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石島房太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
いしじま ふさたろう
石島 房太郎
本名 同じ
生年月日 (1903-01-04) 1903年1月4日
没年月日 (1981-12-01) 1981年12月1日(78歳没)
出生地 日本の旗 日本山口県下関市
職業 俳優
ジャンル 映画テレビ
配偶者 原ひさ子
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石島 房太郎(いしじま ふさたろう、1903年1月4日 - 1981年12月1日[1][2])は、日本の俳優。本名は同じ。

経歴・人物

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山口県下関市出身。旧制豊浦中学校(現山口県立豊浦高等学校)を中退。

初めは工芸の仕事をしていたが、舞台俳優を目指して1924年松竹に入り、後に前進座に移る。1935年に『街の入墨者』で映画デビューする。

1937年、石島と同じく前進座に所属していた原ひさ子と結婚した。

1944年に夫婦揃って東宝の専属となり、後に東映などに所属、『ひめゆりの塔』(1953年)や『警視庁物語シリーズ』などの映画に出演した。またテレビドラマにも多く出演した。

出演作品

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映画

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  • 日本剣豪伝より 血闘柳生谷(1945年、東宝) - 吹川弦次郎
  • 或る夜の殿様(1946年、東宝) - 井上直人
  • 銀嶺の果て(1947年、東宝) - 鹿の湯の主人
  • 女優(1947年、東宝)
  • 第二の人生(1947年、東宝) - 社会実業家
  • 鶴と子供たち(1948年、東宝教育) - 役場の男
  • 青い山脈(1949年、東宝) - 六助の父
  • また逢う日まで(1950年、東宝)
  • 暴力の街(1950年) - 薬屋
  • 戦慄(1950年、東横) - 三輪警部補
  • わかれ雲(1951年、新東宝)
  • 山河を越えて(1952年、文芸プロ) - 金持ちの旦那
  • 早稲田大学(1953年、東映)
  • ひめゆりの塔(1953年、東映) - 南舎監長
  • 蟹工船(1953年、現代ぷろ) - 大船頭・和田
  • 雲ながるる果てに(1953年、重宗プロ)
  • ひろしま(1953年、日教組)
  • どぶ(1954年、近代映画協会)
  • 太陽のない街(1954年、新星映画)
  • 足摺岬(1954年、近代映画協会)
  • ともしび(1954年、キヌタプロ) - 教育員戸川
  • 若い人たち(1954年、全国銀行従業員組合) - 大島
  • (1955年、近代映画協会)
  • 愛すればこそ(1955年、独立映画) - 近所の人
  • 終電車の死美人(1955年、東映) - 田中部長刑事
  • 由起子(1955年、中央映画) - 玉木屋支配人
  • 真昼の暗黒(1956年、現代ぷろ) - 安原弁護士
  • 女優(1956年、近代映画協会) - 明治座頭取
  • 嫁ぐ日(1956年、近代映画協会)
  • 或る夜ふたたび(1956年、松竹)
  • 今どきの嫁(1956年、桜映画社)
  • 台風騒動記(1956年、山本プロ) - 坂下
  • 多羅尾伴内 戦慄の七仮面(1956年、東映) - 捜査主任戸田
  • にっぽんGメン 特別武装班出動(1956年、東映) - 西島捜査二課長
  • 銀座のしいのみ(1957年、東映教育)
  • 白鳥物語(1957年、東映教育)
  • 純愛物語(1957年、東映) - 自誠会指導員
  • 爆音と大地(1957年、東映) - 小森
  • うなぎとり(1957年、歌舞伎座)
  • 警視庁物語シリーズ(東映)
    • 夜の野獣(1957年) - 渡辺刑事
    • 七人の追跡者(1958年) - 渡辺刑事
    • 魔の伝言板(1958年) - 渡辺刑事
    • 一〇八号車(1959年) - 高山電気商会店主
    • 深夜便一三〇列車(1960年) - 干拓地の刑事
    • 血液型の秘密(1960年) - 古道具屋の主人
    • 不在証明(1961年) - 部長刑事
    • 十二人の刑事(1961年) - 宮城県警課長
    • ウラ付け捜査(1963年) - 赤城捜査係長
  • アルプス物語(1958年、東映教育)
  • 愛のジェット機(1958年、東映教育)
  • 空中サーカス 嵐を呼ぶ猛獣(1958年、東映) - 電飾係
  • 高度7000米 恐怖の四時間(1959年、東映) - 警備本部長
  • 消えた牛乳びん(1959年、東映教育)
  • 特ダネ三十時間シリーズ(東映)
    • 拾った牝豹(1959年) - 桜井
    • 東京租界の女(1961年) - 桑田部長刑事
  • 七つの弾丸(1959年、東映) - 松村巡査
  • リスとアメリカ人 廃墟の銃声(1959年、東映) - 東洋玩具KK工場主
  • からたち日記(1959年、歌舞伎座)
  • 二枚の絵(1959年、東映教育)
  • 鳩杖(1959年、東映教育)
  • 若い潮(1960年、東映教育)
  • 道(1960年、東映教育)
  • 大いなる旅路(1960年、東映) - 老機関士
  • 砂漠を渡る太陽(1960年、東映) - 承徳院医師
  • わが胸に鐘は鳴る(1960年、東映教育) - 坂田の親方
  • 私たちの結婚(1960年、東映教育)
  • 多羅尾伴内 七つの顔の男だぜ(1960年、東映) - 松川刑事
  • 第三の疑惑(1960年、東映) - 医療器具支配人
  • 決斗の谷(1960年、東映) - 大津主任
  • 不死身の男(1960年、東映) - 捜査課長
  • 男ならやってみろ(1960年、東映) - 警視庁捜査課長
  • はだかっ子(1961年、東映) - 歯医者
  • がめつい奴は損をする(1961年、ニュー東映) - 捜査主任
  • 荒原牧場の決闘(1961年、東映) - 消費組合理事
  • ひばりの母恋いギター(1962年、東映) - 岩吉
  • 恐怖の魔女(1962年、東映) - 川島部長刑事
  • 海軍(1963年、東映) - 谷真吉
  • わが恐喝の人生(1963年、東映) - 清水刑事
  • ギャング忠臣蔵(1963年、東映) - 部長刑事
  • 昭和残侠伝(1965年、東映) - 戸川
  • 証人の椅子(1965年、大映)
  • 男はつらいよ(1969年、松竹) - 道男の父
  • やさしいにっぽん人(1971年、東プロ)

テレビドラマ

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脚注

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  1. ^ 石島房太郎 SOCKETS人物データベース
  2. ^ 石島 房太郎』 - コトバンク