矢作弘
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矢作 弘(やはぎ ひろし、1947年11月12日 - )は、日本のジャーナリスト、社会学者、元龍谷大学教授。
略歴
[編集]東京都生まれ。1971年横浜市立大学卒、日本経済新聞に入り、ロサンゼルス支局長、編集委員、オハイオ州立大学/ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス客員研究員、大阪市立大学創造都市研究科教授を経て、龍谷大学政策学部教授[1]。2004年「地方都市商業再生の条件: 都市計画行政の評価と循環型経済構築のために」で金沢大学博士(社会環境科学)。
著書
[編集]単著
[編集]- 『町並み保存運動in U.S.A.』(学芸出版社、1989年)
- 『ロサンゼルス:多民族社会の実験都市』(中公新書、1995年)
- 『都市はよみがえるか:地域商業とまちづくり』(岩波書店、1997年)
- 『地方都市再生への条件』(岩波ブックレット、1999年)
- 『地域おこしを考える視点』(公人の友社(地方自治土曜講座ブックレット)、2002年)
- 『産業遺産とまちづくり』(末松誠写真、学芸出版社、2004年)
- 『大型店とまちづくり:規制進むアメリカ、模索する日本』(岩波新書、2005年)
- 『「都市縮小」の時代』(角川oneテーマ21、2009年)
- 『縮小都市の挑戦』(岩波新書、2014年)
- 『都市危機のアメリカ:凋落と再生の現場を歩く』(岩波書店、2020年)
共著
[編集]- (大野輝之)『日本の都市は救えるか:アメリカの「成長管理」政策に学ぶ』(開文社出版、1990年)
- (福川裕一・岡部明子)『持続可能な都市:欧米の試みから何を学ぶか』(岩波書店、2005年)
- (脱工業化都市研究会編、大石尚子・岡部明子・尾野寛明・清水裕之・白石克孝・松永桂子・和田夏子・マグダ・ボルゾーニ)『トリノの奇跡:「縮小都市」の産業構造転換と再生』(藤原書店、2017年)
- (阿部大輔・服部圭郎・ジアンカルロ・コッテーラ・マグダ・ボルゾーニ)『コロナで都市は変わるか:欧米からの報告』(学芸出版社、2020年)
共編著
[編集]- (小泉秀樹)『成長主義を超えて:大都市はいま』(日本経済評論社(シリーズ都市再生)、2005年)
- (小泉秀樹)『持続可能性を求めて 海外都市に学ぶ』(日本経済評論社(シリーズ都市再生)、2005年)
- (小泉秀樹)『定常型都市への模索:地方都市の苦闘』(日本経済評論社(シリーズ都市再生)、2005年)
- (瀬田史彦)『中心市街地活性化三法改正とまちづくり』(学芸出版社、2006年)
- (明石芳彦)『アメリカのコミュニティ開発 都市再生ファイナンスの新局面』(ミネルヴァ書房、2012年)
- (阿部大輔)『持続可能な都市再生のかたち トリノ、バルセロナの事例から』(日本評論社(地域公共人材叢書)、2014年)
翻訳
[編集]- ニューヨークタイムズ編『ダウンサイジング・オブ・アメリカ 大量失業に引き裂かれる社会』(日本経済新聞社、1996年)
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『縮小都市の挑戦』著者紹介