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真紹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

真紹(しんしょう / しんじょう[1]延暦16年(797年) - 貞観15年7月7日873年8月3日))は、平安時代前期の真言宗。俗姓は池上氏禅林寺僧都、石山僧都とも称される。

生涯

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弘法大師空海に師事して真言密教を学んだ。843年承和10年)東寺(教王護国寺)の実恵阿闍梨から灌頂を受け、日本真言宗の第3番目の阿闍梨となった。847年(承和14年)東寺二長者となり、その後853年仁寿3年)京都東山に(永観堂)禅林寺を建立し、863年(貞観5年)禅林寺は清和天皇によって定額寺となった。甥の宗叡に付法し、873年(貞観15年)、77歳で死去した。

脚注

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  1. ^ 『密教辞典』法藏館(1975年)では、「しんしょう」、洛東永観堂禅林寺、河内長野観心寺などのサイトでは「しんじょう」と記載される。