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真間の井(ままのい)は、手児奈(てこな)という伝説の美女が水汲みをしたとされている井戸である。千葉県市川市の寺院である亀井院に実在する。真間井(ままのい)とも。
千葉県市川市真間4丁目4番9号の亀井院境内にある。現在は井戸として機能されない。南側には手児奈霊神堂も作られている。
18世紀末から19世紀初頭にかけて出版された『江戸名所図会』には、井戸の木枠は後世に築かれたもので、もともとは崖下の湧水であったとの記述がある[1]。崖のことを古語・方言では「ママ」という[2]。