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矢尾百貨店

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
矢尾商店から転送)

座標: 北緯35度59分33秒 東経139度04分47秒 / 北緯35.99259325433度 東経139.07961788449度 / 35.99259325433; 139.07961788449

株式会社矢尾百貨店
Yao departmentstore Co.,Ltd.
矢尾百貨店、2024年3月撮影。
地図
矢尾百貨店
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
368-0035
埼玉県秩父市上町1丁目5番9号
設立 1910年明治43年)(合名会社矢尾商店)
1950年昭和25年)(株式会社矢尾商店)
業種 小売業
法人番号 5030001090974
事業内容 百貨店
代表者 代表取締役社長:矢尾琢也
資本金 4950万円
関係する人物 矢尾喜兵衛(初代枡屋喜兵衛)(創業者)
外部リンク https://yao-dept.jp
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株式会社矢尾百貨店(やおひゃっかてん、英語:Yao departmentstore Co.,Ltd.)は、埼玉県秩父市に本社と店舗をもつ、日本の百貨店[1]

沿革

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1749年寛延2年)、近江商人の矢尾喜兵衛が秩父へ移り、地元の松本家から土地と酒蔵を借り受けて酒造業を創業[2]枡屋喜兵衛の商号で以降事業を拡張して呉服、食料品、雑貨類を販売するようになり、さらに、天保年間(1831年 - 1845年)には秩父絹(太織)の買継業を手がけるようになった[3]

1880年(明治13年)、皆野支店を開設[3]

1910年(明治43年)、合名会社矢尾商店として法人化[3]

1924年大正13年)、埼玉県最初の三階建て鉄筋コンクリート店舗が完成[3]

1950年昭和25年)、株式会社矢尾商店に改組[3]

1970年(昭和45年)、百貨店営業許可を受けて増床し、1975年(昭和50年)と1982年(昭和57年)にもさらに増床、また皆野店も1972年(昭和47年)と1979年(昭和54年)に増床をおこなった[3]

1982年(昭和57年)、酒部卸部門と商事部を秩父市日野田町へ移転[3]

1988年(昭和63年)、株式会社矢尾百貨店に商号変更[3]。酒造、卸部門を株式会社矢尾本店として分離[4]

2001年(平成13年)、ベスト電器ヤオ秩父店を中町に開店[3]

ベスト電器ヤオ秩父店、2024年3月撮影。

2004年(平成16年)、皆野店を改装し、みなの矢尾家具インテリア館を開店[3]

2017年(平成29年)8月、皆野店を閉店[5]

関連企業

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  • 株式会社矢尾本店
  • 株式会社矢尾友の会
  • 株式会社メモリアル秩父

脚注

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  1. ^ 日本百貨店協会には未加盟のため、全国百貨店共通商品券の使用はできない
  2. ^ “平成27年度 NPO三方よし研究所 連続講座「近江商人と地域共生」〜よそ者意識を持ちつづけ地元と共生〜” (PDF). 三方よし (三方よし研究所) (41): pp. 2-11. (2016年3月25日). https://www.sanpo-yoshi.net/pdf02/041.pdf 2024年3月29日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g h i j 矢尾百貨店の歴史”. 矢尾百貨店. 2024年3月29日閲覧。
  4. ^ 会社案内”. 矢尾本店. 2024年3月30日閲覧。
  5. ^ 新所沢パルコ閉店へ…そごう、丸広、矢尾に続き 宇都宮同様、跡地利用に時間かかるか…理由「パルコ仕様」”. 埼玉新聞社 (2021年2月25日). 2024年3月29日閲覧。

外部リンク

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