学博士の学位を取得[1]。
- 1993年6月 - 慶應義塾大学経済学部非常勤講師を兼任(〜1993年)[2]。
- 1998年 - オックスフォード大学公衆衛生学部名誉客員研究員(〜2001年)[1]。
- 2001年 - 慶應義塾大学大学院商学研究科非常勤講師を兼任(〜2004年)[2]。
- 2004年 - オックスフォード大学グリーン・カレッジ客員フェロー(〜2005年)[1]。
- 2005年 - 慶應義塾大学大学院商学研究科非常勤講師を兼任(〜2010年)[2]。
- 2006年4月 - 日本大学本部学務部長に就任(〜2008年12月)
- 2009年 - 公益財団法人年金融資福祉サービス協会理事長に就任[3]。
- 2015年
専門
[編集]- 保険論
- 社会保障論
研究テーマ
[編集]- グローバルな視点からみた暮らしと福祉
- ジェンダー・ギャップ
- 社会保護
所属学会
[編集]- 日本保険学会
- 慶応義塾保険学会
- 日本経済学会連合
- 生活経済学会
- 金融学会
- 産業学会
- 日本協同組合学会
- 日本年金学会
- 社会政策学会
- Asian Studies Association of Australia
著書
[編集]単著
[編集]- 『保険理論と自由平等』(東洋経済新報社、1991年7月1日) - 吉村賞受賞
- 『保険の知識』(日本経済新聞出版社、1997年8月11日)
- 『学び心 遊び心-古典/名著/傑作/快作と人生/教育/社会/経済』(慶應義塾大学出版会、2008年12月)
編著
[編集]- 『健康と福祉-21世紀の地球と人間の安全保障』(日本大学総合科学研究所、2004年3月)
- 『地球規模の少子高齢化と社会保護政策への提言』(日本大学「少子高齢化と社会保護政策」研究会、2009年11月30日)
- 『社会保護政策論-グローバル健康福祉社会への政策提言』(慶應義塾大学出版会、2014年5月30日)