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眞庭城聖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
真庭城聖から転送)
眞庭 城聖
Josei Maniwa
滋賀レイクスターズ GM
ポジション フォワード
役職 ゼネラルマネージャー
基本情報
愛称 MONEY
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1986-05-27) 1986年5月27日(38歳)
出身地 福岡県
身長(現役時) 193cm (6 ft 4 in)
体重(現役時) 88kg (194 lb)
キャリア情報
高校 福岡市立福翔高等学校
大学 日本体育大学
経歴
選手時代:
2013-2015熊本ヴォルターズ
2015-2016ライジング福岡
2016-2021茨城ロボッツ
2021-2023パスラボ山形ワイヴァンズ
2023-2024滋賀レイクス
エグゼクティブ時代:
2024-滋賀レイクス(GM)
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

眞庭 城聖まにわ じょうせい1986年5月27日 - )は、福岡県出身の元プロバスケットボール選手である。現役時代のポジションはフォワード。身長193cm、体重88kg。B.LEAGUE滋賀レイクスターズのGMを務めている。

ストリートボールチーム出身で[1]、ストリートボールではMONEYの名で知られる[2]

来歴

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プロ以前

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小学校5年生でミニバスケットボールを始める。福翔高校在学中はセンターとしてプレイし[3]国民体育大会における福岡県選抜メンバーに選ばれた[4]。 高校卒業後は日本体育大学に進学し、全日本大学バスケットボール選手権大会では2006年と2007年の2度スリーポイント王を受賞[5]、4年次にはキャプテンも務めた。また22歳以下のバスケットボール男子日本代表候補にも選出された[4]

大学卒業後は実業団に進まずモデルに転身する[4]。その一方でストリートボールチームのUNDERDOGに加わり、SOMECITYHOOPERSなどストリートボールリーグに参戦すると、2012年にゼビオアリーナ仙台で行われたNBA主催の大会NBA 3Xで優勝しMVPに選出されるなどの実績を挙げた[2][5]

プロ入り後

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2013年、NBLの開始に向け新たに結成された熊本ヴォルターズに入団し、5人制競技に復帰。2季在籍したのち、2015-16シーズンはbjリーグに在籍していた、地元クラブのライジング福岡に入団するも、契約満了に伴い1年で退団。新リーグB.LEAGUEの自由交渉選手リストに公示されることとなった。

茨城時代

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2016年7月1日付でB2リーグ所属の茨城ロボッツへの入団が、前田陽介河野誠司と共に発表された[6]。また、この年から3人制バスケットボール・3x3での活動も本格化し、BREX.EXEへと加入。BREX.EXEでの活動は、チーム名が「UTSUNOMIYA BREX.EXE」に解消された後の2020-21シーズンの終了まで続けられ、自身も日本代表候補に度々選出されるようになった[7]

2016-17シーズンは、シーズン当初こそ前田と定位置を争ったものの、後半戦からスモールフォワードの定位置を獲得し、シーズン後半の1試合を欠場した以外、59試合に出場。シーズンの後半には常時スターター出場をするようになり、この後2020年1月に途切れるまで、181試合連続スターター出場を果たすことになる。このシーズンでは特に3月以降に行われた20試合中、17試合で2桁得点を記録するなど、飛躍の兆しを見せた。

在籍2季目の2017-18シーズンからは、キャプテンに就任。2019-20シーズンまで3季にわたって務めることとなる。このシーズンはさらに成績を伸ばし、B2の日本人選手最多となる1試合平均13.1得点を挙げるなど、スコアラーとしての活躍も目立つようになる。ローポストでの動きやシュート力を武器に、茨城でもここから3シーズンの間、日本人選手の最多得点を挙げ続けた。

2020-21シーズン、茨城は平尾充庸を新キャプテンに指名すると[8]、眞庭はシーズン序盤から低調なパフォーマンスに終始し、平均得点はBリーグ開幕以来最低の3.9に留まり、合計プレータイムも前のシーズンから半分以上減らすなど、立場の変化が見られた。シーズン中盤・1月の越谷アルファーズ戦では試合メンバーにエントリーしていたもののプレータイムは無く、自身4年ぶりの欠場となった。チームは念願だったB1昇格を果たしたものの、このシーズン限りで退団。5季在籍の実績を称えられ、退団時にはクラブ初となる壮行会が行われた[9]

山形時代

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2021-22シーズンは山形ワイヴァンズへと移籍[10]。奮起が期待されるシーズンとなったが、出場試合の中で2桁得点を記録した試合もあれば、20試合で無得点となるなど、パフォーマンスに波のある状態が続いてしまう。翌2022-23シーズンには茨城時代以来となるキャプテンに就任し[11]、プレータイム、平均得点などを再び向上させた。

滋賀時代

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2023-24シーズンは滋賀レイクスへと移籍[12]。昇格経験を買われての移籍となり、滋賀の社長を務める原毅人は、SOMECITY、HOOPERSを同時期に過ごした間柄でもある。滋賀では初年度から副キャプテン・オフコートキャプテンを務める[13]。2023-24シーズンをもって現役から引退した。

2024年5月25日に滋賀のGMに就任したことが発表された[14]

脚注

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  1. ^ “バスケ 輝け九州・沖縄勢”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2013年9月6日). http://www.asahi.com/area/fukuoka/articles/MTW20130919410930003.html 2013年12月12日閲覧。 
  2. ^ a b 宮川紀元 (2012年10月8日). “NBA 3X JAPANがゼビオアリーナ仙台で開催”. basketballnavi. 2013年12月12日閲覧。
  3. ^ BOJ SHOKING2006 vol.6 クールな表情に秘めた熱い闘志。今後を背負う若きエース 眞庭城聖(日本体育大学)”. BOJWEB. 2013年12月12日閲覧。
  4. ^ a b c Josei Maniwa”. 静岡ジムラッツ. 2013年12月12日閲覧。
  5. ^ a b 眞庭城聖”. 熊本ヴォルターズ. 2013年12月12日閲覧。
  6. ^ https://www.ibarakirobots.win/news/player-20160627-02.html サイバーダイン茨城ロボッツ-新規選手契約合意のご報告
  7. ^ 小林大祐選手・眞庭城聖選手 2020年度3x3男子日本代表候補選手 (第1次強化合宿参加選手) 選出のお知らせ”. 茨城ロボッツ (2020年11月16日). 2023年9月7日閲覧。
  8. ^ 2020-21シーズン キャプテン、バイスキャプテン、オフコートキャプテン決定のお知らせ”. 茨城ロボッツ (2020年8月13日). 2023年9月7日閲覧。
  9. ^ 6/18(金)20:00スタート「サンキューマニー 感謝のオンライン壮行会」開催のお知らせ”. 茨城ロボッツ (2021年6月16日). 2023年9月8日閲覧。
  10. ^ 2021-22シーズン 眞庭城聖選手 契約合意のお知らせ”. 山形ワイヴァンズ (2021年6月9日). 2023年9月8日閲覧。
  11. ^ 山形ワイヴァンズ 2022-23シーズン キャプテン・オフコートキャプテン就任のお知らせ”. 山形ワイヴァンズ (2022年8月10日). 2023年9月8日閲覧。
  12. ^ 選手契約合意(新規)眞庭城聖選手が新加入”. 滋賀レイクス (2023年6月5日). 2023年9月8日閲覧。
  13. ^ 2023-24シーズンキャプテン・オフコートキャプテン決定”. 滋賀レイクス (2023年7月19日). 2023年9月8日閲覧。
  14. ^ トップチームマネジメントの新体制について”. 滋賀レイクス (2024年5月25日). 2024年11月4日閲覧。

外部リンク

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