石川宿奈麻呂
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石川 宿奈麻呂(いしかわ の すくなまろ、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。姓は朝臣。官位は従五位下・周防守。
経歴
[編集]宝亀7年(776年)従五位下・越後守に叙任されると、宝亀10年(779年)摂津亮と光仁朝後期に地方官を務める。
桓武朝に入ると、延暦2年(783年)兵部少輔、延暦3年(784年)主税頭と京官に任ぜられるが、延暦4年(785年)周防守として再び地方官に転じた。
官歴
[編集]『続日本紀』による。
- 時期不詳:正六位上
- 宝亀7年(776年) 正月7日:従五位下。3月6日:越後守
- 宝亀10年(779年) 9月28日:摂津亮
- 延暦2年(783年) 7月25日:兵部少輔
- 延暦3年(784年) 7月13日:主税頭
- 延暦4年(785年) 8月14日:周防守