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矜羯羅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

矜羯羅(こんがら)は、仏教語の一つ。また、華厳経では数詞としても使われている。

概要

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「矜羯羅」は、サンスクリットでの疑問詞の「矜」と、「作為」の意味である「羯羅」を合わせたもので、「何をするべきかを問い、その命令の通りに動く」という意味になる。

数の名として

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華厳経(八十華厳)の巻第45、阿僧祇品第30に、「……倶胝倶胝。為一阿庾多。阿庾多阿庾多。為一那由他。那由他那由他。為一頻波羅。頻波羅頻波羅。為一矜羯羅。……」とある。倶胝(くてい)は107であり、その後の記述は「倶胝×倶胝を1阿庾多(あゆた)という」という意味であるので、一矜羯羅はすなわち10112のこととなる。四十華厳でも同じ大きさを表している。

クッキークリッカーの日本語バージョンにおける独自の方式の命数法にも採用されている。

囲碁の合法な局面の総数は「約1.53矜羯羅」程度。

関連項目

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外部リンク

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