矢野きよ実
やの きよみ 矢野 きよ実 | |
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生年月日 | 1962年2月25日(62歳) |
出生地 | 日本・名古屋市中区 |
血液型 | A型 |
職業 | タレント、書家 |
活動期間 | 1977年 - |
公式サイト | https://yanokiyomi.jp |
矢野 きよ実(やの きよみ、1962年2月25日 - )は、日本のタレント・ラジオパーソナリティ・モデル・書家。名古屋市中区大須出身。本名同じ。血液型A型。名古屋市及び中京圏を中心に活動するローカルタレントであり、名古屋弁を多用する語り口が特徴である[1][2][3]。
来歴・人物
[編集]この節は大言壮語的な記述になっています。 |
市邨学園高蔵高校(現名古屋経済大学高蔵高校)卒業。1977年から地元中京圏を拠点に、雑誌や広告などでモデル活動を始める。
高校卒業後の1980年4月、名古屋テレビ『金曜奥様ワイド』でタレントデビュー。1982年には中京テレビ『5時SATマガジン』でアシスタントに抜擢され、その頃より中京圏を中心とするタレント活動を本格化させた。1989年にはフジテレビの情報番組『と〜んでもない』に出演し東京進出を果たす。さらに1990年から在阪準キー局の番組[4] にも出演するようになったが、これらの番組終了後は再び中京圏中心の活動へと戻っている。1996年からはCBCラジオで冠番組『矢野印』シリーズがスタート。2009年9月まで同局の番組『ツー快!お昼ドキッ』で金曜のパーソナリティを担当していた。また、2002年4月から2011年3月までメ〜テレ『どですか!』で宮地佑紀生とともに週5日間のメイン司会を務めた。「名古屋の上沼恵美子」との異名も持つ。
書道家「霄花(しょうか)」としても活動しており、2000年にはCBCテレビが製作したドラマ30枠の作品『蔵の宿』の題字を担当。2006年には初の書籍『矢野きよ実の書』を発売。2007年には松坂屋本店に書のグッズショップ『書っぷ』(ショップ)がオープン。ANA・セントレア等によるプロジェクト『でら九州プロジェクト』では、題字及びプロジェクトリーダーを務めている。 2009年9月時点では、中京地区で活動しているタレントで唯一、地上波テレビ局・FMラジオ局・AMラジオ局・ケーブルテレビ局で各週1本以上のレギュラーを持っていたが、『ツー快!お昼ドキッ』の終了によりAMラジオ局での登場が一時途切れた。倉本美津留とは、番組の出演者・構成作家という関係で知り合って以来10年来の親交があり、2005年末には倉本とのデュエットソングを吹き込んでいる。また、燃えドラオールスターズの1人として『燃えよドラゴンズ! 2007』を歌唱。中日が日本シリーズを制した記念に『燃えよドラゴンズ! 2007 日本一記念盤』が発売されたが、こちらはソロである。
愛知県警、KIRINビールやANA、ドキュメンタリー番組タイトル「つちおと」、イベントタイトル「愛について歌おう」「希望と太陽のロックフェス2013」など数多くの題字を担当。2016年にはクロレッツのWEB限定CMに出演。構成作家の倉本美津留とAIが、どちらがより優れたCMを作成できるかをWeb上で競い合い、矢野を演出した倉本美津留の勝利が発表される。小林幸子「蛍前線」、嘉門達夫「希望のマーチ」、さくら学院「顔笑れ!!」、三宅伸治「夢の歌」、石田長生「Ishiyan」など、アーティストのCD題字にも多数の書を提供している。
2005年 愛・地球博のメインステージ総合司会を務める。
2010年 COP10広報アドバイザー、開府400年記念事業「夢なごや400」実行委員を務め題字を担当。
私生活ではプロ野球選手の前原博之と結婚。一児がいた[5]。前原が中日ドラゴンズから西武ライオンズに移籍した後に離婚。結婚していた頃は『小堺一機の恋愛専科 色恋ざうるす』(中京テレビ)に夫婦揃ってゲスト出演したことがあった。
2010年3月9日、ロックバンド『JAYWALK』のメンバー(当時)中村耕一が覚醒剤取締法違反(所持)で逮捕。その事件報道の中で、10年以上続く中村との内縁関係が明らかとなる[6]。中村の逮捕翌日の3月10日から『どですか!』の出演を見合わせ[7]、同月13・20日の『矢野雑貨店』は別番組に差し替えられ、28日を最後に打ち切りとなった[8][9]。報道以降の活動自粛を経て、同年4月15日から『矢野きよ実 音楽無礼講』(FM愛知)を機に活動を再開。同年5月19日より『どですか』へ復帰することが18日の同番組内で発表された。
2011年3月の『どですか!』リニューアルに伴い、番組を降板した後はFMラジオの音楽番組以外はレギュラーを持たず、執行猶予中の中村を支えるとともに書家としての経験を生かして、全国各地の講演会や学校現場でのワークショップ活動にシフトする。24年度 冬季国体PRサポーターと題字を担当。「ピンクリボン名古屋」応援アドバイザー。2013年、早期の肺腺がんが見つかり、休養も経験[10] したが、2013年10月に2年振りのラジオ番組『矢野きよ実・山浦ひさし 太陽とバナナ』(東海ラジオ)にレギュラー出演。同番組終了後は『矢野きよ実の朝は矢野流』のパーソナリティを務め、メディア出演の基軸を東海ラジオに移していた。
ニュースの職人と呼ばれる鳥越俊太郎、忌野清志郎、ハリウッド俳優であるクリント・イーストウッドを始め、アーティスト達の間で「無敵バッジ」が本人も驚くほどの広がりを見せている。
AED普及に広く貢献して、特定非営利活動法人 愛知万博記念災害・救急医療研究会理事を現在も務める(2006年〜)。
幼児虐待のためのシェルター「パオ」を積極的に応援。地元では協議委員を務め、防犯活動に貢献。(2006年〜)
2017年~ 名古屋 観光文化交流特命大使に任命
2017年〜 横山美術館 広報大使
2017年からラグビーワールドカップ2019開催都市特別サポーターを2年間 務め、10月10日の日本対サモア戦(豊田スタジアム)前に日本選手に捧ぐ4m×6mの巨大な書を豊田東高校・豊田北高校8名の生徒たちと書きあげる。
2018年〜 名古屋小児がん基金 特別顧問
第20回アジア競技大会2026 愛知・名古屋スローガン・エンブレム選定委員会選定委員
現在のレギュラー出演番組
[編集]なし
過去の出演
[編集]テレビ番組
[編集]- 金曜奥様ワイド(名古屋テレビ)
- 5時SATマガジン(中京テレビ、1982年4月 - 1988年3月)
- セフィ倶楽部(中京テレビ)
- ラジオDEごめん(中京テレビ)
- 100%女性倶楽部(CBCテレビ)
- と〜んでもない(フジテレビ)
- 旅物語(毎日放送) - リポーターを担当。
- すとらびん式(関西テレビ)
- ライブキング → オンガ・ダンガ(朝日放送) - 音楽バラエティ番組。原田伸郎とともに司会を担当。
- スタジオAmie(三重テレビ)
- 夜もARI〜ARI → 出撃ARIARI軒(テレビ愛知)
- カモン・マイ・ハウス(テレビ愛知)
- ぴーかんテレビ 元気がいいね!(東海テレビ)
- 特選朝いち どですか! → どですか!(メ〜テレ、2002年4月 - 2011年3月25日) - 月曜から金曜の週5日担当。
- 板東英二のここに住マッシュ! → 板東英二の虹スタ!(テレビ愛知)
- Ding Dong Dang(スターキャット・ケーブルネットワーク) - 月曜担当。
- 3時のつボッ!(テレビ愛知) - コメンテーター
- 名古屋行き最終列車 4番ホーム「〜23時34分 東岡崎発〜」(名古屋テレビ)
- 爆報! THE フライデー(TBSテレビ、2013年11月15日・2014年6月13日)
ラジオ番組
[編集]- ヒットウィークリーサンデーベストテン(FM AICHI、1991年6月スタート)
- 矢野きよ実のLove Radio(ラジオ大阪)
- 矢野印 → 真・矢野印 → 矢野きよ実 → 矢野きよ実のシャベリバショー(CBCラジオ)
- あさパレ(CBCラジオ)
- ツー快!お昼ドキッ(CBCラジオ) - 金曜担当。
- 大須三丁目矢野雑貨店(FM AICHI制作/radio CUBE FM三重・Radio80 FM岐阜へネット、2003年4月 - 2010年6月) - 土曜担当。
- 矢野きよ実の音楽無礼講(FM AICHI、2010年7月 - 2019年3月30日)
- 矢野きよ実・山浦ひさし 太陽とバナナ(東海ラジオ、2013年9月30日 - 2014年9月19日)
- 矢野きよ実の朝は矢野流(東海ラジオ、2014年9月29日 - 2017年9月29日)
- 矢野きよ実の上出来ラジオ(FM AICHI、2019年4月7日 - 2022年6月26日)
- 矢野きよ実の無敵な日曜日(FM AICHI、2022年7月3日 - 2022年9月25日)
CM
[編集]- キリンビール - 中京版のローカルCMに出演。
- キリンビバレッジ - 「名古屋ことば自動販売機」は、名古屋市が取り組んでいる「名古屋開府400年祭」のパートナーシップ事業として展開されるもので、飲料購入時に河村たかし市長と矢野との「名古屋弁」による音声メッセージが流れる仕組み。デザインは同祭のマスコットキャラクター「はち丸」ほか3種類を使用。
- ANA - ANA・セントレア・中部地区旅行会社9社による九州旅行共同プロジェクト『でら九州プロジェクト』では題字、プロジェクト リーダーを務めている。
- 衆議院選挙 - ラジオCM。愛知県選挙管理委員会。2009年度。全般的にはドアラが広報部長としてPRしていた。
- アパマンショップ - 東海3県(愛知・岐阜・三重)向けにCMに出演。
- マクドナルド -「さくらてりたま」のTVCM名古屋弁篇
執筆
[編集]- 朝日新聞 - 中京版のコラムを担当。
関連項目
[編集]在名タレント・アナウンサー
[編集]- 板東英二 - 野球解説者・タレント。『板東英二の虹スタ!』で、ともに司会を担当。
- つボイノリオ - ラジオ パーソナリティ、ミュージシャン。長年「憧れの人」と信奉する人物(『ツー快!』金曜のジングルである竹内まりやの『毎日がスペシャル』に倣って「スペシャルな人」と表現する場合もあり)の1人。10代の頃、つボイの番組に熱心に耳を傾けていたという。つボイのラジオ番組に顔を出すことがあった。
- 原光隆 - 東海ラジオ アナウンサー。『矢野きよ実の朝は矢野流』のアシスタントを務めた。突っ込みや冷やかしを入れられることも多い(詳細は番組記事を参照)。
- 中西直輝 - CBCアナウンサー。『あさパレ』で、共にパーソナリティを担当。『ツー快!』金曜にメイン パーソナリティとして番組復帰した時にも、ニュース担当の名目でほぼ実質的にアシスト役を務めた。
- 若狭敬一 - CBCアナウンサー。『ツー快!』金曜日の初代パートナー(事実上は中西の後継として参加)。両者による「罵倒合戦」は当番組の礎を築いた。後任のパートナー石井亮次(CBCアナウンサー)が番組を休んだ時には代役として参加することもあった。
- タクマ - ラジオ パーソナリティ。東海ラジオでは矢野の後続番組を担当しているほか、中村を通じて、家族ぐるみで交流がある。
その他
[編集]- 原田伸郎 - 朝日放送の音楽番組で初共演。『ツー快!』第1期(水曜担当時代)のメイン パーソナリティで、長年「憧れの人」として信奉する人物の1人である。
- 秋野暢子 - 姉と慕い、彼女も妹分と呼び、公式ブログには矢野が開催したイベントが度々 取り上げられている。
- 島田紳助 - 東京進出を仲介した人物の一人とされ、信奉するタレントの一人とされる。
- 中川勝彦、中川翔子 - 翔子の父の勝彦とはラジオなどの共演で親交があり、勝彦が亡くなった際に駆けつけた。『どですか!』で翔子のコンサート映像を見て、翔子が芸能界にデビューしたことを知った。後に、ラジオで翔子と共演する。
- 嘉門達夫 - 別々の曜日であったが、『ラジオDEごめん』のパーソナリティ時代から友人である。「矢野きよ実の朝は矢野流」にゲスト出演した。
- MAYAMAXX - 日本を代表する画家 MAYAMAXXと2000年頃から親交を深め、書と絵で共に作品を発表。
- 愛知県出身の人物一覧
脚注
[編集]- ^ 私のタクシー体験 名鉄交通
- ^ 矢野きよ実 PROFILE (パーソナリティ―・書道家)多治見市立多治見中学校ホームページ
- ^ ナゴヤフェア「名古屋弁トークバトル!」 矢野きよ実公式ページ 2009年8月12日
- ^ 「旅物語」毎日放送、「すとらびん式」関西テレビ、「ライブキング」→「オンガ・ダンガ」朝日放送、「矢野きよ実のLove Radio」ラジオ大阪
- ^ JAYWALK中村“妻”涙の激白 - 夕刊フジ 2010年3月19日閲覧 文中に前夫との長男に触れた箇所あり。
- ^ 中村容疑者“内縁”タレントは生放送欠席 - スポーツニッポン 2010年3月11日 閲覧
- ^ 矢野きよ実さん出演見合わせ、中村容疑者逮捕でコメント 朝日新聞2010年3月11日
- ^ “内縁”タレント 捜査終了まで活動自粛か - スポーツニッポン 2010年3月12日 閲覧
- ^ 2010年3月記事 矢野きよ実公式ページ
- ^ タレント・矢野きよ実が早期の肺腺がん「突然のことで驚いてます」 oricon 2013年7月3日